2011年11月期のメーカー別ソフト販売金額TOP10は、任天堂が3ヵ月ぶりに首位に返り咲いた。任天堂発売タイトルは、比較的低価格なソフトが多いのが特徴だが、今回は、ソフト販売本数で2位に約2倍という大差をつけて、金額ベースでもトップに立っている。11月期に発売されたタイトルとして、『スーパーマリオ 3Dランド』、『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』など、人気の高いシリーズが多く発売されたことがランクアップに貢献した。

 一方2位には、スクウェア・エニックスが10月期に続き2位をキープしている。11月期に発売されたタイトルは2タイトル(マルチプラットフォームは1タイトルとしてカウント)のみだったが、そのほかのハードに比べるとソフトの価格が比較的高いPS3とXbox 360向けの『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3(字幕版)』が合計で26.2万本を販売したことが、ソフト販売金額を底上げしたようだ。

 そのほかでは、PS3とXbox 360向けの『バトルフィールド 3』が計18.6万本を販売し、エレクトロニック・アーツが前回の11位から7位に浮上している。

(エンターブレイン マーケティング企画部)

2011年11月期メーカー別ソフト販売金額TOP10_01
2011年11月期メーカー別ソフト販売金額TOP10_02