Kinectもより使いやすくなった
Xbox LIVEが2011年12月6日夕方以降順次アップデート、それに先駆けて、マスコミを対象にしたプレビュー(事前体験)が行われた。定期的にアップデートを行い、機能追加を行なっているXbox LIVE。今回のアップデートにおける大きな特徴は、インターフェースの一新だ。先日お伝えした通り(⇒記事はこちら)、従来のインターフェースから、現在のWindows Phoneに採用されている“Metro UI”に変更された。Windows Phoneといえば、スマートフォンのタッチを前提にしたインターフェースになっているが、Kinectとの相性もよく、Kinectでの操作にもぴったりフィットしていた。“Metro UI”は、次世代Windowsなどにも採用される予定となっており、まさに今後のマイクロソフトの“顔”的な存在となるのかも。
“Metro UI”の採用に伴い、カテゴリ分けも変更。“ホーム”、“ソーシャル”、“ビデオ”、“ゲーム”、“アプリ”、“設定”に分類されることになった。“ソーシャル”は、ゲーマータグとフレンドの管理、“アプリ”は、FacebookやTwitterなどが楽しめる。注目は、“アプリ”内にHulu(フールー)が新設されていること。Huluといえば、テレビ番組や映画などの動画配信サービス。月額定額制が特徴で、本国アメリカでは好評を博している。今回のアップデートにより、Xbox LIVEでもHuluが視聴できるようで、ZuneビデオとともにXbox LIVEの動画配信はより充実しそうだ。
※アプリなどの使用には、ゴールドメンバーシップが必要となります。
ゲームファンにうれしいところでは、“ビーコン”という機能が追加された。こちらは、Xbox LIVEで友だちと遊びたいゲームを、Xbox LIVEとFacebookのフレンドに知らせることができるという機能。これにより、友だちとのマルチプレイの利便性がさらに高まりそうだ。
さらに、Kinect対応という点では、Kinectの音声認識により、Xbox 360の電源をオフにできる機能も実装された。こちらも、Kinectの操作性を高める追加機能と言えるだろう。