出演者もプレイヤー! ライブや生アフレコもアリのハートフルな4時間
ガンホー・オンライン・エンターテイメントは2011年12月3日、オンラインRPG『エミル・クロニクル・オンライン』(以下、ECO)のオフラインイベント"ECO祭2011 えこえこ・ぱーてぃtheしっくす"を東京都秋葉原のUDXギャラリーで開催した。
イベントは、ECO運営チームの寺田美絵氏と、マーケティング担当の榊田毅氏。進行役とゲストに声優の竹内幸輔、原田ひとみ、桜川めぐという、ECOの生放送番組“ハートフルTV えこなまっ!”のメンバーを迎え、終始ハートフルにまったりと行われた。
寺田氏とゲストの3人は、ECOでコラボレーションを実施中のファッションブランド“FRILL”の衣装を着て登場。会場ではFRILLの衣装が展示されていたほか、4コマ漫画やオリジナルタイニーコンテストのイラスト展示、タイニーの飴細工などがもらえる縁日コーナーなど、ECOだらけだった。
ステージイベントは、ECOの一年間を振り返る“ECO2011プレイバックコーナー”からスタート。2月に行われた原田ひとみとスクリーンショットを撮るというゲーム内イベント“原田ひとみ ハートフル撮影会”について振り返る段では、竹内がおもむろに立ち上がり、「俺、写ってるかも……これじゃないかな」と発言。「仕事がなかったので(ユーザーとして勝手に)参加していた」(竹内談)とのことで、さすが。
ECOについて今年印象に残ったことをフリップに描いて出すコーナーでは、桜川はCDを出したこと(えこなまテーマ曲『1・2・3でオンライン』)、竹内は、ノートPCを買ったことを挙げていた。それまではネットカフェでプレイしており、代金が150万円を超えたとかなんとか……。原田は「パイニーに始まりパンツニーに終わった」と豪語しておりましたが、あまり触れないでおきたいと思う次第です。
その後は、問題を読み終えた直後に全員「知るかー!」と叫んでいた○×クイズ(例:釣りシステムで、12月3日現在釣れる魚は144種類である。ちなみに正解は○らしい)と休憩を挟み、声優陣の生アフレコによるミニドラマ朗読会へ。
テーマは“聖夜の贈り物”で、クリスマスプレゼントとして、ドミニオン世界が平和になることをお願いしたカノン(CV:原田ひとみ)。そこにやってきたヨシュア(CV:竹内幸輔)は、クエストを受けて人を幸せにすることを提案する。気が乗らなそうに聞いていたレネット(CV:桜川めぐ)も、結局同行することに。しかしカノンがプレゼントを落としてしまい……というお話。
SAGA16、17の情報も公開
後半では、今後のアップデート情報について公開され、。SAGA16と17の情報も明かされた。
SAGA16“氷の地下都市(仮)”は、ヴェルデガルドが統治するノーザン王国を中心に展開。地下世界にはレベル90以上の高レベルダンジョンの実装を予定しているという。また、イリスカードに調整をくわえ“イリスカードNEO”に。初心者にもわかりやすいシステムとなるよう、セッティングをナビゲートする仕組みを導入したり、特定のカードの組み合わせで特殊効果を発動させるようにしたり、種族を対象とする効果の実装などを予定している。
だが、どのモンスターがどの種族に属しているかは中々覚えていないもの。そこでこれに合わせて、モンスターのデータベース“旅人のメモ”もSAGA16で実装される。まずは一般モンスターを全種類掲載し、今後の拡張要素としては、討伐数のカウントや、倒したモンスターのコレクション要素なども検討しているとか。
SAGA17“回路下層の迷宮(仮)”では、アクロニア大陸のとある場所に、3次職クロニクルジョブのみが入れる謎の迷宮が出現する。最下層にいるボスモンスターが倒されると、世界のどこかに特別なモンスターが登場するという。そのほかSAGA17では、既存コンテンツの調整も予定。3次職クロニクルジョブに到達するまでの各レベル帯での停滞を解消するとして、モンスターの調整や、スキルの見直し・調整などを予定しているとのこと。
これは寺田氏が2012年のECOのテーマとして挙げた“育む”という内容にも関わってくる。ECOも今年の12月9日で6周年。キャラクターの成長という意味だけでなく、コミュニティーやコンテンツの調整による成熟化も重要な課題なのだ。
というわけで、不要なアイテムを納品し、一定量溜まるとワールドごとに武具やイリスカードアセンブルなどの強化確率がアップするといった効果がある全ユーザー参加型コンテンツ“リサイクルシステム”や、クライアントで撮影したスクリーンショットをゲーム内からTwitterやFacebookへ直接投稿できる機能、いずれかの既存ワールドと接続された新規ユーザー用のワールド“ウェルカムワールド”、本編の一部操作が可能な連動機能を持つスマートフォンアプリの提供などが2012年内に予定されている。
2012年の通期イベントは“アルマたちと絆の樹”。人の姿になった“アルマ・モンスター”が、ネコマタと守護魔とともにストーリーをくり広げるという内容で、ネコマタと一緒に進めるか、守護魔と一緒に進めるかで、“絆の樹”の育ちかたが変わっていく。モンスターやネコマタが擬人化されて登場するというのにグッと来る人も多いかも。
豪華すぎるゲーム内アイテムなどが当たる恒例の“じゃんけんタイニー”を経て、最後は6周年をお祝いしつつ、来場者と一緒に「きみに憑依!」の掛け声でハートフルな4時間をしめくくった。