グループの開発・サービス力を活かし、国内No.1総合インターネット企業を目指す
NHN Japanは2011年11月7日、同社と、同社の子会社であるネイバージャパンとライブドアを2012年1月1日に経営統合すると発表した。
NHN Japanは、PC・スマートフォン向けのゲームポータル“ハンゲーム”で知られるメーカー。グループ全体でのPC市場におけるユニークユーザー数は2011年9月時点で月間4308万人(プレスリリースより/comScore調べ)で、近年はスマートフォン事業も強化しており、アプリの累計ダウンロード数は1700万ダウンロードを超えるという。
NHN Japanでは、今回の経営統合により、ゲームとウェブサービス(検索ポータル、メディア、SNSなど)、そのインフラであるデータセンター事業、そして収益手段である課金と広告などを一貫して手掛けられる国内唯一の企業となることをメリットと説明。今後は「まずはスマートフォン事業でNo.1、さらに国内No.1 総合インターネット企業となること」を目指すとしている。
経営統合後のNHN Japanは、オンラインゲーム事業を行うゲーム本部と、検索・ポータル・メディア事業を行うウェブサービス本部の2部門制とし、データセンター事業についてはライブドアを商号変更して株式会社データホテルとした上で事業を継続する。なお、ハンゲーム、NAVER、livedoorの各サービスとブランドは経営統合後も活用していく方針。ゲーム本部の代表はNHN Japan代表取締役社長との兼任で、引き続き森川亮氏が務める。