●今井麻美は新曲を披露
2011年9月23日〜2011年10月10日の期間、徳島県徳島市で行われるイベント“マチ★アソビ vol.7”。そのクライマックスランとして、2011年10月8日からは、眉山山頂やボードウォークなどでイベントが目白押し。そんなクライマックスランのトップバッターを務めるのは、つきねこのメンバーだ。つきねことは、劇団“月猫座”のメンバーとその周辺の人々の姿を描くプロジェクトで、出演声優陣によるライブやイベントなども数多く行われている。このつきねこのメンバーは、“マチ★アソビ Vol.1”から参加している、いわば“マチ★アソビ”には欠かせないメンバーと言える。そんなつきねこのメンバーが眉山の山頂ステージに集い、クライマックスランのトップを華麗に飾った。
まずは、阿久津加菜、五十嵐裕美、越田直樹、桑門そら、市来光弘、森谷里美、山本綾の7人が登場し、『Smile』を披露。「眉山ただいまー!」(阿久津)、「つきねこ、眉山に帰ってきましたー!」(山本)と会場に詰めかけた多くのファンに報告すると、ファンもアツい反応を返す。続いて、1年ぶりの参加となる今井麻美と喜多村英梨がステージに登場。“マチ★アソビ”では突発的なイベントが突然開催されたりするなど、過去にさまざまな経験をしている今井は、「“マチ★アソビ”すごいなと思ったのが、いま来た(笑)」とステージに上がる直前に山頂に到着したことを明かし、笑いを誘う。“マチ★アソビ”皆勤賞である阿久津も「ホームすぎてピリッとした緊張感が出ない(笑)」と、“マチ★アソビ”というイベントがつきねこにとって完全なホームになっていることを笑顔で語った。
また、この日は、つきねことライバル関係にあるという“うみぶた”から水野愛日も参加。ソロコーナーで「愛日、初眉山!」と喜びを噛み締めると、12年ぶりにリリースしたシングルから『花の欠片』と『M-エム-』を披露。会場を魅了した。
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続いて、今井麻美のソロコーナーへ。水野に紹介されて登場した今井は、PSP用ソフト『コープスパーティー ブックオブシャドウズ』のオープニング曲『花の咲く場所』を凛々しく歌い上げる。「こんな炎天下の中で聴いていただくのはマッチしないかと思いましたが(笑)、いつもとは違う花が見えたんではないかと思います」と語る今井。続いて、2011年11月30日に発売予定の2ndアルバム『Aroma of happiness』から、表題曲の『Aroma of happiness』を披露。笑顔いっぱいで同曲を歌い上げると、オレンジのサイリュームが会場をキラキラと照らす。チャリティーソングとして今井が作詞・作曲を行った『いっしょ。』では、2番まで歌い終えたあとの部分を、みんなで「ラララ」で歌おうと提案。会場のファンとともに、「ラララ♪」といっしょに歌うと、「みんなで歌えるようにと思って作った曲なので、いっしょに歌えてうれしかったです」と笑顔をほころばせた。
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そして、この日はさらにもう1曲、まだどこでも披露したことがないという新曲『サ・ヨ・ナ・ラ』を披露。2ndアルバムに収録される新曲となっており、「人生で5本の指に入るぐらい難しい曲です。声優・今井麻美として、歌い手・今井麻美として、いまできるすべてを込めた曲になっています」と、全身全霊をかけた曲であることを伝える。また、同曲の歌詞は「(『シュタインズ・ゲート』の)牧瀬紅莉栖を演じたことで生まれた曲です。とくに(テレビアニメの)22話あたりを思い浮かべていただければ(笑)」と、自身の作詞した歌詞についての秘話も語った。曲が始まると、スッと表情を変え、曲に入り込んだ今井は、情感を込めて丁寧に丁寧に同曲を歌い上げる。その歌声に会場のファンも聴き入り、曲の世界観をじっくりと味わった。
イベントの最後には、つきねこのメンバー+水野を加えて『Refrain -call your dream-』を披露。全員が楽しそうに笑顔で同曲を歌い上げた。