●Kinectのテクノロジーに驚嘆
2011年10月25日、日本マイクロソフトのXbox 360用ソフト『Kinect スポーツ:シーズン2』発売記念イベントが開催された。『Kinect スポーツ:シーズン2』は、身振り手振りだけで気軽にスポーツが楽しめるKinect専用タイトル。Kinectと同時に発売され好評を博した『Kinect スポーツ』の続編にあたり、本作では野球、ゴルフ、テニス、アメフト、スキー、ダーツの6種目を収録している。
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▲日本マイクロソフト 執行役 常務 コンシューマー&パートナーグループ担当 香山春明氏。 |
発売記念イベントには、まずは日本マイクロソフト 執行役 常務 コンシューマー&パートナーグループ担当 香山春明氏が登壇した。7月から現職に就任した香山氏がXbox 360関連のイベントに顔を見せるのは今回が初めて。香山氏は、年末に向けての豊富なKinectのタイトルラインアップを紹介したうえで、ファミリー向けのプロモーション展開をより強化して、テレビCMや体験イベントなどを積極的に実施していくことを説明した。体験イベントは、年内20ヵ所で展開していくとのことで、今後、身近な場所で体験イベントに接する機会も多そうだ。
発売記念イベントのメインとなったのは、ゴルフ好きゲストを招いての『Kinect スポーツ:シーズン2』のデモプレイ。次長課長の河本準一、藤本美貴、小倉優子がゴルフの腕前を披露した。デモプレイはパー3のショートコースに3人が挑戦するという形で進行したのだが、3人ともKinectのテクノロジーに驚いたよう。とくに、会場で初めてKinectを触った河本は、左手を目の上にあてて眺める動作をするとコースが一望の元にできるといった操作や、音声認識による操作を試し、「うわー」、「すごい!」と感嘆の声を挙げていた。肝心のデモプレイのほうはというと、小倉優子が池ポチャしてしまった第1打目のリカバリーを見事に決めるなど、見どころいっぱい。最後のパットで、藤本が間違えて小倉のボールを打ってしまう……というご愛嬌はあったものの、3人とも『Kinect スポーツ:シーズン2』を満喫したようだ。「これまで3人で遊んだことはなかったのですが、すぐに遊べてしまうのもKinectならでは。8歳の息子と遊んだら楽しそう」(河本)、「旦那といっしょに楽しみたいです。家族で子どもとも楽しめそう」(藤本)、「アメフトとか、やったことのないスポーツが楽しめるのが魅力的ですね」(小倉)とは、それぞれのご感想。
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▲見事なフォームを披露した河本(左)。ゲームの解説は、日本マイクロソフト プロタクトマネージャーの南雲聡氏が行った(右写真右端)。 |
藤本美貴が妊娠5ヵ月、小倉優子が結婚したばかりという話題性の高さもあり、一般マスコミも多く詰めかけた『Kinect スポーツ:シーズン2』。最後に行われた囲み取材では、石川遼選手の交際報道に対する意見を求められる……というワイドショー的お約束ネタがありつつも、皆さんしっかりと『Kinect スポーツ:シーズン2』の魅力をアピール。「パットのタッチの50センチ、1メートルといった繊細なところが読み取れるのがいいですね」(河本)、「自分の体を使うので、やっている感がでていいです」(藤本)、「誰とでも仲よくなれる不思議な魅力を持っていますね」(小倉)と、Kinectを大いに気に入った様子。最後に3人を代表する形で河本が「家族とコミュニケーションを取るのに最適。最近は会話も少なくなりがちですが、これで楽しみたいと思いました」と囲み取材を締めた。
最後に、発売記念イベントのあとに、ファミ通.comの読者に向けて、日本マイクロソフト香山春明氏にコメントをいただいたので、ご紹介しよう。
「Xbox 360やWindows Phoneとの連携など、まだまだ皆さんに知られていないところもございますので、日本マイクロソフト全社を挙げて、取り組んで参ります。今日ご覧いただいたように、ファミリー向けのラインアップも本当に充実していますので、さらにお客様の層を広げて、認知度を上げる努力をしていきますので、ぜひともKinectの世界を体験していただいて、楽しさを味わっていただきたいと思っています」