●徳島の地で「アイマスですよ! アイマス!」
2011年10月8日、徳島で開催されているイベント“マチ★アソビ”の眉山山頂林間ステージにて、現在絶賛放送中のテレビアニメ『アイドルマスター』のイベントが開催された。『アイドルマスター』のイベントが徳島で開催されることは、ゲーム版も含めて今回が初めて。多くのプロデューサー(※ファンのこと)がこの日のために徳島入りを果たし、また、初めて『アイドルマスター』というものに触れるという人も会場に足を運び、『アイドルマスター』という作品の熱気を、直に肌で感じた。
徳島では初となるイベント“THE IDOLM@STER Autmn Festiv@l in TOKUSHIMA”には、『アイドルマスター』から、今井麻美(如月千早役)、若林直美(秋月律子役)、仁後真耶子(高槻やよい役)、下田麻美(双海亜美・真美役)、原 由実(四条貴音役)が参加。マチ★アソビへの参加は3年目となる今井は「『アイドルマスター』がついにマチ★アソビに遊びにきました!」と喜びを声にする。また、「初めて四国に来たんですけれど、すごくラーメンが美味しかった(笑)」(仁後)、「徳島らぁめんは食べましたか? 私も昨日の夜ご飯と、今日の昼ご飯はらぁめんでした!」(原)と、ほかのメンバーも、まずは食で徳島を満喫した様子だった。
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▲左から今井麻美(如月千早役)、若林直美(秋月律子役)、仁後真耶子(高槻やよい役)。 |
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▲左から下田麻美(双海亜美真美役)、原 由実(四条貴音役)。 |
今回のイベントでは、“これまでのアイドルマスター”というテーマでトークを展開。今井は「みんなで視聴会をすることが楽しい」とアフレコ現場で、映像の視聴会をキャスト陣が行っていること明かす。出番の終わった人が順々に出てくる人といっしょに観ているため「今井は4回観てたよね?(笑)」と視聴会の様子を語った。
また、“いままでに印象に残っている回は?”という質問には、「7話のやよいと伊織と響。涙の出しかたがゲームだと観れないので、本当にアニメーションなんだなって感じました」とは仁後。「『アイマス』全体で、エンディングを毎回楽しみにしていますね。9話のときも“どの曲がくるんだろう”と思っていたら、まさかの『黎明スターライン』だったのでびっくりしました」と下田も語る。また、原は「13話ではいろいろな曲が聴けて、サイリュームとかライブで観ている光景がそのままアニメになっているのがすごいなーって。練習でうまくできてないけど、本番でちゃんとできているという姿も、自分と重なるところがありました」とアニメ制作スタッフがしっかりと取材をし、アニメに『アイドルマスター』の実情が反映されていることを伝えた。若林は「10話で、真がやよいに声をかけられてからの“うおおおおおおおおおおおおお!”が本番ではもっと長かったんですよー」とアフレコの裏話を、今井は「私も10話でやよいに「高槻さん、任せたわ!」と言わなきゃいけないことを、感情移入が過度になっちゃって完全に今井麻美になって「高槻さんがんばって!」と本番で言っちゃってNGになりました(笑)」という失敗談を語った。
“プロデューサー役の赤羽根健治の様子は?”という質問には「すごく小さくなってたよね」(若林)、「こういっちゃ何ですけど、いいヤツです。(劇中の)プロデューサーに似ていますね。人の良さそうなところとか。がんばりが空回っちゃったりするところとか」(今井)と、それぞれにアフレコ時の赤羽根の様子を伝えた。なお、現在(2011年10月8日時点)アフレコは20話まで進んでいるとのこと。“アイドルたちにはどんなことが起きる?”という質問に、「後半になるに従って、挿入歌やエンディングに、あまり聴いたことのない曲が増えている気がする……!」(今井)、「貴音はクールなキャラクターで口数が少ないけど、ふだんの何十倍しゃべっているんだろうという話もあったりします」(原)、「15話がすっごいお遊び回なんですけれど、今井さんがメインのあのパートがすごく好きで“くっ”がこんなにかっこいいと思ったことは初めてです」(下田)、「いつもはプロデューサーといっしょにいる律子が、単独で動いちゃったり、私も見たことがあるような景色が出たりもします」(若林)、「15話でアイドルたちがみんなでお仕事をしているんですけれど、前のときとちょっと雰囲気が違います」とそれぞれ気になる発言が目白押し。いったいどんな内容になっているのかは、ぜひアニメの放送を楽しみにしてほしい。
そしてここからは、お待ちかねのライブコーナー。眉山山頂林間ステージでお披露目されたのは、『THE IDOLM@STER』と『READY!!』の2曲。プロデューサーたちによる完璧なコールがライブをアツく盛り上げていく。ともに歩んできたからこそ、どこがホームということのないライブが披露できることが『アイドルマスター』というコンテンツの強みと言えるだろう。初めての徳島でもアツく激しいライブで、多くの人々を魅了した。3年前から“マチ★アソビ”に参加している今井は、その想いもひとしお。ライブが終わると「“マチ★アソビ”で『アイドルマスター』としてこのステージに立てたことがほんっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっとーにうれしいです! このうれしい気持ちが、お前たちにわかるかー! 4年目も5年目もまた『アイドルマスター』として凱旋できるように精進していきたいと思います! どうもありがとうございましたー!」と喜びを爆発させる。そして最後は、プロデューサーたちとともに「徳島でもアイマスですよ! アイマス!」というひと言で締めて、徳島初のイベントを大いに盛り上げた。