●ファンと一体となってライブを盛り上げた
2011年10月15日（土）、東京渋谷の渋谷0-EASTで、彩音のワンマンライブ東京公演が開催された。2011年10月20日でデビュー7周年を迎える彼女の、これまでの人気曲や新曲などが詰まったライブとなった。
イベントが始まると、彩音本人による前説映像が会場で流される。ライブでの注意事項を伝えたほか、ライブ終演後に彩音本人が募金活動を行うことも伝えられ、ライブがスタート！ まずは、フラッグを持ったダンサーとともに『Crest of Knights』を披露。会場のファンを歌で導いていくような迫力で同曲を歌い上げると、続いて『GRAVITY ERROR』へ。定番の楽曲の登場に、ファンも興奮。アツいコールを投げかける。
MCでは、Twitterを始めたことに触れる。彩音は、「みんなの元気が出る曲な何ですか？ とか、皆さんと会話ができて楽しい」と徐々にTwitterを使うことにもなれてきた様子で、これからもチェックしてほしいと、ファンに伝えた。また、今回のライブでは、グッズとして国旗をデザインしたオリジナルTシャツを販売。「皆さん、着てくださってありがとうございます！ 今日は、彩音国の住人です!!」と会場を煽ると、この言葉に呼応するように会場から大きな歓声が上がった。
『ribbon』を歌い上げた彩音が「つぎは『ORANGE』だ!!」と叫ぶと、会場がウルトラオレンジで染まる。華々しい光の渦の中で同曲を歌い上げた彩音は、一旦袖へ下がる。再びステージに登場した彩音。ピンクの衣装に着替え、ライブグッズのひとつであるマフラータオルを手にした彩音は、『Go→Love&Peace』を披露。ファンと一体となってマフラータオルを回しながら曲を楽しんだ。
続いて『その先にある、誰かの笑顔の為に』、『コンプレックス・イマージュ』と『ひぐらしのなく頃に』シリーズの楽曲で畳み掛ける。『コンプレックス・イマージュ』では、彩音のライブでは恒例となっている、サビの部分をファンとともに大合唱が行われ、さらに会場の一体感を増していった。
『Crest of Knights』の蒼い衣装で登場した彩音は『カカシ』を流麗に歌い上げる。会場のファンも彩音の歌声に呼応するかのように、青いサイリュームを振り、曲に身を委ねていく。さらに『静かなる瞬間の中で』、『Key of Dream』の2曲でしっとりと温かな世界を作り上げた彩音は、赤い衣装と眼鏡という出で立ちで、『ARCHIVE LOVERS』を披露。特徴的なダンスと秋葉原を舞台にしたコアな歌詞とが融合して、会場をトリップ状態に陥れる。そんな状態を作り上げてからの『Endless Tears...』という構成。今度は一気に会場の温度を上げていくと、ダンサーを引き連れ、力強い歌声でファンを煽る。
ライブ終盤となり、残り4曲となったところで、このあとに披露する曲がカヴァー曲であることを発表した彩音。「彩音はアニソンが大好きなので、セットリストも悩んだんですが、1曲は『ガンダム』シリーズの曲、もう1曲は星座とか、小宇宙（コスモ）みたいなものが出てくる曲を歌わせてもらおうかな、と思っています。星座とか小宇宙的な曲は、ぜひサビの部分をみんなで歌っていただければと思います（笑）」とやる気満々。『ペガサス幻想』、『INVOKE』という2曲を歌うと会場もヒートアップ。沸き立つ会場に向けて、続けて披露されたのは新曲『Fullmoon rhapsody』。彩音らしい力強くも、流れるような歌声が癖になる同曲。会場のファンも、さらに熱量を上げていく。そしてライブの最後に用意されたのは、『Lunatic Tears...』。会場中が赤に染まる中、疾走感溢れる楽曲を歌い上げると、会場のファンも脳に直接響くかのような大きな歓声でライブをアツく彩る。1時間半、一気に駆け抜けた彩音は、満面の笑みでステージを後にする。
鳴り止まないアンコールの中、再びステージに登場した彩音は、ライブTシャツを自己流にアレンジした衣装。「話下手なので、みんなをぐぐっとさせる言葉が浮かんでこないんですけれど、その分、歌で伝えることができればと思います」とアツい想いを語り、『真実への鎮魂歌』と『KIZUNA〜絆』を披露。そして最後の曲となったところで、「彩音のライブ恒例といえば、合唱のコーナーがあるじゃないですか」と切り出した彩音。「みんなともっともっとひとつになりたいという気持ちで、『ロマンシングストーリー』という曲をみんなで合唱したいです！ みんなといっしょにひとつになりたいです。彩音と、もっとひとつになってくれますか？」と問いかけると観客も大歓声で応える。『ロマンシングストーリー』では、これまでのアツく激しい時を心に刻み込むように、みんなで「ロマンシングストーリー！」と大合唱。彩音もファンも、会場にいるすべての人たちがあたたかな笑顔とともにライブを最後まで楽しんだ。「どうも皆さんありがとうございましたー。また会いましょうー！」と会場の隅々まで笑顔で手を振った彩音。名残惜しそうにステージを後にする。
ライブの終演後には、会場の外でみずから募金活動を実施。ファンから「楽しかったです！」という声をかけられると、彩音はライブ終了後にも関わらず、まったく疲れを見せず、ファンと固く握手を交わして笑顔で会話をしていた。
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▲ライブを観に来ていたいとうかなこさんを激写！ しっかりポーズまで取ってくれました（※許可を得て掲載しております）。 |
彩音ワンマンライブ@Shibuya O-EAST
セットリスト
01. Creast of Knights
02. GRAVITY ERROR
03. ribbon
04. ORANGE
05. Go→Love&Peace
06. その先にある、誰かの笑顔の為に
07. コンプレックス・イマージュ
08. カカシ
09. 静かなる瞬間の中で
10. Key of Dream
11. ARCHIVE LOVERS
12. Endless Tears...
13. ペガサス幻想
14. INVOKE
15. Fullmoon rhapsody
16. Lunatic Tears...
【アンコール】
En01. 真実への鎮魂歌
En02. KIZUNA〜絆
En03. ロマンシングストーリー
