●待望の続編、その仕上がりをチェック
![]() |
アニメ、マンガ、プラモデル等とのクロスメディア展開で話題となり、シンプルかつ爽快なアクションパートや奥深いカスタマイズ要素、アツいストーリーで人気を博したプラモクラフトRPG『ダンボール戦機』。その続編となるのが『ダンボール戦機 ブースト』だ。前作をベースにさまざまな新規要素を追加し、大幅にボリュームアップした本作。東京ビッグサイトで開催されたレベルファイブのプライベートショウ”LEVEL5 WORLD 2011”に出展されたプレイアブルバージョンで、その仕上がり具合をチェックしてきたぞ。
●さらに加速(ブースト)するLBXバトル!
プレイできたのは、3つのシチュエーションでのバトル。また、アキレス、オーディーンに続く第三の主人公機”イプシロン”や新アクションの”二刀流”、”二丁拳銃”などが惜しみなく収録された贅沢なプレイアブルバージョンとなっていた。操作方法は基本的に前作を踏襲、カスタマイズも画面を見る限りは前作と同じシステムの様子。ただしカスタマイズに関しては、総パーツ数が大幅に増えて3000種類以上になることがすでに公開されており、今回は体験できなかったものの、前作以上にLBXのパーツの組み合わせに考えを巡らせることになるのは間違いないだろう。加えて、追加要素で確認できたのがパーティーキャラの追加。プレイアブルバージョンに収録されていた追加キャラは、大口寺リュウ、三影ミカ、矢沢リコ、マスターキング、オタレッド、真野晶子、八神英二、北島沙希、神谷コウスケ、宇崎拓也の10名。英二のジェネラルとかコウスケのルシファーと共闘できちゃうのこれ!? ていうかどうやって仲間になるの? ヤバイ超楽しみ。と、バトル前にも関わらずひとり興奮。本作のとくにキャラクターが好きな人にはたまらない追加要素なんじゃないでしょうか。
そしていざバトルへ。バトルをしながら注目の追加要素、”イプシロン”、”二刀流”、”二丁拳銃”を体験することに。まずはイプシロンだが、外見的にはアキレス、オーディーンの後継機というより、一見ジ・エンペラー系。武骨なフォルムや目立つトサカは確かにアキレスっぽくもあるのだが……カラーリングの印象ですかね?まあ個人的な印象はともかくカッコイイ機体なのは間違いなし。細かい数値までは見られなかったが、動かした感触はやや重めのバランスタイプ。アキレス、オーディーンに近い操作感だった。二刀流と二丁拳銃は、これはもう想像通り。武器ふたつ持ったら2倍強い! というわけではもちろんないでしょうが、攻撃特化型のセッティング。今回用意されていたのは剣×剣、片手銃×片手銃だったが、剣×槍といった組み合わせができるのかは気になる所だ。基本のアクション部分に関しては、前作とほぼ変わらず。シンプルかつテンポのいいバトルは健在です。必殺ファンクションは大量に追加されるとのことなので、楽しみに待ちたい。
これ以外にも、”裏ランキングバトル”や”ボスバトル”の追加が公開されており、やり込み要素も大幅にパワーアップしている模様。また、前作のセーブデータは引き継ぎ可能、さらになんと前作『ダンボール戦機』と『ブースト』での通信対戦も可能といううれしい仕様も。前作を遊んだ人も、本作から始める人も、長く楽しめることは間違いなさそう。結論としては、気になる仕上がり具合は”順調”! ということで。
(C)LEVEL-5 Inc. ※画面は開発中のものです。