スクウェア・エニックスがプレイステーション3とXbox 360、PCで発売予定の『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3』のマルチプレイ対戦モードの概要をまとめてお届けする。

●キルストリークを進化させた“ストライクパッケージ”

MW3_MP_DualWielding

 今回特徴的なのは、プレイスタイルや熟練度に応じて選べる、3種類の“ストライクパッケージ”という新システム。これまでも連続でキル(相手プレイヤーを倒すこと)を重ねていくことで追加能力などを獲得できる“キルストリーク”というシステムがあったが、これを一歩進めたものになっている。

 キャプチャー・ザ・フラッグモードでフラッグを獲得するといった、ゲームモードごとの目標を達成することでも“ポイントストリーク”を得ることができ、キル以外の方法でもストリークを発動できるので、これまでよりも幅広いプレイスタイルのプレイヤーがその恩恵を受けられるようになったと言える。

Assault Strike Package(アサルトストライクパッケージ)
 アサルトストライクパッケージは、これまでのキルストリークのイメージに一番近いものと言えるかもしれない。プレデターミサイルやヘリコプターなど、さらなるキルを重ねられる攻撃を利用できるようになるので、うまく繋げていけば戦場で大暴れできるだろう。ストリークは、プレイヤーが死亡するとリセットされる。

ストリークの一例:
5 kills: I.M.S
9 kills: Strafe Run
9 kills: AH-6 Overwatch
10 kills: Assault Drone
15 kills: Juggernaut

Support Strike Package(サポートストライクパッケージ)

 サポートストライクパッケージの最大の特徴は、プレイヤーが死亡してもストリークがリセットされないこと。珍しくキルを重ねられて「あともうちょっとでストリークをゲットできる!」って時にやられてしまい、ガックリしたことはないだろうか? そんな場合でも、このパッケージならストリークが累積で計算されるので、復活後にまた頑張ればいいというわけ。得られるストリークはサポートに特化したものとなっており、チームに貢献できるぞ。

ストリークの一例:
5 kills: Ballistic Vest
5 kills: Airdrop Trap
10 kills: Recon Drone
14 kills: Stealth Bomber
18 kills: Juggernaut Recon

Specialist Strike Package(スペシャリストストライクパッケージ)

 スペシャリストストライクパッケージは、ストリークを重ねるごとに追加のPERK(特殊能力)を得られるという、自分のプレイスタイルを把握した上級者向けのパッケージだ。2連続キル、4連続キル、6連続キルとキルを重ねていくごとに、基本の3種類のPERKに追加PERKを足していける。マルチプレイを知り尽くしたプレイヤーなら、このパッケージをどう使えばいいか見えてくるハズだ。なお、ストリークは死亡時にリセットされる。

●やられても諦めるな! 復活した“デスストリーク”

MW3_MP_AllAnglesCovered

 本作では、敵を倒すことなく連続でキルされてしまうことで発動する“デスストリーク”が復活。続けてやられる悔しさをバネに、逆襲してやろう。中でも6連続キル時に発動する“Dead Man’s Hand”は、C4爆弾を持った状態でラストスタンド状態(ほとんど身動きはできないが攻撃はできる)になるという強烈なもの。キツーい一発をお見舞いしてやれ!

デスストリークの一例:
4 Juiced (より早く走れるようになる)
5 Revenge (最後に自分を殺したプレイヤーをレーダーで確認できるようになる)
5 Hollow Points (1キル分、弾の与えるダメージが増加する)
6 Dead Man’s Hand (C4を持った上で、ラストスタンド状態になる)

●新モードも登場

kill

 フリー・フォー・オール、チーム・デスマッチ、ドミネーションなど、おなじみのゲームモードのほか、新たな新モードも登場している。

 “キル・コンファームド”は、倒されたプレイヤーが落とすドッグタグを回収し、仲間が倒された場合はほかのチームがドッグタグを回収するのを防ぐというモード。スナイパーが遠距離の敵を倒した場合はなかなかドッグタグを拾いに行けないので、このモードでは中距離戦までに留めるようにしたり、仲間と連動したり、戦いかたも変わってきそうだ。

 一方の“チーム・ディフェンダー”は、フラッグを獲得し、それを運ぶプレイヤーを守ってスコアを伸ばしていくというもの。仲間と連携してフラッグを持ったプレイヤーを守り通そう。そのほか、プライベートマッチ用には以下の新ゲームモードがくわわっている。また、プライベートマッチでは、プレイヤーが新たにカスタマイズしたゲームモードを作成し、フレンドと共有できるようにもなっている。


Infection感染者が、敵を倒してゆく事で感染者のチームを増やしてゆく
Drop Zone落下地点を守り、チームのポイントと救援物資を受け取る
Team Juggernautジャガーノートの助けを借りながら、敵のチームのプレイヤーを倒す。先にスコアリミットに達したチームが勝利。
Juggernautジャガーノートを倒した者が、次のジャガーノートになる
Gun Gameすべての銃を使って、一番最初に制圧するのを目指す。
One in the Chamber敵を倒して弾薬を得て、最後まで生き残る。

 なお、Resistance、Dome、Underground、Village、Arkadenほか、新たな16マップを収録予定。

●新たな武器強化システム、新たなPERK

MW3_MP_HockeyMasks

 本作には40種類以上の武器が登場。プライマリ武器(サブマシンガン、軽機関銃、スナイパーライフル、ショットガン、ライオットシールド)とセカンダリ武器(マシンピストル、ハンドガン、ランチャー)を組み合わせて戦おう。

 武器を使っていくことでレベルを上げて特定の機能をアンロックしたり、強化できる“熟練システム”もある。熟練システムやアタッチメントなど多彩なカスタマイズ要素で、さらに自分のプレイスタイルを突き詰めていくことができるのだ。

武器の熟練で付加できる効果の一部
Kick発砲時の反動を軽減する.
Attachmentsプライマリ武器に2つのアタッチメントを付ける .
Focus被弾時のひるみを軽減する
Stabilityサイトで狙った際のスウェーを軽減する

アタッチメントの一部
Red Dot Sight(レッドドットサイト)
Silencer(サイレンサー)
Holographic sight(ホログラフィックサイト)
Dual Scope (遠近両用の光学スコープ)

 そして、PERKにも新たなものが登場している。


Recon爆発ダメージを与えたターゲットをミニマップに表示
Blind Eye航空支援、セントリーから探知されない
AssassinUAVとポータブルレーダー、サーマル、心拍センサーに探知されない
Quickdrawのぞき込み動作の速度上昇
Stalkerエイム中の移動速度が上昇
Marksman敵ターゲットの視認距離が延びる

MW3_MP_SupportEnRoute
MW3_MP_SouqUnrest

(C)2011 Activision Publishing, Inc. Activision, Call of Duty and Modern Warfare are registered trademarks of Activision Publishing, Inc. All other trademarks and trade names are the properties of their respective owners. All rights reserved.