●ファビュラス!(すばらしい)

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 2011年9月15日から18日まで行われた東京ゲームショウ2011。最終日にコーエーテクモゲームスブースで行われた、“ネオロマ&無双”ステージの模様をお届けする。

 これは、2011年4月まで文化放送で放送されていたラジオ番組“小野坂昌也・竹本英史のネオロマ&無双”の一日限りの復活版。最終日の最後のステージということもあり、ちょっとスケジュールが押し気味。ようやくカウントダウンが終わって聞こえてきたのは「久しぶり! ずいぶん待たせちゃったね……」との声(?)……というわけで、もちろん出てきたのはパーソナリティーの小野坂昌也と竹本英史。

 冒頭から竹本は、趙雲の格好をして登場した小野坂を“趙雲コール”で雑にいじりまくり。まずは東京ゲームショウの話から。『NINJA GAIDEN 3(ニンジャガイデン3)』、『三國志12』と話が移り、話題は『FabStyle』へ。ここで「今日は『Fab Style』からVTRが来ています」と小野坂が紹介して出てきたのは、ジョージ・ロジャーズ役を演じる草尾毅。キラキラのエフェクトと自身が歌う劇中歌をバックに『FabStyle』を紹介する草尾を、小野坂と竹本はいじりまくり。「それでは『FabStyle』とともに、皆さんもファビュラスな人生を送ってください……ファビュラス」というシメが気に入ったようで、「ファビュラス!」、「マーベラス!」と連呼していた。

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 定番コーナー“モヤっと無双”では、『チャンピオンジョッキー』の対決が行われた。竹本が得意なタイプのゲームらしいのだが、スタートを説明していた竹本はスタートダッシュを失敗。その後立て直し、追い込んだものの、残念ながら届かずに6着。一方の小野坂は、最高のスタートを切ったものの、追い込み馬なのに逃げを切ってしまう。馬を下げようとするのだが、動作がわからず「どうなの? どうなの?」と変な格好で焦りまくる小野坂に腹を抱えて笑う竹本。しかし、適性に合っていない位置取りにも関わらず、何と結果は2着! 「これいいなー!」と気に入る小野坂に対して、天性のゲームのうまさを見せつけられた竹本は「あんた天才ジョッキーだ……」と素直に負けを認めるしかなかった。

 つぎのお題では、17日にパシフィコ横浜で行われた“ネオロマンス・ライブ”の話に。竹本が出演していたのだが、じつは小野坂にもオファーが来ており、小野坂が「青二からは竹本を送ったからもういいでしょ!」と言った説を竹本が暴露。小野坂は「歌をアクションでやる奴は出ちゃいけない」という考えがあったと言い張り、「俺ジェネラルマネージャーだから! つぎ何出たい?」と開き直って逃げるのであった。

 ファン垂涎の“あまーいセリフ”を披露する段では、小野坂が渋ろうとした瞬間に竹本が朗読をスタート。それでも「オレ、『真・三國無双』声優だから、『ネオロマ』声優卒業です!」と逃げる小野坂を、竹本が観客と一体になったジェイドコールで追い込む。さらに「この格好ですごいことやったらしいじゃないですか」と繋ぎ、“真・三國無双 声優乱舞 2011秋”で披露したというステージパフォーマンスをやらせることに。「槍がないから」と逃げれば槍の代わり(コロコロ)、「マイク持ちながらじゃ無理」と言えば「歌入りの曲用意したから」とミュージックスタート。強制的にやらされてしまう小野坂だった……。

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 ラストには、『真・三國無双6』と『戦国無双3 Empires』の人気投票の結果が発表。小野坂演じる趙雲はまさかの4位。まぁそれでも高いほうなのだが、竹本は『戦国無双3 Empire』で演じている石田三成が1位に! 直前に「お前6位とかでしょ」と言った手前、ダメージが大きく崩れ落ちてしまう小野坂。ちなみにこの結果は「ファビュラスな方(草尾毅演じる真田幸村は主人公にも関わらず2位)には言わないでください」(竹本)とのこと。最後にはそれぞれのキャラクターの声でのメッセージもあり、ファンにはたまらないステージになったのではないだろうか。

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