●主題歌のロングバージョンを初披露

 2011年9月15日から18日まで開催中の東京ゲームショウ2011。最終日となる9月18日、セガの新作RPG『セブンスドラゴン2020』のステージが行われた。登壇したのは小玉理恵子プロデューサーと、本作の主題歌「seventH-HeaveN」を提供しているsasakure.UK。

 本作のサウンドコンポーズを担当している古代祐三氏は、sasakure.UKが小学生のころから好きなクリエイターとのことで、「あこがれの古代さんと仕事を出来るなんて」と感動し、初顔合わせのときはかなり緊張したようだ。主題歌は、何度も試行錯誤をして作ったものの、一度大幅なリテイクを受けてしまい、関係者一同でセガのスタジオに集まってミーティングをしたのだとか。しかし、結局は開発サイドから「好きなように作ってもらうのが一番」という回答が出て、そこからのトラックメイキングは順調に進んだという。

 ステージでは小玉プロデューサーから発売日が当初の10月27日から11月23日へとずれたことについての謝罪も行われたが、ステージに集まったファンは拍手で回答していた。

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 そしてお待ちかねのsasakure.UKによるライブに。ちなみに、予約特典の“ドラゴンクロニクル2020”には、特製冊子“東京封印文書”のほか、リミテッドサウンドトラックとして、古代祐三氏による楽曲に初音ミクを使ったリミックスを施した8曲が収録されている。ライブでは、このサントラに収録されている楽曲のメドレーのほか、「seventH-HeaveN」も初となるロングバージョンも披露された。Webで公開する予定などはないとのことなので、ファンには貴重な機会となったかも。

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