●キャスト陣による白熱の対戦コーナーも
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2011年9月17日、幕張メッセで開催されている“東京ゲームショウ2011”のセガブースにて、20周年を迎える『ぷよぷよ』シリーズのステージイベントが行われた。同イベントには、プロデューサーの細山田水紀氏に加え、園崎未恵(アルル役)、菊池志穂(アミティ役)、今井麻美(りんご役)、佐倉薫(ウィッチ役)といったキャスト陣も参加。イベントに駆けつけたファンとともに、大いに盛り上がった。
イベントが始まると、まずはプロデューサーの細山田氏が登場。興奮気味の細山田氏は、「たくさんの方が会場に集まってくれて、テンションがあがりすぎて泣きそうになりました(笑)」と満面の笑みを浮かべながら語る。キャスト陣が登場すると、「こうして声優さんが集まるのは久々」(細山田氏)と豪華なキャスト陣が揃ったことを喜ぶ。そして、キャスト陣にそれぞれ質問を投げかける細山田氏。役を3役演じているという園崎は、「どこまで怪しくするかが難しかった」と語りつつも、「呪文をふだんなかなか口にすることないでしょ?(笑) だから演じていて楽しかった」と収録自体楽しかったとコメント。菊池は「キャラを固めるまでに試行錯誤がありました。いくつか案を出して演じていくという手探り状態だったんですが、楽しかったです」とこちらも収録を楽しんでいた様子。りんご役の今井は、「見た目はかわいいけど、とても頭のいいキャラクターなので難しかった。言っていることはアホっぽいんですけど、頭がいいという矛盾を楽しく演じさせていただきました」と笑顔で語る。そしてウィッチ役の佐倉については、細山田氏が「第一声を聞いた瞬間に完璧だと思った」というほどの役作りをしてきていたという。当の佐倉は「ウィッチというキャラクターに対して、ファンの方はもちろん、スタッフさんも私自身もイメージがあるので、その全部を大事にしたいと思った」とアツい思いを語った。
また、『ぷよぷよ』との出会いについてそれぞれにディープなエピソードを語る。今井は大学2年の6月だったと鮮明な記憶を披露。本来は見る専門だったのだが、サークルの部室で初めて遊ばせてもらったところ、ぼろ負けをしたことが悔しくて、帰宅途中に気づいたらセブンイレブンで購入していたとのこと。今井と同じく見る専門だったという園崎も、ゲームセンターで初めてプレイしたところ、すごくうまい人と対戦することになり瞬殺されてしまったというエピソードを語った。園崎はその後、ケータイで遊び続けていたとのことだ。また、家族が全員ゲーマーだという佐倉は「家族でイチバン強いのはお婆ちゃんです!」と衝撃のエピソードを披露。なんと12連鎖までできるそうで、誰も絶対に勝てないと語った。
▲ニンテンドー3DS版、PSP版、Wii版の予約特典であるアニバーサリーサウンドコレクションCDには、園崎、菊池、今井、佐倉の4人で歌った『ぷよぷよの歌』を収録。さらにニンテンドー3DS版の限定版に同梱されるアニバーサリーピンズコレクションの実物も公開され、大きな反響を呼んだ。 |
イベントの中盤には、『ぷよぷよ!!』のPVが公開されたほか、Wii版『ぷよぷよ!!』に収録されたモード“ペアでぷよぷよ”で対戦するコーナーが。園崎&菊池ペアと今井&佐倉ペアに分かれての対戦では、白熱のバトルが展開。接戦の末に勝利を得たのは、今井&佐倉ペア。負けた園崎&菊池ペアは「ばたんきゅぅ〜」とおなじみのセリフで会場を盛り上げた。
イベントの最後は、4人で『ぷよぷよの歌』を披露! 今井は、「以前は私ひとりで歌っていたんですけれど、みんなで歌ったほうが華やかですよね」と語ったとおり、4人とステージに登場したすけとうだらとともに『ぷよぷよの歌』で盛り上がった。
『ぷよぷよ!!』の今後の展開として、2011年10月6日にセガ本社にて“ニコニコ動画CUP”が開催されるとのこと。細山田氏によるとまだまだ参加することができるということだったので、ぜひ気になる人はチェックしてほしい。そして最後は、会場のファンとともに『ぷよぷよ!!』のキャッチフレーズである“たのしされんさ みんなでぷよぷよ”をコールして笑顔たっぷりのイベントは終了した。
(C)SEGA ※画面は開発中のものです。