●日本のファンに向けたプレゼントも
2011年9月15日〜9月18日まで、千葉県の幕張メッセで開催中の東京ゲームショウ2011。セガブースでは、同社が日本での流通を担当しているエレクトロニック・アーツのタイトルも出展されている。その中でもとくに注目なのが、プレイステーション3、Xbox 360、PC用ソフト『バトルフィールド3』(2011年11月2日発売予定)。実写と見紛うほどの驚異的なクオリティーを誇るグラフィックに、戦場の空気まで感じられそうなサウンドにアクションなどなど、FPS(一人称視点のシューティングゲーム)の新たな段階を示す作品だ。
セガブースでは『バトルフィールド3』の紹介ステージも実施され、開発元であるDICEのシニアマーケティングマネージャーのGustav Enekull氏とコミュニティーマネージャーのDaniel Matros氏が登壇。『バトルフィールド3』の心臓とも言える最新エンジン“フロストバイト2”の紹介などを行った。
▲Gustav Enekull氏(左)とDaniel Matros氏(右)。 |
Enekull氏はフロストバイト2について「革命を実現する」エンジンと説明。『バトルフィールド3』で表現される最高のグラフィック、アニメーション、破壊表現、オーディオ、スケールは、これなしには実現し得ないものであると胸を張った。Enekull、Matrosの両氏は続けてそれぞれの項目がいかに革新的なものであるかを解説。グラフィックについてはこれまでに公開されているスクリーンショットを見ればわかる通りで、人物造型のリアルさはもちろん、戦場の砂ぼこり、煙、さらには目に差し込む太陽光の強弱まで臨場感たっぷりに表現している。アニメーションは、『FIFA』シリーズなどを擁するエレクトロニック・アーツのブランド“EAスポーツ”の技術を取り入れており、従来までのFPSにはないほど流動的。Enekull氏は本作におけるキャラクターの自然な体勢の移動は「FPSにおいて革命的である」と断言した。
破壊は『バトルフィールド』シリーズを語るうえで欠かせない要素だ。建造物を破壊して戦略的に進行するというデザインは本作でも踏襲されており、またその自由度はフロストバイト2によってさらに広がっているという。「細かく破壊してじわじわと進行するのも、大きく破壊して一気に進むのもプレイヤー次第です」(Enekull)。そのほかオーディオは「遊んでいる人の感情を呼び起こす」仕上がりで、スケールについては「広大な戦場ではあるが、細部もしっかりと表現されている」そうだ。
最先端のエンジンで作られた『バトルフィールド3』だが、「我々は技術を作るために開発しているのではない」とEnekull氏は付け加える。「あくまで皆さんに楽しんでもらうためにゲームを作っているのです」と語り、シングル、Co-op(協力)、マルチ、それぞれのモードで充実のゲームプレイが用意されていることを約束した。
Matros氏はそんな本作のゲームプレイをさらに充実させるための要素“バトルログシステム”を紹介。これはPC、ケータイでも利用できる『バトルフィールド3』用のコミュニティーサービスで、自身の戦果やオンライン上で起きている最新のニュースなど、プレイに必要な情報をすべて見ることができるというものだ。「なによりもすばらしいのは、これが無料だということです」とMatros氏。本作をプレイするならば利用しない手はないだろう。
ステージの最後では、日本のファンに向けたプレゼントも。シングルプレイに収録される“オペレーション・ギロチン”というミッションを、東京ゲームショウにて世界で初めてプレイアブル出展することを発表したのだ。遊べるのはセガブースおよびソニー・コンピュータエンタテイメントブース。内容は夜戦を舞台にしており、通常とは違った感覚で楽しむことができそう。一般日に『バトルフィールド3』のプレイを考えている人は、ぜひチェックしてほしい。
▲予約特典情報も改めて告知された。 |
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