『Project Draco(仮題)』、期待のKinect対応シューティングの詳細が明らかに【TGS2011】

ゲーム Xbox 360 TGS2011 ニュース
日本マイクロソフトによるタイトル別のプレゼンテーションで『Project Draco(仮題)』の続報が明らかに。セガの名作シューティング『パンツァードラグーン』シリーズなどを手掛けたクリエイター二木幸生氏による最新作はどのような内容に?画面写真も1年ぶりに公開。

●「Kinectは、じゃじゃ馬です」

 2011年9月15日〜18日、千葉県・幕張メッセにて東京ゲームショウ2011が開催。会場近くのホテルで行われた、日本マイクロソフトによるタイトル別のプレゼンテーションで『Project Draco(仮題)』の詳細が明らかになった。『Project Draco(仮題)』といえば、セガの名作シューティング『パンツァードラグーン』シリーズなどを手掛けたクリエイター二木幸生氏(現・グランディング)による最新作。Kinect対応タイトルとして昨年の東京ゲームショウで発表され、大きな注目を集めた同作の待望久しい続報となる。

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▲グランディングの二木幸生氏。

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▲壁に飾ってあったドラゴンのイラスト。

 『Project Draco(仮題)』の時代設定はいまから150年〜200年後。人類はほかの惑星に移住したが、ある事件によりその惑星は壊滅状態に。取り残された人類はドラゴンを改造して移動手段として利用することになる。そんなドラゴンライダーが生活しているのが『Project Draco(仮題)』の世界だ。ドラゴンを操作して戦う、いわゆる“レールシューター”として開発されている本作。プレゼンでは、二木氏みずからがゲームのデモプレイを披露してくれた。全部で数種類のドラゴンが操れるという本作。ゲームの最初に操れるのは“ブラットスキン”というドラゴンで、赤い色をした鋭い体型が特徴。二木氏によると、「これがもっともドラゴンのデザインに近いです」とのことで、けっこうドラゴンらしからぬデザインも用意されているらしい(ライオンを思わせるデザインで、マイクロソフトからNGが出たデザインもあったのだとか)。ちなみに、ドラゴンのデザインを担当したのは、『パンツァードラグーン』のドラゴンを手掛けた楠木学氏。『Project Draco(仮題)』では、楠木氏のほかにも開発会社のランド・ホー!など、かつて『パンツァードラグーン』を手掛けたスタッフが集結しており、『パンツァードラグーン』ファンにはうれしいものがあるかも。二木氏によると、「Kinectの開発は難航することが予想されたことから、いまのメンバーと組んだ」とのことで、まさに気心の知れた仲だからこそ実現できたゲームと言えるのかもしれない。

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▲ステージをクリアーすると餌がもらえる。これをドラゴンに食べさせることでさまざまなスキルを覚えることに。レアな餌もあるのだとか。

 デモプレイで披露してくれた『Project Draco(仮題)』の操作方法は、右手を突き出すとロックオンして攻撃してくれる“ホーミングレーザー”、左手は単発攻撃の“ファイヤーブレス”、両手を振り下ろすと強力な攻撃をくり出す“エクリプスレイ”というもの。ただし、攻撃方法はこの3種類だけ……というわけではない。本作には育成要素があり、成長することで攻撃方法も増え、その中から選択できるようになっているのだ。また、ステージをクリアーすることで入手した“餌”を食べさせることで“スキル”を貯めることもできる。“スキル”にはロックオンの数を増やしたり、攻撃力を上げたりと150種類が用意されており、どんな組み合わせで戦うかが、ゲーム攻略のひとつのカギとなる。

 “レールシューター”だけに、ドラゴンの移動は自動。昨年の東京ゲームショウのデモプレイでは左右の手を出して操作する姿印象的だったが、そのことを確認してみると、当初はドラゴンを操るモードと攻撃するモードのふたつを分けていたが、手を突き出したままでいると疲れるということと、プレイしやすさを配慮して止めたとのこと。さらに、Kinectでのプレイを考慮して1クエストのプレイを5分以内に抑えたのだという。

 『Project Draco(仮題)』のプロジェクトに取り掛かって1年。Kinect開発に取り組んでの日々を聞いたところ「(Kinectは)じゃじゃ馬です(笑)」と、ひと言。ハマるときは気持ちいいが、プレイヤーのジェスチャーにより差異があり、その調整がたいへんなのだという。たとえば、立ったときの角度の傾きなどもひとそれぞれで、同じ「手を挙げて」という動作でも、肘から先を挙げる人もいれば、まっすぐに伸ばす人もいる。「誰でも快適にプレイできるようにするために」に相当苦慮したのだという。Kinectは初めての取り組みだけに、いわば“産みの苦しみ”といったところなのだろうが、Kinectまわりだけで開発に半年をかけているのだとか。今回『Project Draco(仮題)』の開発でアンリアルエンジンを使っているのも、「描画まわりに時間をかけるよりは、Kinectの解析に時間をかけたい」という思いがあったからのようだ。とはいえ、Kinectがハマったときの気持ちよさはかなりのものがあるようで、たとえば避ける動作などは、コントローラーゲームでは味わえない絶妙なプレイ感があるという。

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▲アンリアルエンジンを駆使してのグラフィックは超美麗。

 最後に『Project Draco(仮題)』のウリを聞いてみたところ、「Kinectのシューティングとしてはよくできていると思う」と二木氏。さらに、Xbox LIVE アーケードなどのダウンロードタイトルの新たな水準となり得るのではないか、とも。そんな『Project Draco(仮題)』は、2012年早い時期に発売したいとのこと。Kinect対応およびXbox LIVE アーケードの新機軸をなすタイトルとして、その発売を心待ちにしたい。

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