●発売日が2012年2月16日に決定!

 2011年9月15日より開催中の東京ゲームショウ2011。セガブースにて行われた、プレイステーション3、Xbox 360用ソフト『バイナリー ドメイン』の発表会には、総合プロデューサーの名越稔洋氏が登壇。イベントの冒頭で改めて“龍が如くスタジオ”発足の報告を行った。その主旨は、「『龍が如く』で培った経験やノウハウをもっとほかの作品にも活かしてみたい」というもの。人気シリーズの続編だけには捕らわれない、新たな作品への意気込みを感じさせる内容だった。『バイナリー ドメイン』は、龍が如くスタジオによる新たな挑戦の第一歩となるが、そのテーマは、ずばり“命”。新たに公開されたPVでは、本作が本格的な作りのシューティングアクションであることの説明のほか、人間と区別が付かないロボット“ホロウチルドレン”や、まだ詳細が明かされていない“第四の存在”をめぐる熱きドラマが描かれることが紹介。PVの最後では、本作の発売日が2012年2月16日、価格が8390円[税込]であることが明かされた。

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●予約特典はオリジナルヘッドセット!

 PV紹介の後には、本作のディレクターである佐藤大輔氏が会場ブースのモニター越しに登場。本作の大きなポイントである音声入力会話“リップルリンク”の実演となった(ちなみに、モニター越しのデモプレイとなったのは、ヘッドセットのマイクが会場の騒音を誤認識するのを防ぐため)。主人公ダン・マーシャルを操作して、ほかの仲間ふたりを引き連れてのバトルとなったが、佐藤氏がヘッドセット越しに「突っ込め!」や「集まれ!」などと仲間のNPCに呼びかけると、「了解!」あるいは「いまは無理だ!」というようなリアクションが即座に返ってくる。中には、「いいぞ!」や「愛している!」など、直接的な戦闘指示ではない会話のバリエーションもあり、戦闘の臨場感アップや仲間NPCとのコミュニケーションに役立ちそうだ。なお、音声入力会話にはヘッドセットが必須となるが、予約特典として何と10万名に『バイナリー ドメイン』オリジナルヘッドセットがもらえることが判明。発売日ともども、こちらにも注目したいところだ。

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(C)SEGA