●幅広い年齢層に向けた、新たな「ワンピース」ゲーム!
![]() |
2011年9月15日、東京ゲームショウ2011のバンダイナムコゲームスブースにて、プレイステーション3用ソフト『ワンピース 海賊無双』プレス発表会が行われた。
「海賊王に俺はなる!」という、ルフィのおなじみのセリフから始まったこのプレス発表会。最初にステージに登場したのは、株式会社バンダイナムコゲームス代表取締役副社長の鵜之澤伸氏と、コーエーテクモゲームス開発チーム“ω-Force”プロデューサーの鯉沼久史氏。
ふたりは、7年ほど前、まだ互いの会社がバンダイとコーエーだった頃からの付き合い。現・コーエーテクモゲームス取締役名誉会長の襟川恵子氏が「ガンダムのゲームを作らせてほしい」とお願いし、『ガンダム無双』というヒットシリーズが誕生した。
鯉沼氏は、昨年発売された『ガンダム無双3』を作りながら、「そろそろ新しい試みをしたいな」と考えていたという。そして、「ワンピース」のゲームのプロデューサーである中島光司氏と意気投合し、鵜ノ澤氏に本作の企画を持っていったのだとか。ちなみに、最初は『ワンピース無双』というタイトルをつけていたが、原作の尾田栄一郎氏にからいまの『ワンピース 海賊無双』というタイトルが提案され、変更したとのこと。
先日本作のアルファ版とも言えるバージョンをプレイしたという鵜ノ澤氏は、「新しい無双の形。それでいて、ワンピースらしくもあり、おーっ、と思う」とコメント。また、「これからギリギリまでブラッシュアップしてくれるはず」と鯉沼氏にプレッシャーをかける場面もあった。
続いて登場したのは、先ほども名前が挙がったバンダイナムコゲームス「ONE PIECE」ゲームプロデューサーの中島光司氏。鯉沼氏とともに本作のプレゼンテーションを行った。
![]() |
▲ふだんはコスプレをしてプレゼンをすることが多い中島氏だが、今日はスーツを着てちょっと緊張気味。そんな中島氏に、鵜ノ澤氏は自身がかぶっていた麦わら帽子を託して退場した。 |
“仲間と一騎当千の大冒険”をコンセプトとする本作。セールスポイントとして、「ワンピース」のストーリーを追体験できること、新たなアクション“ゴムゴムアクション”を楽しめること、「ワンピース」の色づかいや陰影などをプレイステーション3で再現していることが挙げられた。また、本作の実機モデルや、表情豊かなフェイスパターンも公開された。
その後、本邦初公開の映像が公開! 海兵たちを大きく伸ばした手で一掃する場面や、バーソロミュー・くまとのバトル、エースとタッグを組んでいるシーンが公開。そして、サウザンドサニー号に乗っているルフィ、ゾロ、ナミ、ウソップ、サンジ、チョッパー、ロビン、フランキー、ブルックの姿が! また、最後にはギアサード使用後と思われるルフィ(ちびルフィ)も登場した。
最後に、両プロデューサーは「無双のゲーム性と「ワンピース」は合うと思っていました。期待にこたえられるようにがんばりたい」(鯉沼氏)、「幅広い年齢層のファンに向けて作っています。みなさんが驚くものをお届けします」(中島氏)と挨拶し、発表会は終了。これまでの「ワンピース」のゲームにはない、新たな風を感じさせる『ワンピース 海賊無双』に、これからも目が離せない!
![]() |