●誰もが知ってる『マリオ』シリーズの最新作!

 任天堂のニンテンドー3DS新製品発表会“ニンテンドー3DSカンファレンス 2011”では、さまざまなタイトルの試遊が行えた。ここでは、『スーパーマリオ3Dランド』プレイリポートをお届けする。

3DS_SuperMario_scrn02_2011Ev
3DS_SuperMario_scrn03_2011Ev
3DS_SuperMario_scrn04_2011Ev

●3Dだけど誰でも遊べる!

 本作は、2011年6月にアメリカで開催されたE3 2011でもプレイできた本作。カンファレンスに出展されていたものは、そこからさらにブラッシュアップされたもの。遊べるステージもE3とは異なり、ワールド1の5つのコースがプレイ可能だった。
 本作の特徴を簡単におさらいすると、3Dで作られたフィールドを舞台にマリオが冒険をするアクションゲーム。3Dの『マリオ』と言えば、ニンテンドウ64の『スーパーマリオ64』から始まり、最新作はWiiで発売された『スーパーマリオギャラクシー2』となる。これらの作品は"横スクロールの『マリオ』より難しい"と思っている人も少なくないはず。本作では、"誰でも遊べる"ことをコンセプトにしており、アクションゲームがあまり得意じゃない人でも遊びやすい難度になっているのだ。会場で遊べたのがいちばん最初のワールド1ということもあるだろうが……。当然、先のワールド進めば、歯ごたえのあるコースも用意されていると思われるが、そこに進めるようになっている頃には、プレイヤーの腕もだいぶ上がっているはず。こうした難度の調整のうまさは「さすが任天堂!」と言ったところ。
 いままでのインプレッションでもさんざん触れているが、3Dのフィールドと立体視の相性も当然バツグン。迫力があるだけでなく、ブロックの位置関係もわかりやすいし、立体視を活用して敵が奥から手前に飛び出すような演出も効果的に使われている。とくに驚いたのがクッパの攻撃。ワールド1の最後のステージでは、コースの最後にクッパが待ちかえまえている。クッパは画面の奥にいるとき、画面手前側のマリオに向かって炎を吐いてくるのだ。奥行きを利用した攻防、ギミックが楽しめるのは、ニンテンドー3DSならではの強みと言える。
 ほかに本作の新要素として、双眼鏡が登場した。双眼鏡はコース内に配置されていることがあり、近付くと覗き込んでコースを見渡すことができる。見渡す操作は、アナログパッドはもちろん、ジャイロセンサーを活用して本体を動かすことでも行えた。これで、コースに何が待ち受けているのかを確認できる……ってだけじゃないところがポイント。双眼鏡で隠れているキノピオを見つけると、スターコインを投げてくれたりすることがあるのだ! スターコインはひとつのコースに3つずつ隠されているもので、クリアーには直接関係はないもの。「全部のコースでスターコインを3つ集められるか?」と言う、プレイヤーへの挑戦状とも言えるアイテムだ。双眼鏡をうまく使うことで、スターコイン集めがはかどるに違いない! やはり『マリオ』、多数のおもしろギミックが用意されているようだ。本作には、このほかにも驚きの要素が用意されているに違いない! これ以上の情報を得たい人は、週刊ファミ通の記事を欠かさずチェックしてくれ!

3DS_SuperMario_scrn05_2011Ev
3DS_SuperMario_scrn06_2011Ev
3DS_SuperMario_scrn07_2011Ev
3DS_SuperMario_scrn08_2011Ev
3DS_SuperMario_scrn09_2011Ev
3DS_SuperMario_scrn10_2011Ev_
スーパーマリオ3Dランド
メーカー 任天堂
対応機種 ニンテンドー3DS
発売日 2011年11月03日
価格 未定
備考
(C)2011 Nintendo