2011年8月期のメーカー別ソフト販売金額TOP10は、販売本数ベースと同様に任天堂がトップに立った。販売金額では全体の2割以上を占めており、販売本数ベースのシェアとほぼ同様である。新作「あつめて!カービィ」や「ディズニー エピックミッキー 〜ミッキーマウスと魔法の筆〜」をはじめ、「みんなのリズム天国」「ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D」といったソフトも販売金額の増加に貢献している。

 また、販売本数ベースでは3位だったバンダイナムコゲームスが、15.6%のシェアを獲得し2位となった。「トリコ グルメサバイバル!」の11.3万本や「オール仮面ライダー ライダージェネレーション」の7.9万本、「機動戦士ガンダム 新ギレンの野望」の7.4万本など、新作ソフトが好調なセールスを記録している。一方で、「モンスターハンターポータブル 3rd HD Ver.」が月間ソフトランキングの1位を獲得したカプコンは、平均単価が低かった影響もあり、バンダイナムコゲームスと入れ替わって3位となった。

 ほかには、「ブラック★ロックシューター THE GAME」の初回限定版が好調だったイメージエポックが、販売本数ベースでは8位だったものの、販売金額では大きく順位を上げて5位となった。そのため、販売本数では9万本近くも上回るポケモンが6位となっている。

(エンターブレイン グローバルマーケティング局)

8月期メーカーTOP10
メーカー名