開発者のトークセッションも行われた、『ICO』と『ワンダと巨像』プレミアムイベントが開催
ゲーム プレイステーション3 ニュース●『ICO』と『ワンダと巨像』のエンディング絵コンテも展示!
2011年9月3日、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンは、都内にて“『ICO』『ワンダと巨像』Great Scene Sharingキャンペーン プレミアムイベント”を開催した。これは、プレイステーション3用ソフト『ICO』、『ワンダと巨像』の発売に先駆けて開催されたイベント。両作の開発者である上田文人氏と『SIREN』シリーズの開発者・外山圭一郎氏によるトークセッションがあったほか、『ICO』、『ワンダと巨像』のエンディングシーンの絵コンテ展示、プレイステーション3版『ICO』、『ワンダと巨像』の試遊プレイなどが行われるなど、盛りだくさんの内容のイベントとなっていた。
Graet Scene Sharingキャンペーン(以下、“GSS”)とは、『ICO』、『ワンダと巨像』の2作品から思い出深いシーンを選び、TwitterやFacebook、mixiなどのソーシャルメディアに、そのシーンへの思い入れを投稿するという、一風変わったキャンペーン。今回のイベントには、各種メディア、ブロガーのほか、このキャンペーンに参加したファンから招待された人々も多く来ていた。
▲『ICO』、『ワンダと巨像』の生みの親・上田文人氏。現在は、プレイステーション3向けに『人喰いの大鷲トリコ』を開発中。 |
▲『サイレントヒル』や、『SIREN』シリーズを生み出した外山圭一郎氏。現在は、プレイステーション ヴィータ向けに『GRAVITY DAZE/重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動』を開発中。 |
イベントは、まず上田文人氏と、外山圭一郎氏のトークセッションから開始。公私共に仲がいいというおふたりは、同じソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンのクリエーターという共通点だけでなく、細部にまでこだわってゲームを作るという、ものづくりの精神にも共通した点があるという。それぞれのゲームデザイン観や、GSSで人気の高いシーンについての思い出などが語られる中、『ICO』、『ワンダと巨像』の秘蔵エピソードなども明かされた。『ICO』の橋が崩れるシーンについての話題では「『ICO』はもっとこじんまりしたストーリーにするつもりだったんですが、どうしても収まりが悪くて、“じゃあ崩壊だ”って(笑)」(上田氏)と、『ICO』の重要なシーンの話題に触れたほか、『ワンダと巨像』の話題では「『ワンダと巨像』を作ったときには、敵に限らず巨大なものにしがみついてインタラクション(編注:ふたつのものが互いに作用すること)していくゲームは、今後の主流になると思っていたんです。でも、その後のゲームを見てもさほど主流にはならなくて。ならば、僕らで作りましょうという経緯で、『人喰いの大鷲トリコ』を作っています」(上田氏)、「『ワンダと巨像』の愛馬・アグロは、もっと単なる道具という扱いを受けると思っていたんですが、想像以上にプレイヤーさんの思い出に残ったというのを聞いて。いま作っている『人喰いの大鷲トリコ』では、その評判を受けて、思い通りにならない動物といった部分に注力して作っていけるんじゃないかと思った部分もあります」(上田氏)と、上田氏の新作『人喰いの大鷲トリコ』につながるエピソードも公開された。
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▲展示された絵コンテ。撮影していいのは、残念ながら遠距離からのみ。 |
このトークセッションのほか、イベント会場では、上田氏直筆による『ICO』、『ワンダと巨像』のエンディング絵コンテが展示されていた。なお、残念ながらこの絵コンテの近距離撮影は禁止。このイベントに参加した人だけが見られるという、とても貴重な機会となった。
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▲プレイステーション3版『ICO』と『ワンダの巨像』が対応している3D立体視のデモ鑑賞も行われ、来場者は3Dグラスをかけて画面に見入っていた。 |
イベントの最後には、発売に先駆けてプレイステーション3版『ICO』、『ワンダと巨像』の試遊会も行われた。それぞれ10分程度の試遊だったが、どちらもHD画質にパワーアップされた魅力を感じるには十分。記者も試遊をさせていただいたが、『ICO』の広大な城が放つ臨場感、『ワンダと巨像』の巨像が迫り来る迫力など、プレイステーション2版とは違う印象を味わえる内容だと感じた。
なお、GSSキャンペーンは、2011年10月31日まで開催中。キャンペーンに参加すると、『ICO』と『ワンダと巨像』のプレミアムポストカードアルバムや、オリジナルカードUSBメモリが当たるプレゼントにも応募できる。『ICO』、『ワンダと巨像』のファンならずとも、ぜひチェックしていただきたい。
また、今回のイベントで行われた上田氏と外山氏のトークセッション、そしてメディア向けに行われた囲み取材の詳報については、後日改めて記事にするので、お楽しみに。
(C)2005-2011 Sony Computer Entertainment Inc.
※画面は開発中のものです。
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