●『フォルツァ モータースポーツ4』に『Halo 4(ヘイロー4)』デザインのワートホグが登場

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▲『Halo: Combat Evolved Anniversary』の試遊台が出展。

 FPS(一人称視点シューティング)の魅力を世に知らしめた『Halo(ヘイロー)』シリーズも、2001年に北米で1作目『Halo(ヘイロー)』がリリースされてから今年でちょうど10周年。同シリーズの10周年を記念してのイベント“Halo Fest”が、2011年8月26日〜28日(現地時間)の3日間、ワシントンステーツ・コンベンションセンターにて行われた。イベントでは、10周年記念作品となる、1作目『Halo(ヘイロー)』のHDリマスター作品『Halo: Combat Evolved Anniversary』のプレイアブル出展を筆頭に、シリーズの歴史がわかる展示物や関連グッズの展示、物販などが展開。ひとつのタイトルにフォーカスした催しとしてはあまり過去に例を見ないほどの大規模な誇るイベントとなっている。まさに、全世界で累計4000万本以上の販売本数を誇る『Halo』だからこそ実現し得たと言えるだろう。

 そんな『Halo』ファン注目の“Halo Fest”だが、開催前夜の2011年8月25日には、世界中の取材陣を対象とした“Halo Fest Media Preview Event”が実施された。こちらはその名の通り、取材陣に向けて“Halo Fest”を事前にお披露目することを目的に行われたもの。その場にて、海外では2011年11月15日発売予定(国内では2011年発売予定)の『Halo: Combat Evolved Anniversary』の新情報が続々と明らかに。マルチプレイ用の新マップとして、“Timberland”、“Prisoner”、ファイアファイト用の新マップとして“Installation 04” などが発表。あわせて、3D立体視への対応もアナウンスされた。会場では実際に3D立体視での試遊が可能だったのだが、FPSと3D立体視の相性は極めてよく、迫力のゲームプレイを味わうことができた。

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▲『Halo』シリーズを取り仕切る、Halo ビジネス ゼネラルマネージャのボニー・ロス氏(左)とHalo フランチャイズチーム フランチャイズ開発ディレクター のフランク・オコナー氏(右)も登壇。シリーズ10周年に感慨深深げだった。

 『Halo: Combat Evolved Anniversary』のエグゼクティブ・プロデューサーを務めるダン・アイユー氏は、「10年前の11月15日に『Halo(ヘイロー)』が発売され、ゲームが永遠に変わりました。『Halo(ヘイロー)』は多くの人にとってインパクトが強く、パワフルで感情を揺さぶるものだったので、10年目に何かきちんとした形で祝いたかったんです。『Halo: Combat Evolved Anniversary』は、コミュニティーとファンが長いあいだ望んできたタイトルです。シリーズがここまで来ることができたのはファンのお蔭。本作は、HDにしただけのリメイクではなくて、最初に『Halo(ヘイロー)』をプレイしたときの感激を再現できるものにしたいと思っていました」とのことだ。

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▲エグゼクティブ・プロデューサーを務めるダン・アイユー氏は(中央)、『Halo: Combat Evolved Anniversary』の3D立体視への対応などを発表。

▲3D立体視も実際に体験することができた。

 また、『Halo:Reach』のアップデートとして、1作目『Halo(ヘイロー)』の武器、マグナムが登場することも発表。『Halo: Combat Evolved Anniversary』にマグナムが復活することはすでに明らかにされているが、『Halo:Reach』と『Halo: Combat Evolved Anniversary』は相互にマルチプレイが可能なことから、マグナムによる銃撃戦も楽しみだ。

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 さらに、ファンには注目のニュースも。『フォルツァ モータースポーツ4』の“オートビスタモード”に『Halo(ヘイロー)』シリーズの乗り物の代名詞とも言えるワートホグが収録されることが発表されたのだ。しかも、デザインは最新作『Halo 4(ヘイロー4)』に登場するモデルと聞けば、『Halo』 ファンも思わず唸るのでは? もちろん、この機会が『Halo 4(ヘイロー4)』のワートホグのデザインが公開される初めての機会となる。ワートホグ紹介のナレーションを担当するのはミスコルタナ(のボイスアクターさん!)。

 イベントに登壇した『フォルツァ モータースポーツ4』の開発元であるTurn 10 Studiosのクリエイティブディレクターのダン・グリーンウォルド氏は「『フォルツァ』チームは『Halo(ヘイロー)』シリーズの大ファンです。今回、343 Industriesとの共同開発により、『Halo 4』のワートホグを『フォルツァ モータースポーツ4』に収録することになりました。『Halo』シリーズを大切にしているので、忠実に再現しています」とのことだ。

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▲『フォルツァ モータースポーツ4』のクリエイティブディレクター、ダン・グリーンウォルド氏がワートホグを紹介。

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▲会場の入口近くにはWETA制作によるワートホグも展示。ダンもそのワートホグを前に取材に応じていた(左)。ワートホグは内部も精巧。

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 なお、ファミ通.comでは、3日間にわたって行われる“Halo Fest”の模様をつぶさにお届けする予定なので、お楽しみに。

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