●ナメてかかったら痛い目に遭いました
現地時間の2011年8月17日〜8月21日まで、ドイツのケルンで開催されている欧州最大規模のゲームイベント“gamescom 2011”。会場内でも屈指の人気を誇っているエレクトロニック・アーツの『バトルフィールド3』（日本では2011年11月2日発売予定）のCo-op（協力）プレイを遊ぶ機会を得たので、そのリポートをお届けする。
今回遊べたのは、gamescomの開幕前夜に行われたEAカンファレンスでお披露目されたものと同じバージョンで、機種もカンファレンスと同じくプレイステーション3版を使用。ミッションはあるビルに捕えられたVIPを救出、脱出することが目的で、プレイはビル内部を敵に見つからないよう進むシーンから始まる。場所によってはふたりの敵が並んでいる場面もあるので、仲間と息を揃える必要も。とは言え、このビル内部のシーンはゴリ押しでも十分行けるレベルだ。その後、VIPもそれほど苦労することなく救出し、無事ビルを脱出。意外なほど簡単にことが進んでしまい、正直拍子抜けしてしまった。しかし、外で待機していたクルマに彼を乗せて「さあ、行くっぺか！」というところで、敵の待ち伏せが！ その火力たるや、RGPを撃ってくるわ狙撃をしてくるわ、そもそも敵の数が多いわでかなり危険が危ない状態だ。おまけに夜なので肉眼では敵の位置がほとんど把握できない。さきほどまで半ば本作をナメてかかっていた生意気な記者だが、本気を出した『バトルフィールド3』先輩の迫力にすっかり萎縮してしまった。
しかし、いつまでも隠れているわけにはいかないと暗視スコープ付きのライフルで敵をチクチクと倒していくのだが、一向に攻撃が止む気配ない。そうこうしているうちに仲間が重症を負ってしまい、それをリカバリーするために猛ダッシュ。一命は取り留めたもののつぎは自分が撃たれてしまい、仲間に助けを求めるハメに。そんなことを何度かくり返すうちに状況はますます悪化していき、最後はふたり揃ってジ・エンド。『バトルフィールド3』先輩のしごきはまじパネえっす。PC版の64人対戦が話題の本作だが、気心の知れた仲間と遊ぶならCo-op（協力）プレイも十分アリな選択だと思うっす。
