●ドイツのゲームショーならではの光景?

 欧州最大規模のゲーム見本市“gamescom 2011”が、現地時間の2011年8月17日についに開幕した。会期は8月17日〜8月21日までで、うち最初の2日はプレスおよび関係者向けなので、会場内は大混雑といった雰囲気はまだないが、それでも注目タイトルにはやはり長蛇の列ができあがっている。

 マイクロソフトブースでもっとも人気を集めていたのは、Xbox 360を代表するシリーズの最新作にして完結編、『ギアーズ オブ ウォー 3』だ。じつは同作がドイツでプレイアブル出展されるのは今回が初ということで、(恐らく)おもに国内のメディアを中心に待機列が伸びていた。プレイできたモードはマルチの目玉とも言えるCo-op(協力)プレイの“Horde”。ブース内には全部で8台が出展され、つねに人が途絶えない状態となっていた。

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 ちなみに、ご存知の方も多いと思うがここドイツは過激表現のレーティングが非常にきびしい。まあ『ギアーズ オブ ウォー 3』は日本でもCERO:Z指定なので周囲が壁で囲まれた形での出展は納得なのだが、同じエリア内に『Halo: Combat Evolved Anniversary』も出展されていたことには軽く驚いた。日本でのCERO指定はまだ決まっていないが、プレイ内容を見る限りそこまで過激な表現があるとは思えない……ドイツのゲームショーならではの光景と言えるだろう。

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 そのほかマイクロソフトブースでプッシュされていたのは、昨今新作発表が立て続いているKinect対応のタイトルたち。その中でもとくにフィーチャーしていたのが、日本での発売日が2011年10月27日に決定したばかりの『Dance Central 2』で、ブースのもっとも目立つ位置(ホールの入り口にいちばん近いところ)にデモ&体験プレイエリアを出展していた。また、こういったイベントではすっかりおなじみとなったKinectルーム(と呼ぶのが個人的にはしっくりくる個室の体験コーナー)も複数登場。ここでは『ユアシェイプ フィットネス・エボルブ 2012』、『Rabbids: Alive & Kicking』といったサードパーティーのタイトルも遊ぶことができた。

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