週刊ファミ通のニュースページ“エクスプレス”で毎週掲載中のゲームに関連した著名人へのインタビューコーナー“Face”。誌面スペースの都合などからカットした部分を網羅した完全版をファミ通.comでお届け。今回のゲストは、女優の片瀬那奈さんです。

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今週のお題
『J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう! 7 EURO PLUS』
プレイステーション・ポータブル セガ 8月4日発売 6279円[税込] PS Store ダウンロード版 5600円[税込]

サッカークラブの代表となり、クラブ経営から試合采配までを行う『J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう!』シリーズの最新作。15周年記念作品となる本作では、舞台がJリーグと欧州6大リーグに拡大。また、プレイヤーの役割がサッカークラブの代表から全権監督になるなど、進化している。


●ゲームのキャラクターになるのが夢でした

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<写真プロフィール>
1981年11月7日生まれ。東京都出身。1999年のーデビュー後、さまざまなドラマや映画、舞台、CMに出演。2012年春公開予定の映画『荒川アンダー ザ ブリッジ』では、マリア役として出演が決定している。また、サッカー好き女優として多くのサッカー番組にゲスト出演。


 サッカークラブ運営シミュレーションゲームの15周年記念作品である『J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう! 7 EURO PLUS』(以下、『サカつく7』)が、PSP(プレイステーション・ポータブル)用ソフトとして8月4日に発売された。今回は、ゲームスタート時から監督をサポートしてくれる秘書として登場する、女優の片瀬那奈さんがゲスト。ゲームや本作にまつわるエピソードなどを聞いた。

――片瀬さんは、ふだんゲームをプレイすることはありますか?
片瀬 よく遊びますよ。ゲーム機もだいたい揃っています。いまは遅ればせながら『モンスターハンターポータブル 3rd』をプレイしているんですけど、激しい系のゲームはあまり得意ではないので、『二ノ国 漆黒の魔導士』も同時にプレイしています。あとは、『ドンキーコング リターンズ』も買ったんですけれど、まだ遊んでいないんですよね。

――ジャンルが幅広いですね。
片瀬 ふだんは、サッカーゲームや『とんがりボウシと魔法の365にち』みたいな、ゆるいゲームをよくやります。終わりがないというか、“これで終了!”みたいな感じのゲームよりも、エンドロールが流れた後もずっと続けられるようなものが好きですね。

――小さいころからゲームが好きだったんですか?
片瀬 好きでしたよ。昔から外でわーって駆け回ったり、友だちと集まってゲームをしたり、ちょっと男の子っぽい遊びが好きだったので、自然な流れだと思います。

――そんなゲーム好きな片瀬さんが、今回『サカつく7』の秘書役としてゲームに登場しますが、ゲームの仕事は初めてですか?
片瀬 初めてです。ずっとゲームのキャラクターになるのが夢でしたし、いくらサッカーが好きだといってもサッカー選手ではないので、『サカつく』には出られないと思っていました。ですので、すごくうれしいです。最初にお話をいただいたときも、「やりたい!」と即答でした(笑)。

――キャラクターモデリング撮影を終えての感想は?
片瀬 映画のメイキングシーンなどで見たことはありましたが、撮った写真を3Dにしていく作業を実際に体験できでうれしかったし、おもしろかったですね。ゲームのキャラクターになっていく姿を見られるのは、作り手の特権なのですごく得をしているなと。

――撮影の雰囲気はどのような感じでしたか?
片瀬 私を囲むようにカメラがセッティングされていたのですが、じっと座っているだけなので証明写真を撮っているような感じでした。スーツを着ていたから余計に就職活動中みたいな(笑)。

――(笑)。撮影時のエピソードがあれば教えてください。
片瀬 エピソードというか、写真を撮ってから3Dになるまでがすごく早くてびっくりしました。もうちょっと時間がかかってもいいのにって思うところを、5秒ぐらいでできるんですよ。そこからがたいへんな作業なんでしょうけど、すごい技術だなって思いました。

――そのできあがった3Dグラフィックを見ての感想は?
片瀬 骨格だけなので顔のパーツは入っていないんですけれど、ひと目で自分だってわかりました。

――片瀬さんは、『サカつく』もプレイされているとのことですが、魅力はどこだと思いますか?
片瀬 選手目線になれるところも醍醐味なんですけど、育てていく過程が好きなんです。日ごろの体調管理や選手が言ってくる文句をうまくまとめたり、選手とやりとりしている感じがいいんですよ。一方的にプレイしているんじゃなくて、ゲームと私が寄り添ってプレイできるので、愛情を持てるし、長くやりたいって思いますね。

――『サカつく7』では、プレイヤーが全権監督という立場ですが、監督としてクラブを率いるとしたらどんなクラブがいいですか?
片瀬 好き嫌いは別として、実際のクラブを育てるとなるとイングランドの“アーセナル”がいいですね。アーセナルの若手選手をどんどん成長させて、日本からも若い人を連れていって育てたいです。

――では、最後に読者へ向けてメッセージをお願いします。
片瀬 ヨーロッパでプレイできるのは私も本当にうれしいことですし、どんどん強いチームが作れると思います。私はサッカーが大好きなので、私の秘書もサッカー好きなりの目線で話しかけてくると思います。ぜひ私の秘書で楽しんでください。

(C)SEGA
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