●家庭用ゲーム機クオリティーで作りこまれた、次世代のブラウザゲームがいよいよ登場
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NHN Japanは2011年8月16日、自社オフィスで新作ブラウザゲーム『シュヴァリエサーガ タクティクス』のプレス発表会を開催した。会場には、開発元イメージエポックの代表取締役社長である御影良衛氏のほか、オフィシャルナビゲーターのAKB48のチームBに所属する石田晴香、主題歌を担当する彩音らが応援に駆けつけた。
冒頭では、NHN Japanのコンテンツ営業企画事業部長・黒川文雄氏があいさつ。NHN Japanにおける新たなレベルのゲームを創りだすために、日本のビデオゲームが蓄積してきた魅力とNHN Japanのオンラインゲームでのノウハウなどを融合するというのがプロジェクトのコンセプトであるとして、本作が、家庭用ゲーム機のプレイヤーやオンラインゲームファンのみならず、幅広い層が楽しめるものになっていると紹介した。
続いてイメージエポックの御影氏は、2年以上に及ぶという開発を振り返り、「イメージエポックがやるなら家庭用ゲーム機と同等レベルでやりたい」との意気込みで取り掛かったと語った。実際に本作は、プレイステーション3用タイトルとしても発表・開発が行われている。
そして本作のプロデューサー薬師寺健治氏が石田と彩音をそれぞれ紹介。石田晴香を選んだ理由は「ゲームを理解するだけの人ならほかにもいるが、等身大で語れ、プレイヤーとともに成長できる人」を選びたかったからとのこと。石田にオフィシャルナビゲーターとしての名刺と衣装の贈呈が行われた。
一方、彩音に主題歌を依頼した理由は「バトルをイメージできる、力強く歌える人」というコンセプトに合致したからだという。主題歌「Crest of Knights」は8月24日発売予定で、本作のアイテムがもらえる特典コードを収録する。
また、早速衣装を着替えた石田が自分のキャラクター“はるきゃん”を使ってプレイを披露する場面も。御影氏が「プレイステーション3でも遊べるレベル(のクオリティー)にしてある」と自信を見せるとおり、プレイを見る限りでは、家庭用ゲーム機でのシミュレーションRPGとなんら遜色ないものとなっていた。
薬師寺プロデューサーと御影氏、そして本作のディレクターであるイメージエポックの東郷真哉氏による本作の解説も行われ、クローズドβテストの日程も発表。石田のコールによってクローズドβテスターの募集も開始された。締切は8月22日までで、募集人数は10000名。クローズドβテストは8月25日から27日にかけて行われる予定だ。
プレイヤーは、戦士系のファイター、高い機動力とテクニカルなスキルが特徴のローグ、魔法使い系のメイジ、回復系のアコライトの4系統の職業からキャラクターを作成可能。上位クラスもあり、スキルのカスタマイズや転職など、自由度の高い育成要素も魅力のひとつだ。同マップで最大4人の協力プレイもサポートしているほか、ギルドや攻城戦といったオンラインゲームらしい要素も用意されている。御影氏が「普通のブラウザゲームは開発期間が6ヶ月ぐらいじゃないですか。僕ら2年ぐらい作ってますからね」と語るように、コンテンツの作り込みはかなり進んでいる印象。今後も、ログオフ時に戦闘を行わせておく“遠征”などを実装予定だ。