●日常の背後に潜む闇取引……。
ロックスター・ゲームスの『L.A.ノワール』では、2011年8月18日に新たなDLC(ダウンロードコンテンツ)“リーファー・マッドネス”を配信する。価格はプレイステーション3版が400円[税込]で、Xbox 360版が320MSP。“ロックスター・パス”の対象DLCとなっており、ロックスター・パスを購入している場合は追加料金なしに利用できる。
リーファー・マッドネスは風紀犯罪課の担当事件で、主人公コール・フェルプスと相棒のロイ・アールは、情報屋の話をもとにロサンゼルスで麻薬の売人を探すことになる。調査が進み、激しい銃撃戦を経て、やがてふたりは自分たちがこの街で最大の麻薬組織に首を突っ込んでしまったことに気がつく……。
ファミ通.comの連載“DIARY OF A MAD GAMER”ですでにご紹介しているように、この事件のタイトルは1938年の同名映画から来ている。タブーや悪癖を悪しきものとして糾弾することで「うむ、ああいったものはけしからん」と憤る観客を集める、エクスプロイテーション映画の一種だ。しかしながら、あまりに安直な作劇によって薬物中毒の恐怖を喧伝しようとしているため、現代では逆に、非現実的なほどのレベルの悲劇となってしまっていることで記憶されている。本事件と映画は直接ストーリー面や設定などの共通点はないが、これもまた、実在の事件や文化を取り入れた『L.A.ノワール』ならではの題材となっているのだ。
(C) 2011 Rockstar Games, Inc.
※本ソフトはCEROにより“18歳以上のみ対象”の指定を受けておりますが、掲載にあたっては、ファミ通ドットコムの掲載基準に従い考慮しております。