●新作発表あり、最新作の出展あり、イベントありと盛りだくさんの内容に

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 2011年8月13日、秋葉原UDXギャラリーにて“プロトタイプ・ファン感謝デー2011”が開催された。秋葉原UDXギャラリーで行われるプロトタイプのファン感謝デーも、2009年(⇒記事はこちら)、2010年(⇒記事はこちら)に続き3回目。例年通り、ゲームの出展あり、物販あり、抽選コーナーありと盛りだくさんの内容だった。

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▲抽選会あり、ポスターの配布あり、物販ありと盛りだくさん。

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▲『Rewrite』の神戸小鳥さん(左)と『タイムリープ』のあゆさん(右)もお出迎え。

 

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 ゲームファンにとっての朗報は、新タイトルの発表。当日行われた“ちょっとだけ発表会!”では、プロトタイプの代表取締役・多部田俊雄氏が登壇し、『リトルバスターズ! Converted Edition』をPlayStation Vita向けに開発中であることが明らかにされた。“プロトタイプ・ファン感謝デー2011”のホームページでは、事前に「大人気クリエイターチームKeyのあの名作が、いま話題のあの機種に登場!」という形で新作発表が行われることが明記され、ネットでさまざまな噂されていたそうだが、多部田氏がチェックした限りでは、「正解率は1割弱でした」とのこと。PlayStation Vita版とアナウンスされるや、会場からはどよめきが巻き起こっていた。多部田氏によると開発は極めて順調で、タッチスクリーンによる操作も極めて快適らしい。本来ならプレイアブルな状態で出展したかったのだが、諸般の事情によりNGとなったとのことで、会場では、発表会直後から映像出展でお披露目されていた。

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▲多部田氏の口からPlayStation Vita版『リトルバスターズ! Converted Edition』が発表(左)。会場では映像が流されていた(右)。

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 また、ビジュアルアーツの公式携帯サイト“ビジュアルアーツ★Motto”のAndroid専用サイト“ビジュアルアーツ★MottoSP”が近日オープンすることも発表された。本来なら、この発表会に間に合わせたかったようだが、「案の定間に合いませんでした(笑)」(多部田氏)とのこと。オープンは2011年9月中旬となる。スマートフォンユーザーにとってはうれしいニュースと言える。

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▲スマートフォン向けに“ビジュアルアーツ★MottoSP”が近日オープンすることも発表(左)。会場でも出展された(右)。

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▲『AIR』。あの名作のスマートフォン版が今秋配信予定。

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▲SFデジタルノベルの『planetarian~ちいさなほしのゆめ~』。こちらも今秋配信予定。

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▲本編『planetarian~ちいさなほしのゆめ~』に関わる4つのサイドストーリーで構成される『planetarian~星を見る人~』。今秋配信予定。

▲『CLANNAD 光見守る坂道で』(上巻・下巻)も配信予定。配信時期は今秋。

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▲ちなみに『裏庭のヌシで釣り』をドリームキャストで……というのはネタでした。セガさんごめんなさい。

 

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 イベントで多くのファンを集めたのは、もはや恒例となった“ナツメブラザーズ!(21)”のスペシャルトークショーだろう。“ナツメブラザーズ!(21)”は、インターネットラジオステーション“音泉”にて放送中の『リトルバスターズ!』をモチーフとした人気番組。当日はラジオのメインパーソナリティーを務める棗鈴役の民安ともえと能美クドリャフカ役の鈴田美夜子が登場。今回は、過去2年のように“公開録音”ではなく、“トークショー”という形で行われ、残念ながらもうひとりのメインパーソナリティーである棗恭介役の緑川光は欠席だったものの、声優の荻原秀樹をMCに、これまでに負けず劣らず弾けたトークを披露していた。とくにキレキレだったのが、鈴田美夜子。“ナツメブラザーズ!(21)”のイベントで、鈴田が着ぐるみを着て登場するのはもはや風物詩(?)となっているが、今回はアヒルさんの着ぐるみで登場。“テバリャフカ”として、その一挙手一投足が笑いを集めていた。

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▲トークイベントでは、着ぐるみの歴史も紹介された。せっかの機会だからファミ通.comでも紹介してしまおう! 2009年6月20日、プロトタイプ・ファン感謝デー2009、クマリャフカ誕生。

▲2009年10月12日、ライオン堂イベント、レオリャフカ。

▲2009年11月29日、ナツメブラザーズ 民安さんお渡しイベント、ラムリャフカ。

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▲2010年5月30日、プロトタイプ・ファン感謝デー2010、ブルリフャフカ。

▲2010年8月22日、ジーストア福岡 リニューアル記念 モツリャフカ。

▲2010年10月11日、ライオン堂イベント“レオリャフカ再び”のレオリャフカ。

 また、トークショーにはスペシャルゲストとして、“ラジオ Rewrite 月刊テラ・風祭学院支局”のメインパーソナリティーを担当する斎藤千和と森田成一が登場。会場を大いに盛り上げた。“ラジオ Rewrite 月刊テラ・風祭学院支局”は、Keyの最新作『Rewrite』のラジオ番組。ラジオ番組としてのイベントは初めてとのことで、“エア銃撃戦”をくり広げたり、斎藤がモノマネを披露するなど、たくさんの来場者を前に楽しそうにトークしていた。ちなみに補足しておくと、“エア銃撃戦”とは、指を拳銃に見立てて、即席で行う銃撃戦のこと。“ラジオ Rewrite”の名物のようであります。

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▲斎藤千和と森田成一が登場。“エア銃撃戦”は流行る……のか?(右)

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▲というわけで、みんなも好きに違いないテバリャフカの百態をお届け。アグレッシブに踊ったり、じゃんけん大会に参加したり、最後は一本締めをしたりと、そんなテバリャフカに僕たちは夢中! 来年はどんな姿を見せてくれるのかな? 楽しみ。

 さらに、公開イベントとして、PSPへの移植が発表されたばかりの『グリザイアの果実』のインターネットラジオ“クラブ・グリザイア”初の公開イベントも行われ、民安ともえや一色ヒカル、永澤優花などが出演していた。

 さて、会場に目を転じてみると、 PSP用ソフト『あまつみそらに! 雲のはたてに』やプレイステーション3用ソフト『タイムリープ』など、発売前のソフトが出展。会場限定となるゲームの待ち受け画像やデスクトップ画面の無料配布なども例年通り好評で、PSPやケータイに、自分の好きなゲームの画像などをダウンロードする姿が随所で見受けられた。新機軸だったのが、スマートフォンを対象としたAR(拡張現実)の記念撮影で、物珍しそうにスマートフォンを操作する来場者の姿が見られた。盛りだくさんの内容で、プロトタイプのおもてなしが伝わるファン感謝デーとなった。

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▲スマホで神戸小鳥とツーショット。

 

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