●AKB48の石田晴香がトークにプレイに大活躍

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 2011年8月13日、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンは、PSP(プレイステーション・ポータブル)用ソフト『パタポン3』のファン感謝イベントとして、“パタポン祭(フェスタ)”をアキバ・スクエア(秋葉原UDX 2F)で開催した。

 会場では、ゲーム大会や試遊コーナー、物販などのほかに、AKB48の石田晴香(同イベントでは通称“はるポン”)が出演するステージイベントなどが行われた。ゲーム大会では、“チャンピオンマッチ”と“フレンドマッチ”の2種類が実施。“チャンピオンマッチ”は、 4人ひと組のチームで初代パタポンマスターを目指す大会となり、“フレンドマッチ”は、ヒーローのレベル20以下もしくは初めて人でも参加できるこちらも4人ひと組のチームでマルチバトルをする大会となっていた。

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▲会場にはイラスト展示コーナーに試遊、物販コーナーなども。女性やキッズが多く来場していたのも印象的だった。

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▲会場はご覧の大盛況。

▲ステージ最前列の席には太鼓が置かれており、来場者が『パタポン』のリズムを叩き、会場は賑やかな雰囲気に包まれた。

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大会委員長:プロデューサー吉澤純一氏

大会副委員長:ゲームデザイナー小谷浩之氏

大会副委員長:アソシエイトプロデューサー天野光雄氏

 イベントではフレンドマッチの大会に先駆け、「『パタポン3』から始めました」という石田晴香が“パタポン道場”へ入門し、その腕前が認められればフレンドマッチに出場できる、という趣向の催しが行われた。ステージでは、対戦相手のチームに負けてしまった石田だが、その腕前を買われ(?)、合格ということでフレンドマッチへの出場が決定。
 フレンドマッチは、ステージ上で石田がクジを引き、出場者を選出するという流れ。石田も女性出場者ばかりのチームに入ったものの、健闘むなしく敗戦。「自分なりにはがんばったつもりんですが……」(石田)と残念な表情だったが「今後はAKB48に“パタ友”を作って、腕を上げていきたい」と意欲的にコメントした。

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▲はるポンは、『パタポン』シリーズは『3』からの初心者。フレンドマッチへの出場が認められなかった場合は、黒の全身タイツを履かされるという罰ゲームが課せられるという条件が。

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▲“パタポン道場”では小谷浩之氏をパートナーに2対2の対戦が行われた。対戦相手は、はるポンが来場者の中から自ら指名した。

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▲晴れてフレンドマッチに出場したはるポンだったが、残念ながら勝利ならず。

 “チャンピオンマッチ”は予選を勝ち抜いた猛者たち4チームによるマルチバトル。愛知県や熊本県などから駆け付けた出場者もおり、『パタポン』ファンも待ちわびていたということが感じられた。そして一進一退の激戦を制し、見事、初代パタポンマスターに輝いたのは“バラバラ即席チーム”。4人のメンバーは当日始めて顔を合わせた、まさに即席チーム。チームのリーダーは「最初に集まったときは大丈夫かなと思ったんですけど、何とかまとまることができました」とコメント。大会でプレイを重ねるごとにチームとしての結束が固くなっていったということだろう。

 大会の最後に吉澤プロデューサーは「開発スタッフで今回のようなイベントを開催したいとずっと夢に思っていました」ということで、今回のパタポン祭の開催には、よろころびももひとしおといった様子。また、「『パタポン』はPSPのソフトですが、今大会の優勝賞品はプレイステーション3でした。優勝したチームの方に賞品をお渡しする際、これからを考えたときにいろいろな選択肢があるんだなと感じました。パタポン祭が1回で終わらないように新しい作品で、また開催できるようにがんばりたいと思います!」(吉澤)と次回作の存在を匂わせる気になる発言とともに、大会を総括した。

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▲“チャンピオンマッチ”はニコニコ生放送で生放送され、椿姫彩菜が番組の司会を担当した。視聴者数は、大会途中に17000人以上と発表された。この数字は大会終了時にはもっと伸びていたに違いない。

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▲初代パタポンマスターに輝いたのは“バラバラ即席チーム”。メンバーの中には熊本から駆け付けたというプレイヤーも。賞品にはプレイステーション3の“HDDレコーダーパック”などが贈られた。

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4位:PEKEPONチーム

3位:パタポンブラザーズ

準優勝:バケモノでもかみポンチーム

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初代パタポンマスター:バラバラ即席チーム

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「私は『パタポン』初心者なんですが、フレンドシップ大会に出場させていただいて、いっしょにプレイすることがこんなに楽しいんだって実感しました。いつかチャンピオンシップに出場されたプレイヤーくらい上手くプレイできるようになれたらいいなと思いました」(石田晴香)

「今回の大会では新しい発見もいっぱいあったので、あらためて『パタポン』の魅力に取り憑かれました。これを機に『パタポン』をいろいろな人がやってくれればいいなと思います」(椿姫彩菜)