●武将たちをより深く知ることができる展示物の数々
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こちらの記事でお伝えしたカプコンの『戦国BASARA』と備前長船刀剣博物館(岡山)とコラボレーションにより、現在、備前長船刀剣博物館では『戦国BASARA』に登場する多数の英雄たちにまつわる武器・武具の名品の数々がキャラクターイラストとともに展示されている。本稿では、備前長船刀剣博物館の展示の模様を取材したのでリポートしよう。
▲JR長船駅から備前長船刀剣博物館までは無料送迎バスが出ていたので、電車で行く予定の人は利用するといいだろう。 |
▲博物館入口前には、高さ3メートルの『戦国BASARA』巨大武将パネルが展示されており、記念写真のスポットとなっていた。 |
■パネルが展示されている『戦国BASARA』武将
伊達政宗、真田幸村、徳川家康、石田三成、前田慶次、長宗我部元親、片倉小十郎、お市、猿飛佐助、上杉謙信、かすが、織田信長、豊臣秀吉、森蘭丸、前田利家、まつ、島津義弘、本多忠勝、宮本武蔵、雑賀孫市、黒田官兵衛、鶴姫、立花宗茂
■日本刀、火縄銃、弓矢、甲冑、馬具など約50点が展示
・黒漆塗十二間突はい(←上段は灰、下段は皿)形兜 (長宗我部元親所用兜)(土佐神社蔵)
・刀 金象嵌銘 正家 (伊達家伝来)(重要美術品)
・刀 額銘 備州長船住元重 (伊達家伝来)
・刀 銘 村正 (真田幸村所持)
・野点用茶道具 (豊臣秀吉所持)
・太刀 銘 備前国長船住真長造
嘉元二年三月日 (島津家伝来)(重要美術品)
・太刀 銘 助房 (徳川家伝来)
・短刀 無銘 康継 (徳川家伝来)
・林心流八十匁大筒 (黒田家伝来)
・馬印 (黒田家伝来)
重藤弓、矢尻、、南蛮鞍・南蛮馬具、女性用の腹巻、兜、大鎧、二連式銃砲、鎖鎌、首桶、土俵空穂、弾薬箱、大砲鋳鍋など戦国武将たちにまつわるさまざま武器・武具を展示。
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▲今回の企画展では、来館者によるカメラ撮影もオーケー(ただし、フラッシュ禁止)。博物館では撮影禁止のケースが多いので、貴重な機会といえる。 |
毎日曜・祝日・第1・3土曜日には研師の匠が来場し、実際の仕事ぶりを見学できたり、8月13日(土)、8月27日(土)には刀鍛冶さんがプレートに自分が好きな武将の名前と好きな言葉を刻してくれたり(材料費:1枚800円、要入館料、1日100枚限定先着順)、8月25日には甲冑を着て好きな『戦国BASARA』武将と記念撮影ができるなどの催しも予定されている。『戦国BASARA』ファンは、あの武将が実際に見に付けていた武具を実際に見るまたとないチャンス! 本イベントは9月4日までなので、ぜひ足を運んでみてほしい。