●まさに“リローンチ”と言える順調な滑り出し!

 本日(2011年8月11日)よりニンテンドー3DSは、価格が改定され、従来の25000円[税込]より10000円の値下げとなる15000円[税込]で販売される。値下げ初日の店頭の様子を、家電量販店大手のビックカメラ池袋本店で取材してきた。
 ビックカメラでは、値下げが発表された2011年7月28日より積極的に告知をしてきたため、予約がかなり好調だったとのこと。1階に設けられたニンテンドー3DSの販売コーナーには、午前10時の開店直前までに30人前後の行列ができていた。

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▲まだ価格改定を知らない人も多いようで、告知ポスターに見入っている人の姿も見られた。

▲小さな子どもから大人の男性、若い女性……などなど、購入する人の幅広さが目立った。

 ビックカメラ池袋本店・ソフトコーナー主任の林翔太氏によると、「開店から30分ほどで、すでに50人以上の方がニンテンドー3DSを購入していかれましたが、ほとんどが予約されていない方。予約済みの方は夕方以降に引き取りにいらっしゃるのではないかと思います」とのことで、これから大きく販売台数を伸ばすことが期待できる。なおソフトについては、「本日発売の『スーパーポケモンスクランブル』がいちばん人気です。ほかに、『ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D』や『スターフォックス64 3D』なども、いっしょに購入されていくお客様が多かったですね」(林氏)とのこと。本体カラーは、やはり男女問わずフレアレッドの人気が高いようだ。なおビックカメラでは、各色とも潤沢に在庫を確保しているとのことだ。

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▲一番乗りは、中学1年生と小学3年生の兄弟と、そのお父さん。コスモブラックとアクアブルーを1台ずつと、『スーパーポケモンスクランブル』、ニンテンドーポイントカードを購入していた。お父さんによると、もともとお兄ちゃんの誕生日に買ってあげる予定だったが、値下げのニュースを聞いてこの日まで待っていたそうで、「今日は朝早くから子どもたちに叩き起こされました」と苦笑いしていた。

▲フレアレッドの本体と、『スーパーポケモンスクランブル』を購入していた20歳の大学生(写真左)と、そのお友だち(写真右)。ニンテンドー3DSは以前から購入しようと考えていたが、大学のテスト期間が終わるまでガマンしようと思っていたら、値下げの発表があって驚いたんだとか。ニンテンドーDS用ソフトの『デビルサバイバー2』も、ニンテンドー3DSで遊ぶつもり、とのこと。

【2011年8月11日12時50分追記:記事中で、日付の表記に誤りがあったため修正しました。関係者並びに読者の皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫びいたします】

【2011年8月11日16時30分追記】
 夕方までの状況を、改めてビックカメラ池袋本店・ソフトコーナー主任の林翔太氏に確認してみたところ、開店直後からの勢いは衰えず、レジにはつねに数十人が並ぶ状況が途切れずに続いているとのことだった。ほとんどの人がソフトを同時購入しているようで、前述のソフトのほか、『テイルズ オブ ジ アビス』や『レイトン教授と奇跡の仮面』といった定番ソフトも順調に売れているとのこと。また、液晶フィルムやポーチといったアクセサリー類も同時に購入していく人が多かったようだ。林氏によると、「ご予約されていない方もたくさんお見えになられて、非常に好調です。ご家族でいらして、お父さん、お母さん、お子さんで一度に3台購入された方もいらっしゃいました」というように、勢いのある状態が続いているとのこと。ただし在庫はまだ十分に確保してあるそうなので、これから購入を検討している人も、慌てる必要はないだろう。

 ゲーム専門店として有名なGAMESマーヤ葛西店の秋谷久子店長に訊いたところ、こちらも予約が好調で、当日予約なしで購入しにくる人も多く、行列ができるほどではないものの、順調に売れているとのこと。ゲーム専門店らしく、同時に購入されるソフトは幅広く、『スターフォックス64 3D』、『パイロットウイングス リゾート』、『ワンピース アンリミテッドクルーズ』など、さまざまなソフトが売れているそうだ。また、ニンテンドーDS用ソフトも遊べることを知っているお客さんも多く、『オール仮面ライダー ライダージェネレーション』などのニンテンドーDS用ソフトを同時に購入していく人も見られたとのこと。本体カラーは、やはりフレアレッドの人気が圧倒的だそうだ。秋谷氏は、「いままでよりも、低年齢層のお客様の姿が目立つようになりましたね。帰省に備えて購入していくお客様も多かったようです。夏休み期間を見越して十分に在庫を確保してありますので、ぜひ当店でお買い求めください」と話していた。