●今年度内に9タイトルのアプリをリリース予定

 ケイブは、グリーと業務提携を行い、グリーを割当先とした第三者割当による新株式を発行することを発表した。

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≪以下、リリースより抜粋≫

 当社は、現在主力事業として位置付けるソーシャルメディア・アプリ事業について、今後も注力事業として位置付け、事業推進に取り組んでおります。一方、市場環境を展望しますと、ソーシャルアプリを提供するプラットフォームの主戦場が、従来型の携帯電話(いわゆるフィーチャーフォン)から、急速に普及しつつあるスマートフォンへ移行することが見込まれており、当社がスマートフォン市場でも引き続き競争優位性を保つためには、これまで以上の当該市場への積極的な先行投資と、プラットフォーム運営会社とのより緊密な協力関係の構築が必要と考えております。
 そのような中、当社は、国内最大級のソーシャルアプリのプラットフォームである“GREE”を展開するグリーとの間で、グリーのプラットフォームにおける当社とグリーとの協業を含む本資本業務提携を行うことについて、当社の事業政策及び財務政策の両面から検討を行ってまいりましたが、本資本業務提携により、国内最大級のソーシャルアプリのプラットフォーム運営会社であるグリーと緊密な協力関係を構築することができるとともに、グリーによる支援や双方の強みを生かしたヒットアプリの創出等のメリットが期待できることなどから、今般、本資本業務提携を実施することを決定いたしました。当社は、本資本業務提携を行うことにより、資本面からグリーとの関係を強化するとともに、協業によりフィーチャーフォンやスマートフォン向けのアプリ開発を行ってまいります。
 当社は、これまでも約300万人の会員を有する「しろつく」や当社の創業以来の得意分野であるシューティングゲーム「怒首領蜂大復活」等のコンシューマーゲームのスマートフォンアプリへの展開など、スマートフォン向けのアプリ提供に実績を残してまいりました。
 今回の協業により、両社のソーシャルアプリ事業及びスマートフォン関連事業の事業推進を加速し、ひいては双方の企業価値の向上を図ってまいります。

 本業務提携に基づき、当社とグリーは、グリーのプラットフォーム上において当社が提供するソーシャルアプリに関する様々な協業を実施し、双方の強みを生かしたヒットアプリの創出を目指してまいります。
 協業による開発の対象としては、フィーチャーフォン、スマートフォンとも対象といたしますが、特に、両社の今後の注力事業であるスマートフォン向けのアプリの開発を積極的に行ってまいります。
 たとえば、当社がすでに有するスマートフォン向けアプリ、コンシューマーゲームをグリーのプラットフォーム上に展開するほか、新規タイトルについても協業での開発を行ってまいります。
 グリーは、開発・企画・運用において支援を行い、一方、当社は、これまで培ったゲーム開発・運用ノウハウを提供することで、協業によるアプリ開発を行います。
 また、今回の協業は国内外のソーシャルゲーム事業が対象となり、今年度内に9タイトルの協業アプリをリリースする予定です。


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