●スペシャルステージのゲストは後藤真希

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 2011年8月7日に福岡で開催されたモンスターハンターフェスタ''11 福岡大会。狩王決定戦 地区大会の模様はこちらで紹介したとおり、2011年10月2日に行われる決勝大会には優勝したKARASAWA-MK2チームと、準優勝の∞(インフィニティ)チームが出場権を獲得した。本稿では、ステージイベントなど、福岡大会の会場の様子をリポートする。

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■成功する日は来るのか!? 開発者チャレンジクエスト

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 開会の挨拶代わりにもはや定着した感のある開発者チャレンジクエスト。名古屋、東京大会に続き、『モンスターハンターポータブル 3rd』のプロデューサー辻本良三氏、同ディレクター一瀬泰範氏、『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村G』プロデューサー小嶋慎太郎氏、そして藤岡要ディレクターが登壇し、公開クエストに挑戦した。今回、挑んだクエストは“大砂漠の宴!!”で、相手はジエン・モーラン。この開発者クエストでは、クリアータイムが課せられ、今回は15分以内に討伐すると成功、それをオーバーすると失敗、となる。成功した場合は、辻本プロデューサーが挑戦する3人にご飯を奢る、そして失敗した場合は……なんと、各々オトモアイルーを1匹解雇しなければならないという。苦楽をともにしてきたオトモアイルーの解雇はさすがに回避したい! 「マジメにやろう!」と声を掛け合って挑んだ4人だったが……。やはり、今回も辻本プロデューサーがいろいろな意味で大活躍。序盤はマジメに立ち回っていた同氏だったが、しばらくするといつものように3人の邪魔に励み……。バリスタでメンバーを撃ってみたり、爆弾を置いてみたり、大銅鑼を効果がないタイミングで使ってみたりと好き勝手な振る舞い。結果、今回も見事に(?)失敗。それぞれオトモアイルーを1匹解雇することになってしまった。

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■モンスターの知られざる生態が明らかに

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 藤岡要ディレクターがモンスターの生態などを解説する“教えて!藤岡先生リターンズ+ズバ教”では、ラングルトラやハプルボッカ、ドボルベルクといったモンスターの知られざる秘密が明らかにされた。
 まず、ラングロトラの長い舌について。ハンターを攻撃したり虫を捕食する際に使う長い舌は瞬間最長で20メートル以上にもなるという。その舌で、遠くにいる好物の虫を捕らえ、貴重なタンパク源にしている。虫を捕える際には、虫から摂取した毒素から作られた麻痺効果のある唾液により、捕食がより確実に行えるという特徴があるらしい。腐敗ガスも捕食した虫から得られたものだ。
 つぎにハプルボッカ。このモンスターは器用な狩りは得意なタイプではなく、獲物は砂ごと丸飲みにする。砂は体外に出す器官があるという。また、成体では肺呼吸だが、幼体ではエラ呼吸で、水辺などに生息し、成体になるころに陸に移り住むとのこと。砂に潜っていることが多いため、目は発達しておらず、獲物は音で感知する。目を使うときは、砂地から顔を出して獲物との距離感を把握する程度。
 最後にドボルベルク。巨体であるため、カロリー消費が抑えられるよう温暖な地域に生息(寒い地域では、体温を上げるためにカロリーを消費するため)する。背中のコブには栄養分として脂肪が蓄えられている。カロリーを摂取しづらい植物や枯れ木(とくにタンパク源となる虫が巣食ってものを好む)を主食にしているため、相当量食べなくてはならず、そのため、縄張り意識は強い。ハンターを悩ませる巨大な角と尻尾は、木を倒したりするために使うため、発達している。また、Q&Aコーナーでは、ドボルベルクのコブから立ち上る煙についての質問が出た。ステージを見ていたハンターたちも、そもそもドボルベルクから煙が出る現象を知っている人が少ない様子だったが、コブから出ているのは蒸気だという。興奮時に体温が上がるため(つまり、コブから蒸気が上がるのは怒り時)、体温を下げるために汗のようなものを出しているという。
 会場でしか聞けないモンスターの生態などの新情報に、来場者たちも興味深く観覧していた。各会場ごとに紹介されるモンスターは異なるので、札幌大会以降、会場に行く人は注目してほしい。

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■スペシャルステージのゲストは『MHP HD Ver.』のCMにも登場するゴマキ

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▲「2年前『モンスターハンター3(トライ)』が出たとき、まわりの人がプレイしていて、「なんでそんなにやってるんだろう」と。じつはゲームはメッチャ否定派だったんですが、自分でやり始めたら真逆になってしまって。いまではまわりの人からやり過ぎって言われるほど(笑)」だとか。ちなみに、『MHP 3rd』のプレイ時間は146時間。

 福岡大会ではハンターであり、『モンスターハンターポータブル 3rd HD Ver.』のCM出演する後藤真希がスペシャルステージのゲストとして登場。後藤はCM撮影について、実際に部屋に篭って『モンハン』をプレイし、そのひとコマをCMで使っているとのことで、ふだんプレイしているのと同じ「いつものテンション」で撮影できたという。「『モンハン』をプレイすると口数が多くなるです」(後藤)。CMはWebバージョンもあり、こちらでは後藤(のキャラ)が力尽きたときの悔しそうな反応が見れるとのことだ。『モンスターハンターポータブル 3rd HD Ver.』については、つぎのようにコメント。「見た目重視なので、キレイになって細部が見れて、よりファッション的な感覚で楽しめますね。オトモアイルーの装備もクッキリ見えて新しい発見もありました」(後藤)
 ステージでは、後藤が『モンスターハンターポータブル 3rd HD Ver.』で、ジンオウガを5分以内に狩るチャレンジや、モンハン模試'11の答え合わせも行われた。後藤は両方とも思うような結果が出せず、少し悔しそうな表情を見せたが、『モンスターハンター』への本気度が垣間見え、ステージを見たハンターたちは共感を覚えたに違いない。

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▲5分以内でジンオウガが倒せたら、こんがり肉クッションがプレゼント、という条件だったが、辻本プロデューサーの計らいで7分30秒以内に変更。後藤はなんとかクリアーしてこんがり肉クッションをゲットして大喜び。

●『ハギとこ!』1周年記念の公開生放送も盛況!

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 福岡大会の終了後、午後7時から小倉コロナシネマワールドで、カプコンの宣伝マン萩原良輔氏こと“ハギー”がMCを務めるUstream番組『ハギーのとこトンやってみよう!』(通称『ハギとこ!』)の公開生放送が実施された。ゲストは安田大サーカスのクロちゃんと「ラジバンダリ!」でお馴染みの西井隆詞さん! 
 当日の放送では、モンスターハンターフェスタ’11 福岡大会やモンスターハンター・ザ・リアル前夜祭(大阪)、戦国BASARA 夏の陣 in グリーンランドをハギーがリポート。また、人気コーナー“リアル良三クエスト”で、今回ハギーに課せられたのは、魚を釣ってこい(辻本氏のご飯のおかず用)というもの。釣りにはクロちゃんと西井さんも挑戦し、3人で対決することになったが……。結果は西井さんの負け。じつは、西井さんは生放送序盤に実施されたモンハンの知識を問う対決でもビリとなり、自身の『モンスターハンターポータブル 3rd』のセーブデータから、虫のアイコンのストックをすべて消されるという罰ゲームを受けており、釣りでも最下位。釣り対決の罰としては、Tシャツやリストバンド、そして「ラジバンダリ!」と言えば必要不可欠な長髪のカツラを公開収録を観に来た人にプレゼントすることに。
 約1時間半の公開収録後はあっという間に終わり、会場も大いに盛り上がった。放送後はハギーやクロちゃん、西井さんたちと来場者の交流も行われ、アットホームな公開生放送となった。

 ちなみに、福岡大会のリポート映像のロングバージョンが8月16日にカプコンチャンネルにアップ予定とのこと。そして、『ハギとこ!』次回放送は8月14日の20時ごろから、ハギーと西井隆詞さんが札幌大会を最速リポートする。

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