2024年2月24日、25日の2日間、神奈川県横浜市・Kアリーナ横浜および配信にて、『アイドルマスター ミリオンライブ!』(以下、『ミリオンライブ!』)10thライブツアーの千秋楽となる“THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 10thLIVE TOUR Act-4 MILLION THE@TER!!!!”が開催。本記事では、公演2日目の模様をお届けする。
出演者(敬称略)
- 山崎はるか(春日未来役)
- 田所あずさ(最上静香役)
- Machico(伊吹 翼役)
- 種田梨沙(田中琴葉役)
- 角元明日香(島原エレナ役)
- 大関英里(佐竹美奈子役)
- 藤井ゆきよ(所 恵美役)
- 諏訪彩花(徳川まつり役)
- 麻倉もも(箱崎星梨花役)
- 小笠原早紀(野々原 茜役)
- 夏川椎菜(望月杏奈役)
- 中村温姫(ロコ役)
- 伊藤美来(七尾百合子役)
- 駒形友梨(高山紗代子役)
- 村川梨衣(松田亜利沙役)
- 上田麗奈(高坂海美役)
- 原嶋あかり(中谷 育役)
- 小岩井ことり(天空橋朋花役)
- 郁原ゆう(エミリー スチュアート役)
- 雨宮 天(北沢志保役)
- 戸田めぐみ(舞浜 歩役)
- 田村奈央(木下ひなた役)
- 木戸衣吹(矢吹可奈役)
- 渡部優衣(横山奈緒役)
- 野村香菜子(二階堂千鶴役)
- 高橋ミナミ(馬場このみ役)※「高」は「はしごだか」。
- 稲川英里(大神 環役)
- 末柄里恵(豊川風花役)
- 桐谷蝶々(宮尾美也役)
- 浜崎奈々(福田のり子役)
- 阿部里果(真壁瑞希役)
- 近藤 唯(篠宮可憐役)
- 山口立花子(百瀬莉緒役)
- 斉藤佑圭(永吉 昴役)
- 平山笑美(北上麗花役)
- 渡部恵子(周防桃子役)
- 愛美(ジュリア役)
- 南 早紀(白石 紬役)
- 香里有佐(桜守歌織役)
※戸田めぐみさん(舞浜 歩役)は、内容を一部制限し一部の楽曲のみ参加。
2013年に産声を上げた『アイドルマスター ミリオンライブ!』。翌2014年より単独ライブイベントが始まり、その10周年記念公演として1年にわたって全国4ヵ所を巡ってきたライブツアーもこの公演が千秋楽。公演1日目からまさに集大成とも言うべきパフォーマンスを見せてくれていて、公演2日目には“ミリオンスターズ”39人全員が集合する。
オープニングからクライマックス!? 要素てんこ盛りの第1ブロック
音楽のために造られた世界最大級の音楽アリーナ、Kアリーナ横浜。その広大な空間で、この日も熱気溢れるプロデューサー(※『アイドルマスター』シリーズのファンのこと)たちが開演をいまかいまかと待ちわびる。そして公演開始5分前になると、恒例行事である協賛企業紹介の合唱が行われた。
影ナレには765プロライブ劇場の事務員、青羽美咲(声:安済知佳さん)さんが登場。プロデューサーたちを絶妙に煽りながら、注意事項を伝達。プロデューサーたちもその言葉を静かに聞きながら、開演に向け心の準備を整える。最後にアイドルへの全力のプロデュースをうながし、10thライブツアーの最終公演開演が宣言された。
いつものブザー音に続きオーバーチュアが流れ、ステージ上が暗転するとステージ上には1日目同様、個別衣装をまとった39人のアイドルたち。そのままオープニングアクト『Rat A Tat!!!』(ミリオンスターズ)へ。39人の歌、ダンス、ステージのすべてが見どころで、配信のコメントでもいきなり感情が迷子になるプロデューサーが続出していた。さらに山崎さんの「伝説の千秋楽にしましょうね!」の言葉に、ボルテージの上昇も止まらない。
オープニングMCでは、個別衣装を改めてお披露目。全員がくるっと回ってくれているが、さすがに39人全員は視認できなかったので、ライブ中からBDの発売が楽しみになってしまった。
この日はテンポよく展開。さっそくライブパートへ入り、『サウンド・オブ・ビギニング』(渡部恵子さん、中村さん、種田さん、野村さん、桐谷さん)からスタート。ゲームでの“MILLION THEATER SEASON FINAL”で配信された、ストリングスの音色も鮮やかな、爽やかナンバー。歌声はもちろん、コケティッシュなダンスにもプロデューサーたちは盛り上がっていた。
2曲目は『Star Impression』(夏川さん、大関さん、雨宮さん、小岩井さん)。アニメ『アイドルマスター ミリオンライブ!』(『ミリアニ』)で“MILLIONSTARS Team1st”が歌った、ロボットアニメの主題歌にでも使われそうな疾走感に、会場もコメントもノリノリに。Kアリーナの広大な空間に映える光線の演出は見ものだった。
オープニングテーマっぽい2曲でアイドリングは十分、というところでソロメドレーコーナー(※)が始まる。“姫”のふわふわな世界観がたまらないテクノポップ『フェスタ・イルミネーション』(諏訪さん)でお祭りを開演させると、ゴキゲンすぎるナンバー『ファンタジスタ・カーニバル』(角元さん)でテンションは加速。続く『ユニゾン☆ビート』(戸田さん)では、マイクではなくヘッドセットを装着した戸田さんが登場し、キレッキレのダンスでプロデューサーたちを魅了していた。お祭りの最後は『MUSIC JOURNEY』(香里さん)。かわいらしさとオシャレさが同居するパフォーマンスに、場内もホッコリである。
※本公演では、『未来飛行』を除いて、ソロ曲はゲームバージョンでの披露となっていた。
第1ブロックはまだまだ続く。ついに5人揃った“MILLIONSTARS Team2nd”が披露した『海風とカスタネット』(近藤さん、阿部さん、上田さん、浜崎さん、山口さん)では、“かわいい、楽しい”を体現したステージを披露すると、“MILLIONSTARS Team3rd”の『オレンジノキオク』(末柄さん、藤井さん、種田さん、稲川さん、伊藤さん)が続く。しっとりと紡がれていく美少女感に、会場も文字通りオレンジに染まっていた。
この日の10曲目は『ABSOLUTE RUN!!!』(Machicoさん、山崎さん、田所さん)。「ランランラン!」に乗せてペンライトのスイング数がとんでもないことになる会場。また、この日もスクリーンではこれまでにないカメラワークを使った演出も盛り込まれ、皆をざわめかせていた。
開演からまだ30分弱だが、もう最終ブロックではないかというくらいの詰め込まれ具合である。MCパートでは、それぞれのパフォーマンスやライブまでの過程を振り返っていく。戸田さんのコメント時にはさっと涙を拭うためのタオルが差し出されるなど、10年で積み重ねた経験による阿吽の呼吸が見られたこともプロデューサーたちにとってはうれしいひと幕だったと思われる。
コールの熟練度が極まったあの曲も登場
第2ブロックは、引き続き『ミリアニ』の楽曲から。“MILLIONSTARS Team4th”(じつはフォーメーションが前回から変わっている)のオトナなダンスナンバー『catch my feeling』(中村さん、渡部優衣さん、高橋さん、渡部恵子さん、村川さん、野村さん)、間奏中の“バトンタッチ”の振付など、かわいさが随所に詰まった“MILLIONSTARS Team5th”の『バトンタッチ』(小笠原さん、桐谷さん、駒形さん、麻倉さん、原嶋さん)が演じられる。これまでのユニット曲もそうだが、今回は個別衣装で歌われているところが新鮮な演出となっている(ゲームではおなじみの光景だが)。
そしてここでもソロメドレーコーナー。まずは『恋愛ロードランナー』(上田さん)。2014年発売のCD『LTH』シリーズが初出となる、ハイテンポなラブ&ロック楽曲である。続いては昴4曲目のソロ曲で、9thライブに続いてスタンドマイクによるパフォーマンスで魅せてくれた『パーフェクトゲーム』(斉藤さん)。
『恋愛ロードランナー』同様に『LTH』シリーズからの抜擢、クールな中に情熱が込められた『フローズン・ワード』(藤井さん)、ライブでは初披露となる、心を押してくれるナンバー『Sing a Wing Song』(種田さん)と4曲が披露され、プロデューサーの感情が何度も破壊されていた。その気持ちは「エモい」では表現しきれないだろう。
ステージ上には、“4 Luxury”のメンバー4人(平山さん、香里さん、末柄さん、高橋さん)が個別衣装ではなく、“メイクアップ・ファビュラス!”に着替えて登場。もちろん歌うのは『花ざかりWeekend●』(※●は花びらマーク)である。曲の初めから終わりまで、MCコーナーで「コールの熟練度がすごい」と讃えられたほどの一体感で、もはや『ミリオンライブ!』のライブイベントの定番曲と言える。
MCコーナーでは熟練度たっぷりのトークに加え、再びの衣装くるりが披露され、プロデューサーたちを盛り上げていた。キャスト陣も語っていたように、プロデューサーたちはアーカイブで再チェックするべきひとときであった。
かわいい、切ない、しっとり……感情をかき乱す名曲たち
ライブは第3ブロックに突入。順番通り、『ミリアニ』より“MILLIONSTARS Team6th”の『Unknown Boxの開き方』(斉藤さん、角元さん、諏訪さん、郁原さん、田村さん)から開幕する。ライブでは初お披露目となるこの曲は、おとぎ話を思い起こさせる曲調でかわいいの新たなパターン“ファンタジック&かわいい”を開拓したと言える。つまりかわいい。プロデューサーたちも“キュン”が止まらない。
第3ブロックのソロメドレーは、切ないラブソングが詰め込まれオトナなコーナーとなった。「らぶですか?」など瑞希のかわいさで爆発しそうになる3rdライブ振りの『...In The Name Of。 ...LOVE?』(阿部さん)、切ない楽曲の中に感じるセクシーさも魅力の『教えてlast note…』(近藤さん)と、ふだんホワホワとしている美也による切ないラブソング『初恋バタフライ』(桐谷さん)と、ギャップがたまらない年少組からスタート。自分の弱さも歌い上げた『恋心マスカレード』(野村さん)、すれ違う恋に苦しむもどかしさが込められた『dear...』(高橋さん)と、大人組の魅力が味わえるナンバーが続き、プロデューサーたちをしっとりとさせる。
愛美さんによるギターの素朴な音色で、イントロから歓声が上がった『トワラー』(愛美さん、平山さん、戸田さん、木戸さん)では、戸田さんの参加で“MILLIONSTARS Team7th”が勢揃い。4人の美しい歌声に聞き惚れるだけのステージとなった。
第3ブロックの最後を締めくくったのは“FleurS(渡部恵子さん、伊藤さん、高橋さん)”の『わたしは花、あなたは太陽』。コミカライズ作品『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ ブランニューソング』の特装版特典CD収録の名曲が、ライブ初披露となった。花咲き誇るかのような可憐さで、またしても“キュン”が溢れていた。
MCコーナーでは再び衣装トークで大いに盛り上がった。一方の楽曲振り返りは、涙あり、華麗なセールストークあり、もちろん笑いありと、ミリオンスターズのトークの集大成が見られる内容となっていた。
皆で盛り上がれ! 一体感を醸し出すアップテンポナンバーも
第4ブロックは、『Dance in the Light』(山口さん、駒形さん、戸田さん、斉藤さん)から開幕。曲名通り、ダンスをテーマにしたハードなナンバーである。全体的にカッコいい楽曲であるが、とくに冒頭の歩のカッコよさは多くのプロデューサーたちのハートを撃ち抜いていた。
ソロメドレーでは、朋花の魅力に天空騎士団のみならず、あらゆるプロデューサーが陥落せざるを得ない『鳥籠スクリプチュア』(小岩井さん)、紬の最初のソロ曲にして不動の代表曲であり、伸びやかな歌声が胸を打つ『瑠璃色金魚と花菖蒲』(南さん)と圧巻のパフォーマンスが続く。
さらに亜利沙2曲目のソロ曲にして、観客席とのコール&レスポンスの究極形を見せる『Up!10sion♪Pleeeeeeeeease!』(村川さん)、「応援ください!」「応援するよ!!」など、同じく観客席との一体感がたまらない『Happy Darling』(夏川さん)と、いよいよ近づくクライマックスへ向かって盛り上がっていく。
コミカライズ作品『アイドルマスターミリオンライブ! Blooming Clover』発の暖かなナンバー『Clover Days』(麻倉さん、上田さん、木戸さん、雨宮さん)。本誌『週刊ファミ通』での周年記事で毎年実施しているアンケートでも、つねに“実装してほしい楽曲”上位に入るほどの人気楽曲。ライブでの歌唱も長らく望まれていた曲が、この舞台でついに歌われることとなった。作中の人々のように、会場の、配信を観ているモニター前のプロデューサーたちも、この曲に力をもらったのではないだろうか。
第4ブロックの最後は、“MILLIONSTARS Team8th”の『REFRAIN REL@TION』(香里さん、田所さん、山崎さん、Machicoさん、南さん)。未来への決意を歌ったその内容、パフォーマンス中のアイドルたちによるメッセージの数々、ここで心を整えていったプロデューサーも多いことだろう。
MCコーナーはここでも安定のトーク。水分補給など、最終ブロックに向けてプロデューサーたちに体力を回復させていた。ちなみに、これだけの規模の観客席でもステージからひとりひとりハッキリ見えているようで、アイドルたちも応援を見つけて思わずファンサを返したりしていた。
バラードは挟まない! テンションをアゲ続けろ
最終ブロックのトップバッターは、閃光☆HANABI団(大関さん、渡部優衣さん、駒形さん、上田さん、浜崎さん)の『BORN ON DREAM! ~HANABI☆NIGHT~』。6thライブ以来となる、コールたっぷりのお祭りソングがここで登場した。プロデューサーたちもクライマックスへ向けて再点火。ちなみに衣装は個別衣装でも“HANABI☆NIGHT”でもなく、『咲くは浮世の君花火』の“全力!チアガール”であった。
続いては『深層マーメイド』(田所さん、Machicoさん)。原曲は響と翼のデュエット曲で、3rdライブツアーでは、桃子&翼、奈緒&翼といった組み合わせで歌われていたが、今回の翼の相棒は静香。クールな中にも激情を覗かせる愛の歌で、また新たなかっこよさを見せてくれた。
今回はバラードを挟まない。“刀剣”を意味する曲名通りのカッコいいナンバー『ESPADA』(南さん、近藤さん、原嶋さん、末柄さん、小笠原さん、郁原さん、斉藤さん)オリジナルメンバーが揃った和風ロック『侠気乱舞』(浜崎さん、稲川さん、愛美さん、渡部恵子さん、田村さん)と、アップテンポなナンバーで攻め続けていく。
クレシェンドブルー(雨宮さん、麻倉さん、田所さん、小笠原さん、平山さん)の『Shooting Stars』では、2ndライブから歌われ続けてきたものの、ライブではなかなか揃うことのなかったオリジナルメンバーによる歌唱が、10thライブの千秋楽でついに実現した。会場だけでなく、配信でも歌に合わせて「はい! はい!」と声援コメントが埋め尽くされていた。
盛り上がりはレッドゾーンへ。ここで投入されたのは、9thライブでは1曲目を飾っていた『夢にかけるRainbow』(種田さん、愛美さん、南さん、郁原さん、山口さん)。『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』(以下、『ミリシタ』)5周年記念楽曲である全体曲が、5周年記念配信以来となる5人のユニットバージョンで披露された。凜々しさに惚れ惚れしてしまう振付にも注目である。
流れとしてはいよいよクライマックスか……と油断していたが、まだソロ曲を歌っていないアイドルたちがいた。“信号機”とも呼ばれていた、未来、静香、翼の3人である。
しかしここでついに3人が登場。翼のソロ曲で恋のときめきを歌ったかわいらしいナンバー『恋のLesson初級編』(Machicoさん)、アイドル人生への期待と不安が込められた静香のソロ曲『Precious Grain』(田所さん)、そして最後にポジティブでノリがよくて元気をくれる未来のソロ曲『未来飛行』(山崎さん)と、『ミリオンライブ!』を象徴する3人の代表曲が続けて披露された。『未来飛行』では、バックダンサーとしてほかのアイドルたちも参加していた。
そしてアンコール前のラスト曲は『ミリシタ』1周年楽曲の『UNION!!』(ミリオンスターズ)。39人のアイドルに負けないように、コールの声量もコメントの数も大幅増。プロデューサーたちもステージ作りに参加しながら、ステージのどこを切り取っても幸せが溢れる、特別な時間を噛みしめていた。
ここで一旦ひと区切り。「アンコール!」の声が鳴り響く中、恒例の“業務連絡”という名のゲーム&関連情報の告知が行われた。担当はオープニングに続き美咲さんが担当。新モード“アイドルグランプリ(仮)”や新イベント、11thライブ&ハッチポッチフェスティバル2の開催など、発表内容は別の記事にまとめているので、そちらをチェックしてほしい。
10年の想いが溢れたクライマックス
業務連絡が終わるとステージにはアイドルたちが『ミリオンライブ!』10周年記念衣装“リ・プロローグ・X”をまとって再集結、『ミリオンライブ!』10周年記念楽曲『Crossing!』を歌い上げる。Kアリーナの大きなステージを、そして広い空間をフルに使った演出は、現地にいても配信で観ても感動ものだった。
残すはあと1曲。その前に39人のアイドルを代表して田所さん、山崎さんがコメント。失敗さえもいいパフォーマンスに変えてくれる仲間やスタッフ、プロデューサーたちとともに走り抜けてきた『ミリオンライブ!』への思い、感謝、そしてこれからが語られていた。
また、じつは今回ライブで披露された楽曲は、当初予定されていたセットリストとは半分以上変わっているのだそう。アンケートで各自が歌いたい曲を提案するなど、それぞれの想いが本公演を作り上げたという。
そして締めくくりはやはり『ミリオンライブ!』を代表する楽曲『Thank You!』(ミリオンスターズ)。最後だからこその、抱きついたりファンサをしたり、アドリブでのパフォーマンスもあちこちで行われていて、ステージのすべてが見どころ。ライブの最後を飾ることが多い『Thank You!』だが、こうやって毎回異なる感動を与えてくれる。
カーテンコールからの「これからも、アイマスですよ、アイマス!」で一旦締めた後、ステージには山崎さん、田所さん、Machicoさんが残って最後のあいさつ。さらに会場のスクリーンには高木順二郎社長(声:大塚芳忠さん)が登場し、コメントののち美咲さんとともに“一本締め”をして、今度こそ本当にライブは終幕となった。
約4時間にわたるノンストップのパフォーマンスではじつに44もの楽曲が披露された。ステージ上のパフォーマンスやMCパートでのトーク、それらを彩る演出や配信での視聴環境の整備など、皆を驚かせたセットリストも含めて、多くの人が満足できたイベントになっていたと思われる。
2日後、2024年2月26日に11周年を迎える『ミリオンライブ!』にとって、このライブは10周年イヤーおよびこれまでを締めくくる集大成となったはずだ。同時に、11thライブを始めゲームやその他の展開など、続くプロジェクトの将来を明るくしたことも間違いない。プロデューサーのひとりとして、これからもその道をともに歩むのが楽しみである。
“THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 10thLIVE TOUR Act-4 MILLION THE@TER!!!!”DAY2 セットリスト(敬称略)
- Rat A Tat!!!(ミリオンスターズ)
- サウンド・オブ・ビギニング(渡部恵子、中村温姫、種田梨沙、野村香菜子、桐谷蝶々)
- Star Impression(夏川椎菜、大関英里、雨宮 天、小岩井ことり)
- フェスタ・イルミネーション(諏訪彩花)
- ファンタジスタ・カーニバル(角元明日香)
- ユニゾン☆ビート(戸田めぐみ)
- MUSIC JOURNEY(香里有佐)
- 海風とカスタネット(近藤 唯、阿部里果、上田麗奈、浜崎奈々、山口立花子)
- オレンジノキオク(末柄里恵、藤井ゆきよ、種田梨沙、稲川英里、伊藤美来)
- ABSOLUTE RUN!!!(Machico、山崎はるか、田所あずさ)
- catch my feeling(中村温姫、渡部優衣、高橋ミナミ、渡部恵子、村川梨衣、野村香菜子)
- バトンタッチ(小笠原早紀、桐谷蝶々、駒形友梨、麻倉もも、原嶋あかり)
- 恋愛ロードランナー(上田麗奈)
- パーフェクトゲーム(斉藤佑圭)
- フローズン・ワード(藤井ゆきよ)
- Sing a Wing Song(種田梨沙)
- 花ざかりWeekend●(平山笑美、香里有佐、末柄里恵、高橋ミナミ)(※●は花びらマーク)
- Unknown Boxの開き方(斉藤佑圭、角元明日香、諏訪彩花、郁原ゆう、田村奈央)
- ...In The Name Of。 ...LOVE?(阿部里果)
- 教えてlast note…(近藤 唯)
- 初恋バタフライ(桐谷蝶々)
- 恋心マスカレード(野村香菜子)
- dear...(高橋ミナミ)
- トワラー(愛美、平山笑美、戸田めぐみ、木戸衣吹)
- わたしは花、あなたは太陽(渡部恵子、伊藤美来、高橋ミナミ)
- Dance in the Light(山口立花子、駒形友梨、戸田めぐみ、斉藤佑圭)
- 鳥籠スクリプチュア(小岩井ことり)
- 瑠璃色金魚と花菖蒲(南 早紀)
- Up!10sion♪Pleeeeeeeeease!(村川梨衣)
- Happy Darling(夏川椎菜)
- Clover Days(麻倉もも、上田麗奈、木戸衣吹、雨宮 天)
- REFRAIN REL@TION(香里有佐、田所あずさ、山崎はるか、Machico、南 早紀)
- BORN ON DREAM! ~HANABI☆NIGHT~(大関英里、渡部優衣、駒形友梨、上田麗奈、浜崎奈々)
- 深層マーメイド(田所あずさ、Machico)
- ESPADA(南 早紀、近藤 唯、原嶋あかり、末柄里恵、小笠原早紀、郁原ゆう、斉藤佑圭)
- 侠気乱舞(浜崎奈々、稲川英里、愛美、渡部恵子、田村奈央)
- Shooting Stars(雨宮 天、麻倉もも、田所あずさ、小笠原早紀、平山笑美)
- 夢にかけるRainbow(種田梨沙、愛美、南 早紀、郁原ゆう、山口立花子)
- 恋のLesson初級編(Machico)
- Precious Grain(田所あずさ)
- 未来飛行(山崎はるか)
- UNION!!(ミリオンスターズ)
- Crossing!(ミリオンスターズ)
- Thank You!(ミリオンスターズ)