中国の三国時代を題材としたゲームは数多くあるが、その中でも高い人気を誇るのはコーエーテクモゲームスが手掛ける「三國志」シリーズだ。

 その「三國志」シリーズをベースに、Qookka Entertainment Limitedが開発・運営を行うスマートフォン用アプリ『三國志 真戦』は、2021年5月19日にリリースを開始。リリースから多くのファンにプレイされ、2023年5月19日にはいよいよ2周年を迎えることとなった。

アクション映画の巨匠ジョン・ウーが再び“赤壁”に挑む! 『三國志 真戦』2周年記念映画『赤壁炎上』特別試写会の模様をリポート
この記事は『三國志 真戦』の提供でお送りします。
App Storeでダウンロード
Google Playでダウンロード

 それを記念して、Qookka Entertainment Limitedは『レッドクリフ』シリーズや『ミッション:インポッシブル2』などを手掛けてきた名映画監督ジョン・ウー氏を総監督に起用した非常に豪華な内容の特別映像を制作。

 この映像は2周年到達日である2023年5月19日に一般公開されたが、それに先駆け、2023年5月7日には特別試写会が開催された。

映画『赤壁炎上』

アクション映画の巨匠ジョン・ウーが再び“赤壁”に挑む! 『三國志 真戦』2周年記念映画『赤壁炎上』特別試写会の模様をリポート

『三國志 真戦』2周年記念映画『赤壁炎上』特別試写会の様子

 本稿では、その特別試写会の模様をリポートする。

そういえばゲームの記念映像だった……と最後に思い出させる驚愕のクオリティー

 東京秋葉原の秋葉原UDXシアターで開催された特別試写会。会場にはメディア陣のほか一般から募集されたプレイヤーが招待され、大スクリーンで映像を楽しむことができた。

 この特別映像はYouTubeの公式チャンネル等で公開されるが、今回は映画館と同じスケールのスクリーンと迫力の音響で観られるとあり、仕事と言えどかなりの役得だと感じた。

 特別試写会では、公式生放送などでもおなじみのちゅうにーさんがMCを担当。さらに三国志研究の第一人者で、今回の映画の日本語訳監修も務めている渡邉義浩さん、YouTubeでは映画の考察動画などを公開している大島育宙さん、ファミ通Appで『三國志 真戦』の攻略記事を作成しているキック一郎が出演し、特別試写会を盛り上げた。

アクション映画の巨匠ジョン・ウーが再び“赤壁”に挑む! 『三國志 真戦』2周年記念映画『赤壁炎上』特別試写会の模様をリポート
アクション映画の巨匠ジョン・ウーが再び“赤壁”に挑む! 『三國志 真戦』2周年記念映画『赤壁炎上』特別試写会の模様をリポート
ちゅうにーさん(MC)
アクション映画の巨匠ジョン・ウーが再び“赤壁”に挑む! 『三國志 真戦』2周年記念映画『赤壁炎上』特別試写会の模様をリポート
キック一郎(ゲームKOL)

 渡邉さんは『レッドクリフ』シリーズの日本語版の監修を務めた経験もあり、ジョン・ウー氏がいつ続編を手掛けてくれるのだろうと思っていたところに今回の特別映像の報が入り、うれしく思ったとのこと。

アクション映画の巨匠ジョン・ウーが再び“赤壁”に挑む! 『三國志 真戦』2周年記念映画『赤壁炎上』特別試写会の模様をリポート
渡邉義浩さん(三国志専⾨家/
早稲⽥⼤学⽂学学術院教授)。今回の特別映像でも、日本語訳の監修を行っている。

 大島さんは、「ジョン・ウー監督はハリウッドで活躍する前から三国志を舞台とした作品を作りたかったと言っていた人なので、そりゃこだわるよねっていう。そういうところも楽しみにしていただければ」と映像への期待感を盛り上げた。

アクション映画の巨匠ジョン・ウーが再び“赤壁”に挑む! 『三國志 真戦』2周年記念映画『赤壁炎上』特別試写会の模様をリポート
⼤島育宙さん(映画解説)。

 オープニングトークの後には、いよいよ特別映像が公開。今回のために作成された映画『赤壁炎上-もう一つの三国志を紡ぐ 、男たちの邂逅-』(以下、『赤壁炎上』)は約30分ほどの内容になっており、江川(こうせん)と江流(こうりゅう)という一兵卒の兄弟の視点から赤壁の戦いを描いている。

 『レッドクリフ』の三国の名君たちを中心とした華々しい作品とは異なり、一兵卒たちの泥臭い戦いや疫病が蔓延する幕舎での生活などが中心とした映像を展開。

ジョン・ウーインタビュー 時代を超え、赤壁の戦いに再挑戦!

 映像には、アクションシーンあり、迫真のカメラワークあり、ド派手な船舶の炎上シーンありと、劇場公開される一般的な映画作品と相違ないクオリティーだと感じた。

 もし、まったく事情を知らない人にこの映像を観せたとすると、きっとジョン・ウー節全開の大作映画だと思うだろう。映像の最後になってようやくゲームのタイトルが表示されるのだが、筆者はここで我に返って「そういえばゲームの周年記念の映像だったな」と思い出させるほどに集中して楽しんでいた。

 なお、この映画は日本語吹き替え&字幕で展開しており、ナレーションと曹操役は、日本を代表する声優である大塚明夫さんが担当。あの激渋ボイスが作品を盛り上げてくれている。

 登場人物の服装や小物、舞台風景なども非常に作り込まれていて、チープさはまったく感じられない。舞台セットや小物の準備、大人数の役者陣、そもそものジョン・ウー氏を起用したキャスティング。あまりお金の話をするべきではないのだが、観ればきっと「このためにいったいいくらかけて作ったんだろう」と考えてしまうことだろう。恐るべし『三國志 真戦』。

 また、音響などもかなり迫力ある内容だ。Web上で公開される映像なのでPCやスマートフォンで観る方が多いと思うが、もし大画面のモニターや高品質なスピーカーなどを所持しているなら、それらを使用して視聴することをおすすめしたい。

 今回公開された特別映像はゲームを知らなくても楽しめる内容なので、『三國志 真戦』を未プレイの方もまずは一度映画をチェックしてほしい。そして、映画好きな友だちがいるなら、ぜひ映像を紹介して『三國志 真戦』の輪を広げていっていただきたいところだ。

アクション映画の巨匠ジョン・ウーが再び“赤壁”に挑む! 『三國志 真戦』2周年記念映画『赤壁炎上』特別試写会の模様をリポート
アクション映画の巨匠ジョン・ウーが再び“赤壁”に挑む! 『三國志 真戦』2周年記念映画『赤壁炎上』特別試写会の模様をリポート
アクション映画の巨匠ジョン・ウーが再び“赤壁”に挑む! 『三國志 真戦』2周年記念映画『赤壁炎上』特別試写会の模様をリポート

アフタートークでは『赤壁炎上』をさらに深堀りする!

 視聴終了後には、4人がふたたび登壇して、アフタートークを披露。さまざまな視点から、『赤壁炎上』の魅力をさらに深堀りしていった。

 大島さんは、「ジョン・ウーさんは絵が監督の頭の中にあって、それを再現するためなら1回作ったセットを作り直すようなこだわりも知られているくらい作家性がとてつもなく強い映画監督のひとりだが、本作は絵がとにかくきれい。作品の雰囲気は『レッドクリフ』のときと比べるとだいぶ暗く、夜とか密室のシーンがすごく多い。それを照らすため、火が象徴的に使われていました」と本作への感想を語る。

 続けて「ジョン・ウーさんは暴力否定論者なのですが、今回の『赤壁炎上』は反戦色が非常に強いストーリーになっていたと感じます。『レッドクリフ』のときにはできなかったオチにできていたんじゃないかなと思いました。ここ十数年私は私らしい映画を撮れていないとジョン・ウーさんはインタビューでも言っていますが、“私らしい映画”が久しぶりに実現したのでは? と感じもしました」とジョン・ウー氏の本作への想いを考察した。

 また、「日本では曹操は悪役として語られることが多いが、本作における曹操は名君にふさわしい人物で、動画を観ることによってまた彼へのイメージが変わってきそう」ともコメントしていた。

アクション映画の巨匠ジョン・ウーが再び“赤壁”に挑む! 『三國志 真戦』2周年記念映画『赤壁炎上』特別試写会の模様をリポート
「軍議のシーンは……(ネタバレになるため文章は割愛)」と、考察系YouTuberらしく本作の映像を振り返って物語を考察する場面も。

 続けて渡邉さんは「映像に出ているセットや小物などは発掘されたものを復元しているので『レッドクリフ』と同様に歴史考証をしっかりとやっていて、再現度が非常に高く感じます。馬王堆漢墓(まおうたいかんぼ)という場所から当時の服が出土しているが、登場人物が着ている服や装備も当時のものを再現しています」と、映像内で三国時代当時の様式がきちんと再現されていることに注目した。

 さらに、「兵隊が持っていた武器は環首刀(かんしゅとう)といいますが、これは斬る刀ではなく頭を叩いて脳しんとうを起こさせたり、突いたりする武器で、そういった性能がきちんとアクションシーンにも反映されていました」とコメント。セットや演出のリアリティーに対する高いこだわりを評価していた。

アクション映画の巨匠ジョン・ウーが再び“赤壁”に挑む! 『三國志 真戦』2周年記念映画『赤壁炎上』特別試写会の模様をリポート

 最後にキック一郎も『三國志 真戦』プレイヤー視点からの感想をコメント。キック一郎は「そもそも2周年記念で本格的な映画を(しかもジョン・ウー監督で)作ってしまうというのがすごい」と正直な感想をコメント。また、「映像内に登場する船は『三國志 真戦』のものをそのまま登場させていて、その再現度に驚いた」とも語る。

アクション映画の巨匠ジョン・ウーが再び“赤壁”に挑む! 『三國志 真戦』2周年記念映画『赤壁炎上』特別試写会の模様をリポート
「映像の中に登場する程昱は“太平道法”と“刮目相待”(『三國志 真戦』に登場する“戦法(スキルのようなもの)”のこと)をつけていないやつですね」や、「曹操は“太尉盾”(司馬懿、曹操、満寵を盾兵で編制した部隊の通称)で妥協なき戦法を積んでいますね」とゲームプレイヤーならではのコメントをすると、会場の観覧者も同意見なのか、「うんうん」と首を縦に振る人も。

 それぞれのゲストが感想を語ったあとには、『赤壁炎上』と『三國志 真戦』の共通点や魅力を語るコーナーを実施。

 三国時代の歴史上の活躍をもとにしたパラメータを持った武将が登場すること、戦法や兵種などの性能も、史実を再現したものになっていることが紹介された。

アクション映画の巨匠ジョン・ウーが再び“赤壁”に挑む! 『三國志 真戦』2周年記念映画『赤壁炎上』特別試写会の模様をリポート
渡邉さんは曹操のゲーム中の能力を見て、「知力はもっと高いと思う。統率力はもっと低いかな」とご自身の意見を語る場面も。「曹操軍の切り札は騎兵なので、騎兵の適性がSなのはその通り」とも。
アクション映画の巨匠ジョン・ウーが再び“赤壁”に挑む! 『三國志 真戦』2周年記念映画『赤壁炎上』特別試写会の模様をリポート
兵種の再現度について渡邉さんは、「槍兵が持っているのは“戈(か)”と呼ばれる薙いで攻撃する実戦的な当時の武器です。また、弓兵が持っている弓も、当時の主流だった短弓が採用されている」と語り、ゲーム内における史実の再現度について注目した。

 さらに『三國志 真戦』のシーズン制の特徴や、公平性の高いゲームシステムにも言及。キック一郎は最大200対200のプレイヤーの戦いが展開する戦いについて熱く語り、『三國志 真戦』の魅力についてコメントしていた。

アクション映画の巨匠ジョン・ウーが再び“赤壁”に挑む! 『三國志 真戦』2周年記念映画『赤壁炎上』特別試写会の模様をリポート
アクション映画の巨匠ジョン・ウーが再び“赤壁”に挑む! 『三國志 真戦』2周年記念映画『赤壁炎上』特別試写会の模様をリポート
アクション映画の巨匠ジョン・ウーが再び“赤壁”に挑む! 『三國志 真戦』2周年記念映画『赤壁炎上』特別試写会の模様をリポート

 イベント終盤では、登壇するゲストが観覧者からの質問に答える“炎上必至!『赤壁炎上』質問コーナー”を開催。

 ひとつ目の質問は、「『三國志 真戦』の“陸遜槍”(陸遜を中心として編制する槍兵の部隊の通称。プレイヤーの採用率が非常に高く、主流となっている)に勝てる編制を教えてください」というもの。

 これに対しキック一郎は、「いろいろ方法はあるが、簡単な方法をあえて言うなら、相手より強い陸遜槍で戦いましょう」と力には力で対抗するシンプルな方法を回答。加えて「強い陸遜槍を使うプレイヤーは戦力を集中させていることが多いので、ほかの部隊が弱いこともある。そのプレイヤーが使うほかの部隊を攻撃して勝ちましょう」ともコメントした。

アクション映画の巨匠ジョン・ウーが再び“赤壁”に挑む! 『三國志 真戦』2周年記念映画『赤壁炎上』特別試写会の模様をリポート

 ふたつ目の質問は「なぜ曹操は赤壁の戦いで負けてしまったのか、勝つためには何が必要だったのか知りたいです」という特別映像に絡めた質問も。

 こちらには渡邉さんが回答。「赤壁の戦いは曹操が自分で戦場を焼き払って帰ってきたという資料が残っていますが、それ以外の記録があまり残っていないので、当時の状況が組み立てられないんです。私は、負けたのは油断があったのだと思っています。曹操は戦わないで領土を広げていくというのが基本的な考えかたで、赤壁の戦いも真剣に戦おうとしていなかったのではないかと私は考えています」と歴史家としての意見をコメントした。

 3つ目の質問は「曹操は頭痛持ちだったようですが、文献にはほかの武将の持病などは残っているのでしょうか」というもの。

 これについて渡邉さんは、「当時の病気の専門家ではないので詳しくはわからないのですが、当時には華佗という有名な医者がいました。その華佗の伝記から、この人のこの病気を治したとか、こんな病気が流行っていたということはわかっています。また、曹操についてですが、曹操の墓と遺体が発見されて調べてみると彼は虫歯だったことがわかりました。もしかしたら、曹操の頭痛は歯痛からきているのではと考える人もいます」と曹操の意外な一面も語ってくれた。

 最後の質問は来場者から直接聞く方式に。「当時の兵士はどういった食事を取っていたのですか?」という質問に対して渡邉さんは、「食べ物がどういうふうに流通しているのかは記録が残っていますが、ひとりひとりがどんなものをどういう料理をして食べているっていうのは、あまりわかっていません。いちばん当たり前なことがいちばんわからないっていうのは歴史研究の難しいところで、当たり前のことは記録に残さないものなんですよね。一般的にはどうだったんですかっていう質問ほど、歴史学者を震えさせるものはないです(笑)」と歴史研究の難しさを語った。

アクション映画の巨匠ジョン・ウーが再び“赤壁”に挑む! 『三國志 真戦』2周年記念映画『赤壁炎上』特別試写会の模様をリポート

 映画『赤壁炎上』の上映に加え、『三國志 真戦』と三国時代のさまざまなトークが展開された今回の特別試写会。大スクリーンで特別映像が観られたファンにとっては、非常に充実した時間を過ごせたことだろう。

 くり返しになるが、この特別映像は、本日2023年5月19日からWeb上にて公開中。ジョン・ウー監督を中心にプロ中のプロたちが本気で作成した映像は、一般的な映画作品に引けを取らない出来栄えとなっている。

映画『赤壁炎上』

 非常に見応えがある内容となっているので、ゲームや三国志のファン、そしてジョン・ウー監督のファンならぜひご覧いただきたい。

アクション映画の巨匠ジョン・ウーが再び“赤壁”に挑む! 『三國志 真戦』2周年記念映画『赤壁炎上』特別試写会の模様をリポート

 また映画公開に合わせて、公式Twitterアカウントでは“映画感想文募集キャンペーン”を開催中だ。参加者は豪華プレゼントをもらえるチャンスなので、どんどん投稿してみよう。

アクション映画の巨匠ジョン・ウーが再び“赤壁”に挑む! 『三國志 真戦』2周年記念映画『赤壁炎上』特別試写会の模様をリポート

2周年を迎えた『三國志 真戦』の魅力とは!?

 日々多くのプレイヤーが戦いに明け暮れている『三國志 真戦』。その魅力とはどんなところにあるのか? 今回公開された記念映像を観て本作に興味が湧いた人に向け、『三國志 真戦』の注目要素をいくつかご紹介。

これまでにない三国志の“真の戦い”が味わえる!

 『三國志 真戦』は、三国時代を生きる領主のひとりとなって、シーズンごとの目的を達成するためにほかのプレイヤーと戦うリアルタイムシミュレーションゲーム。

 個性豊かな能力を持つ武将を配下に加えて育成し、部隊を編制して領土を拡大していく。領土を増やすことで手に入る資源を使うと施設を強化でき、自国にさまざまな効果を与えられるようになる。自軍の領土と軍力、このふたつを強化することが勝利には必要となっている。

 本作における行軍、施設の強化、資源の獲得など、ほぼすべてのことはリアルタイムの経過が必要となるため、計画的なゲームプレイが重要。何時間後、何日後の展開を考えてプレイしなければ、ライバルたちに競り負けてしまうことも珍しくない。

 オンラインでほかのプレイヤーたちとの激しい戦略のぶつかり合いが楽しめることこそ、『三國志 真戦』が多くのシミュレーションゲームファンに愛されてきた理由となっている。

資源の獲得には課金要素なし! 全プレイヤー公平なゲーム性

 本作のさらなる魅力と言えるのが、公平なゲーム性だ。本作で国力を高めることに必要となる資源はゲーム内課金で購入することはできず、ゲームプレイでしか獲得できないのが特徴。

 また、ゲームにはシーズン制が採用されており、数ヵ月に1度のタイミングでゲームプレイがリセットされる。新シーズンが開始されると所持している武将など、一部の要素以外は成長度がゼロに戻り、ふたたびイチからゲームプレイを行うことになる。

 これにより、先行するユーザーがプレイヤーの頂点に居続けることができなくなり、前のシーズンはうまくいかなかったとしても、新シーズンでまたゲームを楽しむことができるのだ。

ほかのプレイヤーと同盟を組んで戦え!

 『三國志 真戦』において、ソロプレイで覇業を成し遂げることは難しい。ほかのプレイヤーと“同盟”を組んで、ともに戦うことが重要となっている。

 同盟には最大で200人のプレイヤーが所属できる。ひとりでは攻めきれない強敵の領地でも、仲間と力を合わせれば陥落させることが可能だ。

 武将の育成がまだできていないプレイヤーでも、偵察や陽動などで同盟を助けることも可能。仲間とコミュニケーションを取り、息を合わせて奇襲を仕掛け強敵を打ち破る。最大で200人対200人の集団戦が楽しめることも、本作の魅力と言えるだろう。

さまざまな追加ルールが登場する“シーズン”

 前述のとおり、本作は数ヵ月に1度ゲームプレイがリセットされ、上位プレイヤーが表彰されるシーズン制を採用。現在の最新シーズンであるPKシーズン「官渡の戦い」を含め、これまでに計10個のシーズンが登場した。

 各シーズンには、独自のルールが定められているのも特徴。PKシーズン「官渡の戦い」のシーズンには、勢力ごとに異なる能力を発揮できる強力な“戦車”や、新しい建築が登場する。PKシーズン「中原平定」には、プレイヤーごとに好きな能力を選択・付与ができる“個性”や、ふだんは通れない場所に橋や道を作って行軍できる新システムが利用できる。

 PKシーズン「赤壁の戦い」など、史実を再現したルールやシステムが登場するシーズンもあり、バラエティーに富んでいるのが魅力。過去に登場したシーズンをふたたび選ぶこともできるので、好きなルールのシーズンをくり返し遊ぶことも可能だ。

『三國志 真戦』をいまから始めるには!?

 これから『三國志 真戦』をプレイしようと考えている人のために、序盤のおすすめ攻略法を掲載。現在は2周年記念のキャンペーンが開催されており、交換したい星5武将を交換できる「求賢令」や最大3,000金銖(ゲーム内通貨)獲得できる様々なイベントが開催されているため、まさにいまが始め時だ。

 この記事を参考に群雄割拠の大地に飛び込み、目まぐるしく戦況が変化する戦いを楽しもう!

まずは任務をこなそう

 本作でできることは多岐にわたるが、まずは“任務”にそってゲームプレイを行おう。任務をこなすことで金銖や資源が獲得できるので、素早く国力を高められる。

 ゲームの基本的な流れもこれで体験できるので、一石二鳥だ。

アクション映画の巨匠ジョン・ウーが再び“赤壁”に挑む! 『三國志 真戦』2周年記念映画『赤壁炎上』特別試写会の模様をリポート

初心者保護期間中にプレイ!

 ゲームを初めてプレイしてから48時間のあいだは“初心者保護期間”となり、土地の占領にかかる時間が大幅に減る、敵プレイヤーから攻められなくなるなど、さまざまな効果が付与される。

 本作をやり込むならこの初心者保護期間中にやり込むと、スタートダッシュを仕掛けることが可能だ。

アクション映画の巨匠ジョン・ウーが再び“赤壁”に挑む! 『三國志 真戦』2周年記念映画『赤壁炎上』特別試写会の模様をリポート

1日2回の無料登用を利用しよう

 武将は“登用”を行うことで配下に加えられる。11時間30分に一度、無料ガチャと一緒に半額ガチャを回せるのがお得!

 レア度の高い武将を登用できることもあるので、毎日欠かさず利用しよう。

アクション映画の巨匠ジョン・ウーが再び“赤壁”に挑む! 『三國志 真戦』2周年記念映画『赤壁炎上』特別試写会の模様をリポート

武将は一点集中で鍛える!

 序盤は2部隊しか編制できないので、登用した武将は数を絞って育成しよう。

 戦闘に直接的に影響する“武力”と“統率”の高い武将を部隊の主将に配置し、土地の占領を行って集中的に武将のレベルを上げるといいだろう。

 チュートリアルをこなすと自動的に登用される関平はバランスの取れた能力を持っているので、登用できる人数が少ない序盤にはかなり活躍してくれるので活用するべし。

アクション映画の巨匠ジョン・ウーが再び“赤壁”に挑む! 『三國志 真戦』2周年記念映画『赤壁炎上』特別試写会の模様をリポート

2周年記念イベントをチェック!

 現在『三國志 真戦』では、さまざまな2周年記念イベントを開催中。豪華な報酬が獲得できるものが揃うので、必ず参加しよう。より詳しい情報は公式Twitterをチェック!

アクション映画の巨匠ジョン・ウーが再び“赤壁”に挑む! 『三國志 真戦』2周年記念映画『赤壁炎上』特別試写会の模様をリポート
  • ログイン報酬(2023年5月19~25日)
     毎日ログインするだけで金銖などの報酬が獲得できるログインボーナスを実施。
  • 求賢令(2023年5月18日メンテナンス後より)
     2周年を機にすべてのシーズンに求賢令システムが実装される。求賢令を集めて、交換したい星5武将をひとり交換できる。
  • 多士済々(2023年5月19日~25日)
     情、義、勇、謀に分けられる4つの任務をすべて達成すると、1回限定で必ず星5武将を入手できる招募を行える。
  • 福運到来(2023年5月19日~25日)
     イベント期間中に毎日20時までにログインすると、毎日10人に10000金銖がプレゼントされる抽選に参加できる。抽選に外れた場合は400金銖が1回だけプレゼントされる。
App Storeでダウンロード
Google Playでダウンロード