3つのアトラクションと園内全体を使った回遊ラリー

 栃木県の那須高原にあるテーマパーク、那須ハイランドパーク。ここで、レベルファイブの最新クロスメディアプロジェクト作品『スナックワールド』の世界を楽しめる、“那須ハイランドパーク ジャラジャラアドベンチャー”が開催中だ。

 本イベントは、『スナックワールド』初の体験型イベント。『スナックワールド』の世界観を、3つのアトラクションに加え、広大な那須ハイランドパークを巡る宝探しゲームを通じて楽しめるようになっている。

 イベントは、本来は2017年7月15日から9月18日までの開催予定だったが、大好評につき会期を1ヵ月延長。いよいよ今週末の10月15日(日)を持って最終日を迎えることとなる。最終日を目前に控えた、『スナックワールド』初の体感型イベントの内容についての濃密な体験リポートを紹介!

 『スナックワールド』は、レベルファイブが手掛ける“クロスメディアプロジェクト”最新作として、玩具のジャラやフル3DCGによるアニメ、コミックや映画などと連動して展開中。各メディアを通じて、作品の世界をさまざまな切り口から楽しめる点が魅力となっている。今回の那須ハイランドパークの“スナックワールド ジャラジャラアドベンチャー”では、遊園地のアトラクションを通じて、そうした『スナックワールド』の世界を、文字通り“体感”できる内容になっている。

現実とファンタジーが溶け合う『スナックワールド』“那須ハイランドパーク ジャラジャラアドベンチャー”カンゼンカンペキ体験リポート!_20
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体験1 遊園地内で宝箱探しラリー

 『スナックワールド』の世界では、“宝箱”が重要なモチーフのひとつとなっている。アニメでも主人公のチャップ一行が、いいものが入っているのではないかと、期待に目を輝かせながら宝箱を開ける場面が多く描かれている。

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 ニンテンドー3DS用ソフト『スナックワールド トレジャラーズ』でも、宝箱の入手は非常に重要な要素として、多彩な仕掛けの施された宝箱が登場している。

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 また、タカラトミーから玩具展開されている“トレジャラボックス”は、宝箱型のボックスに、精巧なミニチュアになった装備品を模したキーホルダーの“ジャラ”や、キャラクターやモンスターが描かれたプレートの“スナック”が入っており、開けてみるまでわからない作りが好評だ。

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 こうした本作を象徴する“宝探し”を体験できるのが、遊園地内に隠された11個の “トレジャラボックス”を探す回遊ラリーだ。スタート時に、受付で渡される、作中にも登場するスマートフォンのようなデバイス“フェアリポン”を、見つけた宝箱にタッチすると、お宝“ジャラ”のデータがフェアリポンに記録されて、ファンファーレが鳴り響く仕掛けだ。

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 11個の“トレジャラボックス”の隠し場所は、イベントの地図に掲載されているのだが、地図のヒントがあっても、広いパーク内で宝箱探しはなかなか歯ごたえがあって楽しい。

 すべてのトレジャラボックスにフェアリポンをタッチできたら、イベント館にあるゴールポイントへ。フェアリポンと引き換えに、苦労して手に入れてきた11個のトレジャラボックスに入っていた“ジャラ”のデータがプリントされた記念カードがプレゼントされる。

 園内に隠された各トレジャラボックスには、ジャラのデータが5種類用意されている。フェアリポンをかざすと、その中からひとつが手に入るようだ。最終的にプリントされるジャラの種類は、各人で異なるものになるので、記念になることはまちがいなし!

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体験2 テーマパビリオンで3つの体感アトラクションに挑戦!

 回遊ラリーの拠点にもなっている、園内の『スナックワールド』テーマパビリオンでは、体感型の3つのアトラクションが楽しめるのだが、この内容も『スナックワールド』の世界観を全面に押し出したもので、ファンならニヤリとしてしまうもの。子ども向けのアトラクションなので、親子でも楽しめそう。

ブッテリーのピコピコブッテミー

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 鼻がコンセントになっている、電気のモンスター“ブッテリー”にちなんだアトラクション“ブッテリーのピコピコブッテミー”。ふたつのチームに分かれて、モグラたたきの要領で光るボタンのタッチ数を競う。台座は空気で膨らむものになっているため、子どもたちは全身を使って遊んでいた。

シンデレラの訓練ワイプアウト

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 二重人格の鬼教官、シンデレラ隊長の特訓をモチーフにした体感アトラクション。大きなバルーンのステージに入り、回転しながら迫るバーを、しゃがんだり跳び越えたりしながら1分耐えられれば成功! ちょうど幼稚園の子どもたちが体験していた場面を目にした際に、幼稚園の先生が「ほらジャンプよ! ジャンプ!」と語気を荒げていた様子に、思わずアニメやゲームでのシンデレラ隊長のトレーニングを思い出してしまったほど。

メドゥーサのヘビーテンプラーメイズ

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 ゲームやアニメで、チャップ一行が最初に挑んだボス、怪物“メドゥーサ”が潜む“ヘビーテンプラー神殿”をイメージした迷路を探索。迷路に閉じ込められた、ゴブリンの“ゴブさん”を見つけるのが目的。迷路内にはいくつものドアが用意されており、開けてみると……ゴブさんがいるかもしれない。道中には、メドゥーサが待ち受けるスポットも!

 このほかにも、『スナックワールド』でおなじみのチャップ一行と写真が撮れるフォトスポットなども設置されている。

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 同園では、10月1日より、コスプレしてアトラクションが楽しめる“ハロウィンイベント”も開催中だ。この機会に、スナックワールドのコスプレをして園内を巡って宝探しを楽しむのもアリかも……!? また、2018年1月8日まで“超・体・感!ウルトラヒーローズワールド”も開催中だ。『ウルトラマン』シリーズの歴史を一望できる展示スペースは圧巻で、お父さん世代もどっぷり楽しめる見ごたえのある展示となっている。そのほかにも、園内には40以上のアトラクションが楽しめるので、この週末は、那須ハイランドパークに足を延ばして、人気コンテンツの世界に浸って大冒険してみてはいかが?

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 “スナックワールド ジャラジャラアドベンチャー”の料金は、1人600円。入園料は別途必要。

那須ハイランドパークへのアクセスは、
東北新幹線那須塩原駅から東野バス(3月1日~11月30日まで,土日祝と夏休み期間中の運行)で約70分。
車でのアクセスは、東北自動車道那須I.Cから約20分、黒磯板室I.Cから約30分ほどとなっている。

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(C)LEVEL-5 INc. / スナックワールドプロジェクト・テレビ東京