100型越えの大画面 『Ghost of Yōtei』は圧巻! HORIZON 20 Max

『Ghost of Yōtei』をプレイ

HORIZON 20 Maxをプレイステーション5 Proに接続。『Ghost of Yōtei』(ゴースト・オブ・ヨウテイ)を、リアル羊蹄山に登るくらいにハマっている、週刊ファミ通編集部のケミカル吉野がプレイしてみた。壁面から4m以上離れて投影したので150インチくらいのサイズで投影された。まず驚いたのがデカくて明るいこと。
ホームプロジェクターはどうしても白みががかってしまうイメージがあるが、巨大なテレビをはめ込んだと思えるくらい自然で明るい大画面を実現している。これは、明るさや色域、コントラスト比がホームプロジェクターとしては非常にハイエンドなスペックを採用しているからこその体験だ。そして、ゲームプレイで気になるのは遅延。4K/60Hzでは3ms※、1080p/240Hzでは1msという低遅延を実現している。
- 入力遅延
- リフレッシュレート
- 1 ms
- 1080p@240Hz
- 2.2 ms
- 1080p@120Hz
- 3 ms
- 4K@60Hz
- ※msは遅延を表す単位で、この数値が小さいほど応答速度が速く快適にゲームができる。
さらに、サウンドはHarman Kardonの360°サラウンド対応の24Wスピーカーを搭載しているので迫力も抜群。『Ghost of Yōtei』はもともと映画作品へのリスペクトに溢れたゲームだが、大画面でプレイすることで一層映画のような雰囲気とスケール感を味わえた。
大画面ゲーミングもコレで安心
-
ブラックイコライザー

-
VRR

快適なゲームプレイを実現する機能も搭載。ブラックイコライザー機能によって、暗いシーンになると、ディテールを自動拡張してくれる。さらに、HORIZON 20 MaxはVRR(可変リフレッシュレート)をホームプロジェクターで初めて採用したモデルだそうだ。
VRRとはリフレッシュレートとフレームレートをリアルタイムで同期させる技術で、これを搭載しているとカクつきをおさえて滑らかな表現を実現できる。アクションゲームでは暗いシーンもしっかり遊べて、視線移動の激しいFPSもしっかり描写できるのだ。
スマホゲームも簡単接続でプレイ可能

ハイエンドだけど操作は超かんたん!
-
① 電源ON

-
② PS5をセット

-
③ 投影するだけ!

ハイエンドモデルなので複雑に思えるかもしれないが操作はとても簡単なのだ。電源を付けて投影するだけで、台形補正とピント調整を自動で処理してくれる。ふつうのプロジェクターは映像が歪んで表示され、この歪みを補正しなければいけないのだが、手動での調整はかなり面倒くさい。これが自動で補正される。
じつは、XGIMIの創業者はお母さんがプロジェクターの操作方法で戸惑っている姿をみて、誰でも簡単に使えるプロジェクターを作ることを決意したそうだ。HORIZON 20 Maxの操作や設定はほんとうに簡単、お母さんもにっこりだろう。
-
-
中断なし自動台形補正
-
オートフォーカス
天井にも投影イケます、レンズシフトがスゴい
スタンドは横に360°くるっと一回転可能で、縦にも90°以上傾けられます。なので、左右はもちろん、天井にも投影できてしまうわけです。寝っ転がりながら、映画や動画鑑賞も捗りそうだ。
フレキシブルなスタンドが活きるのがレンズシフトという機能。これはプロジェクター本体を動かさずに、投影映像を上下左右(垂直±120%、水平±45%)に調整できる。この際には、画質の劣化や歪みのない投影を実現可能。なので、真正面でなく多少ズレたスポットに置いたとしてもきれいな投影ができるのだ。
スタイリッシュなスタンドでインテリアのように設置

HORIZON 20 MaxはGoogle TV搭載機なので、付属するリモコンからYouTubeやNetflixなどサービスに簡単にアクセス可能。ボタンにはバックライトが搭載されているので暗所でも操作ができる。
筐体をスタイリッシュに設置できる専用スタンド“XGIMI フロアスタンドUltra”も別売りで用意されている。アダプターと電源コードを完全収納できるのでインテリアのようにHORIZON 20 Maxを設置できるだろう。11月12日まで購入で、スタンドも付属する。
最高峰なスペックでリッチな大画面ゲーミング
最後に、“最高峰ホームプロジェクター”を謳うHORIZON 20 Maxの高画質を実現している機能について解説しよう。
まず、画質のキモとなる光源について。プロジェクターでは、光源の明るさがあがるほど、よりくっきりとした映像表現を楽しめる。X-Master RGB 3色レーザーを採用したことで、輝度5700 ISOルーメンを実現。2024年モデルのXGIMI HORIZON S Maxは3100 ISOルーメンであったことと比較するとかなりの進歩が伺える。
加えて、三色レーザーでより鮮やかな表現が可能になったことでIMAX EnhancedやFilmmaker Mode、HDR 10+、Dolby Visionといった規格もクリアーしている。機能面や性能面を数字で語ってもあまりピンとこないかも知れないが、実際に使ってみてゲームを遊んだ結果、シンプルにめちゃくちゃキレイ。さらに、ハイスペック製品にありがちな複雑な設定などもなく画面補正や操作も簡単なところがじつにいい。これまでさまざまなプロジェクターに触れてきた編集部員にとっても、HORIZON 20 Maxでのゲームプレイやコンテンツ視聴は一段上をいくハイエンド体験だった。
ディスプレイ
- 製品分類
- ホームプロジェクター
- 光源
- RGB 3色レーザー
- ランプ寿命
- 20000時間
- ディスプレイ技術
- DLP
- ディスプレイチップ
- 0.47'' DMD
- 3D
- 対応
- 対応フォーマット
- HDR 10+、IMAX Enhanced、Dolby Vision
- 低遅延
- (ゲームモード、VRRオン、AKオフ)
1080P@240Hzで1ミリ秒
1080P@120Hzで2.2ミリ秒
4K @60Hzで3ミリ秒 - MEMC
- 対応
- 輝度
- 5700 ISOルーメン
- 標準解像度
- 3840 x 2160ピクセル
- 色域
- BT.2020 110%
- コントラスト比
- 20,000:1 (DBLEオン)
- レンズ
- 高光透過コーテッドレンズ
- アイ・プロテクション
- 対応
設定
- 台形補正
- 中断のない自動台形補正
- フォーカス
- オートフォーカス
- スクリーンへの自動アジャスト
- 対応
- 障害物自動回避
- 対応
- レンズシフト
- 垂直±120%/水平±45%
- 光学ズーム
- 対応
- スローレシオ
- 1.2~1.5:1
- アスペクト比
- 16:9
- 投影サイズ
- 40~300インチ
システム
- CPU
- MT9679
- GPU
- Mali G52
- RAM
- 4GB
- ストレージ
- 128GB
- システム
- Google TV
- ミラーリングディスプレイ
- GoogleCast/DLNA
オーディオ
- スピーカー
- 2 x 12W Harman/Kardon
- DTS Virtual:X
- 対応
- DTS-HD
- 対応
- Dolby Audio
- 対応
- Dolby Digital (DD)
- 対応
- Dolby Digital Plus (DD+)
- 対応
接続性
- WiFi
- WiFi 6デュアルバンド2.4/5GHz、802.11a/b/g/n/ac/ax
- Bluetooth
- Bluetooth 5.2
- 入力端子
- DC x 1、HDMI x 2 (HDMI1はeARCに対応)、USB 3.0 x 1、USB 2.0 x 1
- 出力端子
- オプティカル x 1、オーディオ x 1
電気
- ノイズレベル
- ≤28dB@1m
- 消費電力
- ≤280W
- 電源
- AC100~240V、50/60Hz
寸法
- 製品サイズ (高さ x 幅 x 奥行)
- 249 x 298 x 190 mm / 9.8 x 11.7 x 7.5インチ
- 製品重量
- 5.4 kg / 11.9 lbs
同梱品
- 電源プラグ
- x1
- 取扱説明書
- x1
- 保証書
- x1
- リモコン
- Bluetoothリモコン x1、単四電池 x2
© Cygames, Inc.

