
TGSフォーラム2002でオンラインゲームの戦略が明らかに!
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●ネットワークゲームのキーパーソンが講演

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▲実際にオンラインゲームをプレイしながらの説明も行われた。
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9月20日、幕張メッセの国際会議場で"TGSフォーラム2002"が開かれた。この中で、"キーパーソンが語るブロードバンド戦略"と題した講演会が行われ、コーエーのネットワークゲーム開発を担当している松原健二執行役員と、スクウェアの和田洋一社長がネットワークゲームの戦略について語ったぞ。

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▲松原氏は、「チャットなどいろいろな要素があるオンラインゲームだが、"ゲームそのものが楽しい"ことがいちばん重要」と述べた。
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松原氏は、コーエーより2002年冬発売予定のプレイステーション2用ソフト『信長の野望
Online』と、8月30日に発売されたウインドウズ用ソフト『三國志 Battlefield』の、2本のネットワークゲームを紹介。世界に通用するコンテンツ開発と、コーエーネットが運営するGAMECITYを使ったネットワークの運営サービス、アジアや欧米に拠点を置くグローバル展開の3つを柱にする、同社の"ブロードバンドの野望"を掲げた。

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▲『FFXI』の有料会員数は12万数千人、毎晩約6万人がアクセスし、ひとつのワールドに3000人以上が集まるということも明らかにされた。
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和田氏は、同社のプレイステーション2用ネットワークゲーム『ファイナルファンタジーXI』をテーマに取り上げた。このなかで形成されつつあるコミュニティーが新たなビジネスチャンスを生むと語り、ネットワークゲームの中で健全なコミュニティーを持続させることの大切さを強調したのだ。同氏は最後に、「とにかくだまされたと思ってやってみてください」と言い、多方面の業界関係者に向けてアピールした。
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