第3回『空を斬り裂く槍』

クルスニクの槍は、ラ・シュガルとア・ジュールがぶつかる戦場に持ち込まれていた。クルスニクの槍を追って来たミラたちは、四象刃(フォーヴ)、ガイアスらと刃を交える。この戦いの最中、ミラに仕える巫子のイバルが罠に嵌り、クルスニクの槍を起動させてしまった。

そして、クルスニクの槍は、地上にいる軍ではなく、空を斬り裂いた。割れた空からは、無数の空中戦艦が現れ、圧倒的戦力をもってラ・シュガル軍、ア・ジュール軍を殲滅。リーゼ・マクシアは未知の勢力に占領されてしまう……。

この事態を受け、ミラはこれまでひた隠しにしてきたリーゼ・マクシアの真実を語った。リーゼ・マクシアは、断界殻(シェル)というマナの壁で囲まれた閉鎖世界であること。その外側には、エレンピオスという別の世界が広がっていること。アルクノアは、エレンピオスから来た者たちの集団であり、空から現れた戦艦は、エレンピオス軍のものだという。

アルクノアとエレンピオス軍に対抗するべく、ミラたちはガイアスらと共同戦線を結ぶ。ジュードの前に現れた、ミラの姉を名乗る大精霊ミュゼの力を借り、アルクノアの本拠地へと乗り込む一行。激戦の末、アルクノア首領のジランドを倒すが、とつぜん強力な精霊術が一行を襲う。絶体絶命の状況下、ミラは仲間たちを救うため、みずからのマナをすべて放出し、息絶えた。

キーワード

断界殻(シェル)

2000年前にマクスウェルが作り出したマナの壁。リーゼ・マクシアとエレンピオスを分断している。

エレンピオス

黒匣(ジン)を文明の根幹とする世界。黒匣によって大量のマナと精霊が消費されてしまっており、滅亡の危機に瀕している。エレンピオス人は霊力野が退化しているため、精霊術が使えない。

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