SUDA 51&SHINJI MIKAMI'S COMMENT

須田 これが初公開のシューティングステージです。ボスキャラクターのひとりジャスティーンの毒を浴びたガルシアは、すべてが2Dでできた世界に迷い込んでしまうのです。ここでは、横スクロール型のシューティングゲームを遊ぶことになります。

三上 最初はミニゲームとして用意していましたが、かなりデキがいいので、どうせなら作り込んで本編に盛り込んでしまおうと。

須田 このシューティングステージは、とてもいい感じの仕上がりになっています。突然ビジュアルとゲーム性が変わるので、プレイヤーは面食らうかと思いますが、これがゲームのいいアクセントになっているかと。

三上 ミニゲームがベースと言っても、かなりシステムもちゃんとしてますよね。闇をまとったダークネス悪魔は、ライトショットで闇を剥がしてからでないと倒せないなど、本編の特徴である光と闇のシステムもちゃんと実装されていますから。

須田 はい。細かい部分にもおもしろい仕掛けが詰まっています。敵からダメージを受けると、少しずつガルシアの服がボロボロになっていって、最終的には骨だけの姿になってしまう。これは昔のアクションゲームでよくあった演出です。

三上 2Dで描かれた世界がおもしろいですよね。キャラクターだけではなく、背景もけっこう細かく描いてあったりして。

須田 そうですね。絵本のようなビジュアルが特徴です。このビジュアルに合うような楽曲と効果音を山岡晃が作ってくれました。「ズッチャッチャ♪ ズッチャッチャ♪」という味のあるフレーズを聴いていると、きっとクセになりますよ(笑)。

三上 これだけ完成度が高いのに少ししか遊べないのが、もったいない気もしますね。このステージだけ切り取ってスマートフォンのアプリにしてみたらいいんじゃないですか?

須田 それはおもしろいですね! ぜひ機会があれば!!