↓→さまざまな攻撃がくり出せるガチャメカを使って、つぎつぎとプレイヤーに襲いかかるピポサルを捕まえていこう。700種類以上にもおよぶピポサルをすべて捕まえることができるか!?

 逃げ回るピポサルを捕まえていく人気アクションゲーム『サルゲッチュ』シリーズの最新作が、PlayStation Moveで登場! もちろん本作でも目的はピポサルを捕まえること。モーションコントローラを、多彩な攻撃が仕掛けられる武器“ガチャメカ”に見立てて、これまで以上に個性豊かになったピポサルたちをゲッチュしていこう。
 本作には、古代遺跡や空飛ぶ温泉など、全15ステージをクリアーして行方不明になったおばあちゃんを捜すストーリーモードに加え、3つのミニゲームが遊べるバラエティモードも収録。バラエティモードではふたり同時プレイも可能なので、友だちや親子でワイワイ楽しめるぞ。

パチンガーでユーポーを撃破せよ!

→襲って来るのはピポサルだけじゃないぞ。ときにはパチンガーを駆使して、ユーポーを撃破しなければならない場面も!

↑プレイヤーを待ち受ける巨大なボスも登場! スタンハリセンとパチンガーをうまく使い分けてボスを攻撃だ。

これがガチャメカだ

ゲットアミ

←ちょっぴり原始的(!?)だけど、タイミングよく振ってピポサルを捕まえよう!

パチンガー

↓遠くに攻撃を仕掛けるときはこれ。狙いを定めてパチンコを発射するのだ。

スタンハリセン

↑近距離攻撃が可能。行く手を阻む巨大岩などを叩いて破壊することもできる。

↑3つのミニゲームがプレイ可能なバラエティモード。その中のひとつ“メカヨンタッグラリー”では、ワイヤレスコントローラ(DUALSHOCK3)も使ってのレースゲームが楽しめる。

数量限定 プレイステーション3本体とのお得なパックもあるよ!

 『フリフリ! サルゲッチュ』のソフトとプレイステーション3本体、PlayStation Moveの必要機器のお得なセット“PlayStation3「フリフリ! サルゲッチュ」Moveでゲッチュ!はじめてパック”も発売に!

  • 発売日:2010年12月9日
  • 価格:36980円[税込]
  • 内容品:プレイステーション3本体(HDD 160GB、本体色 チャコール・ブラック)、PlayStation Moveモーションコントローラ、PlayStation Eye、『フリフリ! サルゲッチュ』のソフト
  • 特典:ピポサル メモキーホルダー
  • 取り扱い店舗:ジャスコ、イオンスーパーセンター、イトーヨーカドー、アピタ、西友、トイザらス(ゲーム取扱店)
    ※一部取扱の無い店舗もあります。

↓購入者には『フリフリ! サルゲッチュ』の“ピポサル メモキーホルダー”をプレゼント。

[Impression] 親子で楽しむには最適の1本

 正直に言うと、自宅にはプレイステーション3を持っていなかったりします。「いつか買わねば……」と思いはするものの、なかなか妻の許しを得ることができず、日々は過ぎてしまいました。そんなぼくに、『フリフリ! サルゲッチュ』インプレッションのお仕事が回ってきたのは、ひとえにお年ごろの子どもがいるという理由によるもの。ぼくには小学校5年生の息子がいるのですが、親子でのプレイをリポートしてほしいというのが今回のテーマのようでした。最近子どもと交流することの少ないぼくが、「お子さんと遊ぶと、きっと盛り上がると思いますよ」との担当者さんの言葉を聞いて、ぐらりと心を揺り動かされたことも事実だったりします。加えて、「まあ、これで息子がプレイステーション3を欲しがったら、妻も購入を許してくれるかもしれないしなあ」と、若干よこしまな野望を抱いてみたりもしたわけです。

 そんなわけで、借りたプレイステーション3を自宅に持ち帰り、おもむろにPlayStation Moveともども袋から取り出すと、「あ、あそ棒だ!」と息子のひと言。どうやら、テレビCMなどでPS Moveのことは知っていたようで、モーションコントローラを手に持つや興味津々の様子。「それにしても、子どもには“あそ棒”で認識されているのかー」と思いつつ、さっそく『フリフリ!サルゲッチュ』のプレイに突入しました。

 ここで軽くゲームのご紹介をすると、『フリフリ! サルゲッチュ』は、モーションコントローラを駆使してピポサルたちをゲットしていくという“体感アトラクション”型のアクションゲーム。メインとなる“ストーリー”モードは、ある日突然地球に現れたUFOの大群とピポサルたちをゲットしていくというもの。最終目的はずばり“実験ザル”のスペクターの捕獲。時空を超えて、バラエティーに富んだステージでの冒険がくり広げられるというわけです。

 PS Move対応となる『フリフリ! サルゲッチュ』ですが、キモとなるのは、やはりモーションコントローラを駆使しての操作。本作では、モーションコントローラをゲーム中の“ガチャメカ”に見立てて操作していくことになります。“ガチャメカ”で使えるのは5種類の操作方法。網でピポサルをゲットする“ゲットアミ”、遠くのピポサルを打ち倒す“パチンガー”、振り回してモノを壊す“スタンハリセン”、ピポサルやアイテムをものすごい吸引力でゲットする“サルバキューム”、そしてピポサルやユーポーをバナナに変えて回収する“バナナチェンジャー”の5つです。5種類あると「操作を覚えるのがちょっとたいへんなのかな?」と思ったりもしましたが、さにあらず。モーションコントローラによる操作は直感的で極めてわかりやすく、“ストーリー”モードを始める前の“トレーニング”を遊ぶことで、ひと通り操作方法を頭に入れることができました。

 肝心のモーションコントローラによる操作は「楽しい!」のひと言です。各ステージでは方々からピポサルが襲ってくるわけですが、「このシチェーションでは、この使いかたでピポサルをゲットしよう」といったように、プレイヤーの好みに応じて“ガチャメカ”を自由に使い分けられるのが醍醐味。ぼくなんかだと頭が固くてひとつの操作方法に固執しがちなわけですが、息子のプレイを見ていると適宜、シチュエーションに合わせて操作方法を使い分けておりました。その様子は楽しそうで、あたかも勝手知ったる公園の遊具で遊んでいるかのようでした。

 さて、“ストーリー”を終えたあとは、ミニゲーム集の“バラエティ”をプレイ。その名のとおり、さまざまな種類のミニゲームが楽しめる“バラエティ”。“バラエティ”は、“ストーリー”をクリアーしていくと遊べるゲームが増えていくとのことですが、デフォルトの状態で遊べるのが、“メカヨンクタッグラリー”と呼ばれるオリジナルゲーム。このゲームの魅力はふたり協力プレイが楽しめる点。ゲーム自体は“メカヨンク”と呼ばれる乗り物を駆使して、障害物が散りばめられたコースをゴールまで目指すというもので、通常のワイヤレスコントローラ(DUALSHOCK3)でメカヨンクを操作して、モーションコントローラで障害物を攻撃していくことになります。このゲームがまさに親子で遊ぶにはぴったり! ぼくがメカヨンクの操作をし、息子が障害物の攻撃を担当したわけですが、これが大いに盛り上がりました。「ちょっとそこで止まっていて!」とか「早く行き過ぎないで!」など、息子とコミュニケーションを取りながらのプレイは楽しく、まさに親子の交流を図るには最適。まあ、コニュニケーションといっても、息子の指示に親が従うというテイだったわけですが、やはり親子で協力して遊ぶというのはいいものです。

 と、ひと通りプレイが終わったあとで、ぼくが妻から仰せつかったお使いのために1時間ほど家を開けて帰ってくると、そこにはずっと『フリフリ! サルゲッチュ』に打ち込んでいた息子の姿が! まさにサルのようにゲームを遊んで“サルゲッチュ”となってしまったようでした……。ちなみに、ぼくの期待通り息子はプレイステーション3を欲しがったのですが、それを妻に相談したところ、「クリスマスプレゼントとして買ってあげればー? その代わり、来年からアンタのお小遣いを減らすけどね」とのこと。どうやら、敵(妻)のほうが上手だったようです……。

(週刊ファミ通 古屋陽一)

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