ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン
2010年12月9日発売予定/3980円[税込]/1〜4人
アメリカンテイストたっぷりの視聴者参加型テレビ番組がゲームになった! 本作は、個性豊かな4つのテレビ番組でどれだけ活躍できるかを競うパーティーゲーム。プレイヤーキャラクターは自分自身。PlayStation Eyeで自分の顔と声を取り込むと、そっくりそのままプレイヤーキャラクターとして登場する。
各番組での活躍に応じて手に入るセレブポイントを集めていくと、テレビCMに出演するチャンスが舞い込んでくるぞ。CMの収録を成功させて、スーパースターになっちゃおう!
自分自身がプレイヤーキャラクターに変身!
←顔と声をPlayStation Eyeで取り込み、プレイヤーキャラクターを作成。顔の形から髪型、服装など自分好みにカスタマイズできるぞ。
どんどん有名になっていく!
↑セレブポイントがたくさん集まれば、雑誌の表紙も飾れちゃう! これでキミはスーパースター!
テレビ番組で活躍して、主役の座をつかめ!
←↑走ったり、飛んだり、踊ったり、ポーズをキメたり、バラエティー豊かなテレビ番組をクリアーして主役の座をつかみ取ろう。1対1の対決はもちろん、2対2のチーム戦も可能だ。
→テレビ番組での活躍度に応じてセレブポイントが手に入る。ポイントを集めていくと、テレビCM出演のチャンスが!
イギリス発の個性的なテレビ番組をチェック!
フロックスター
↑ファッションショーを華麗にキメよう。画面上に表示される★の軌道にぴったり合わせてPlayStation Moveモーションコントローラを動かせば、自分の分身も笑顔でダンス&ポーズをキメる!
レッツゲットフィジカル
→運動神経が問われるショーを勝ち抜こう。モーションコントローラを上下に振って障害物を避けて走る“ホイールヒーロー”、人間パチンコの“エアーヘッズ”など、さまざまな競技をクリアーだ。
ビッグビートキッチン
↑シェフの見本どおりにクッキング! ラップタイムが表示されたら、矢印通りにタイミングよくモーションコントローラを振って、追加ポイントを手に入れよう。
マイホームスター
↑リフォーム番組『マイホームスター』。制限時間内にモーションコントローラを使って、ペンキ塗りや床の補修などを行い、依頼人の好み通りに仕上げよう。
[Impression] アメリカのテレビ番組のようなノリと演出が魅力の“イケてる”ゲーム
このゲームは“PlayStation Eye”で自分の顔と声を取り込み、自分の分身を作成してスーパースターを目指すという内容。完成した自分を見るのはちょっと恥ずかしいけど、でき上がったキャラはかなり笑える。そして誰かに見せたくなってくる! そしてもうひとつの魅力が、“アメリカのテレビ番組のようなノリと演出”だ。そんな番組に自分が登場すると思うと、なんかテンションが上がってきませんか? 俺は超上がってきます(笑)。
ゲームはファッション、料理、スポーツ、家のリフォームをテーマにした個性豊かな4つのテレビ番組が用意されているので、好きな番組に出演して遊ぶことになる。どの番組も操作自体はかなり簡単。基本は画面の指示に従って、モーションコントローラを動かすだけ。そのほかに使うボタンも2種類しかない。つまり、大人から子どもまで幅広い層の人たちが、誰でも手軽に楽しめちゃうわけです。もちろん多人数プレイが可能なので、家族や友だち、恋人どうしなんかでワイワイ遊んじゃってください。
番組はどれもおもしろいけど、中でも俺がオススメしたいのは料理番組。画面の指示にしたがって料理をするのだが、料理をするだけならそんなに珍しくもない。しかし、この番組ではなんと、調理の合間にラップを歌わなきゃならないのだ。ひとりで遊ぶにしても、みんなで遊ぶにしても、これはかなり恥ずかしい。ある意味罰ゲームに近い。でも、慣れてくると、だんだん気持ちよくなってきて、“かっこよくキメてやろう!”という気になってくるのが不思議。
各番組で遊んでいると、セレブポイントというものがだんだん溜まってくる。そしてポイントに応じて、CM出演の話が舞い込んでくるんです。CMの撮影もモーションコントローラを、画面の指示通りに動かすという簡単操作。さらに撮影の終盤には、キメ台詞をマイクに録音することになる。声の録音も、ラップ同様に恥ずかしいけど、ここでちゃんと声を出さないと、イマイチなCMのデキになってしまうので、スターになりきって、バッチリ声を出そう。自分の顔と声が入っているCMは必見ですよ。
そんなわけで、この『TVスーパースター』は、ひとりでも多人数でも盛り上がれてしまう“イケてる”ゲーム。海外のテレビ番組が好きな人にもオススメしちゃいます。ぜひ遊んでみてください。
(週刊ファミ通クロスレビュアー デビル藤原)