全国に展開する無線LANのアクセスポイントに接続することで、気軽にインターネットが楽しめるWi‐Fi。そんなWi‐Fiを利用して、時間や場所を問わずオンライン環境が満喫できるのがイー・モバイルのPocket WiFiだ。これさえあれば、いつでもどこでもWi‐Fi対応機器が簡単に接続できるのだ。とくにゲームファンにとってうれしいのは、据え置きゲーム機や携帯ゲーム機などのWiFi対応ゲームが気軽に遊べる点。そんなゲームファンにとってはまさに夢のような通信機器の魅力に迫る! まずは、数あるモバイルWi‐Fiルーターの中でも、Pocket WiFiのどの点がすぐれているのかを検証してみよう。
Pocket WiFiの魅力を理解するには、やはり実際に商品を販売しているショップの店員さんに聞くのが近道だ。そこで、ここでは量販店として都内屈指の売り場面積を誇るヨドバシカメラ マルチメディアAkibaの通信総合チーム担当、倉田泰典氏にPocket WiFiの魅力を聞いてみた。
――Pocket WiFiの魅力は何でしょうか?
倉田 Wi-Fi対応機器であれば、なんでもインターネットにつなげられる汎用性の高さですね。それがいちばんの魅力です。家でまったり遊ばれたり、外でゲームを遊んだりと、人それぞれの使いかたができます。実際のところ、Wi-Fi機器をたくさんお持ちのお客様ほど満足されているようですね。
――なるほど。自由度が高いということですね。どのような方がPocket WiFiを購入されているのですか?
倉田 最近だと20代前半を中心に若い方が多いですね。パソコンをお持ちで、パソコンでも使いたいけど、ゲームにも使いたいという方。そういうときにPocket WiFiがあれば、通信料金を一括してまとめることができるんですね。たとえば、我々がオススメしている定額のデータプランだと、どれだけ使っても月額4980円[税込]で収まるんです。だいたい9割方のお客様が、このプランをご利用になりますね。
――リーズナブルな価格で済むということですね。
倉田 はい。あと、最近だと家にインターネット環境をお持ちでなくて、電話回線がないという方がPocket WiFiを利用されるケースも増えています。わざわざ電話回線をひくための工事をしたくない……という方もいらっしゃいますし。工事不要で契約さえすればすぐに利用できるというのがPocket WiFiの魅力です。
――購入される方の傾向は?
倉田 女性の比率がけっこう高いですね。だいたい6割くらいは女性です。いまいちばん多いのが、携帯音楽プレーヤーといっしょに購入される方ですね。
――ヨドバシカメラさんでも力を入れている商品なのですね?
倉田 はい! ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaのPocket WiFi売り場では、ゲーム機などがたくさん展示してあって、実際に手で触って納得していただいてから購入していただけるようになっているんですね。いまならさらに料金プランがお得になるキャンペーンも実施しておりますので、ぜひ一度売り場まで足を運んでみてください。
ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaの1階フロアでは、大々的なスペースを割いてPocket WiFiを展開している。実際にWi-Fiを駆使してのゲームプレイもでき、試してからの購入も可能になっている。女性の店員さんがデコレートした、とってもかわいいPocket WiFiなども展示されている(写真)。一度足を運んでみてはいかが?
週刊ファミ通の若頭・百人乗っても稲葉は、三度の食事よりゲーム好きという生粋のゲームユーザー。最近はWi‐Fi対応のゲームソフトで遊ぶことも多くなり、「外出先でもオンラインでゲームが遊べないかな」と思うこともしばしば。「やっぱり、どこでもWi‐Fi対戦できる環境にしておきたかったんですよー」と稲葉は語る。ということで、稲葉が購入したのがPocket WiFi。実際に使ってみて、稲葉は「どこでも快適に遊べるのに驚きました」という。たとえ外出先であろうとも、ストレスなくサクサク遊べたというのだ。さらに充実する稲葉のゲームライフ。
そんな稲葉にとって、とくにうれしかったのが、Pocket WiFiが実家でも活用できること。稲葉の地元は神奈川県・秦野にあるのだが、下宿から近いこともあり週末ともなるとちょくちょく帰るらしい。稲葉にとっては気兼ねなく過ごせるまたとないひとときなのだが、唯一の不満点は実家に無線LAN環境がなかったこと。実家に帰るとオンラインでゲームが遊べなくなってしまうのだ。それがPocket WiFiを持って帰るだけで状況が一変。気軽にオンライン対戦ができるようになったという。「これで、実家に遊びに来ているおいやめいたちといっしょにオンラインでゲームを楽しむことも増え、いまではすっかり“やさしい智秋おじちゃん”ですよ」と稲葉も目尻を下げる。子どもたちのかわいさに触れ、「早く結婚したいなあ〜」と思う稲葉でした。
週刊ファミ通ニュース班の新星として知られるオザオは、この4月からひとり暮らしを始めた。理由はただひとつ――親元から離れて甘えを断ち、怠惰な毎日から脱却するため。というわけで、か弱い自分に別れを告げるべく、ひとりで生活を始めたオザオだったが、日々の激務に紛れてネット環境を整えることさえままならない有様。とはいえ仕事がら、ネット環境のない生活なんてあり得ない。「だって、僕たちはニュースを司るのを仕事にしているのですから!」。そこでオザオが選んだのがPocket WiFiだ。「もっとも惹かれたのが最大5台までWi-Fi機器が接続可能だという点ですね」とオザオは言う。ゲーム機でオンラインプレイを楽しみながらパソコンで調べものをすることもあるだろうし、携帯音楽プレーヤーだって同時につないでみたい。そもそも彼女ができたら、携帯ゲーム機を2台同時でネットにつなげることだってあるかもしれないじゃないか! と、意味もなく妄想を膨らませながらPocket WiFiを購入。「契約後すぐに使えるという手軽さも後押ししました」とオザオ。というわけで、充実したひとり暮らしをスタートさせたオザオだったが、その影にはPocket WiFiの存在が不可欠だったようです。いまでは同僚から「人が変わったように逞しくなった!」と言われるオザオでした。
付き合って1年という彼女にぞっこん惚れ込んでいるのが、モバイルサイト・ファミ通DX編集部のムードメーカー、ぷるるん森本。この4月から両親公認のもと同棲生活を始め、結婚資金を溜めるためにお小遣いのほとんどを貯金に回しているという、愛に生きる男だ。マンションにあるものはすべてふたりのもの……という共通ルールもできたのだとか。そんなふたりの愛の巣に導入されたのが、Pocket WiFi。ある日ふたりで立ち寄った秋葉原の店頭で、ぷるるん森本の彼女がPocket WiFiに一目惚れ。ちょうどそのときは同棲を始めたばかりで、「ネット環境をどうしようかね?」と話していたこともあり、あっさり購入したのだとか。「どうやら彼女はおしゃれなデザインとカラーに惹かれたらしいですね」と森本。Pocket WiFiはふたりのあいだをつなぐ無線LANアクセスポイントとして、愛の巣ではなくてはならない存在となったのだったが……。
ラブラブだったふたりのあいだにちょっとした波風が立ったのは、Pocket WiFiがきっかけ。その日オフだったぷるるん森本は、彼女が仕事に出てしまっているのをいいことに、Pocket WiFiを外に持ち出したのだ。人後に落ちないゲーム好きとして知られる森本だが、「外出先でオンラインゲームを遊びたかったんです。ポケットに入れやすいサイズだったもので、つい魔が差しまして……」と、そのときの心境を振り返る。それでもぷるるん森本が、彼女より先に部屋に帰ってきていれば何の問題もなかった。ところがその日は友だちとの会話も盛り上がり、ついつい帰るのが遅くなってしまったのが運の尽き。ドアを開けた森本は、烈火の如く怒った彼女と相対することに……。彼女にして見れば自分だけの楽しみのために、本来はふたりのものであるべきはずのPocket WiFiを勝手に持ち出したことが許せなかったようだ。彼女のあまりの剣幕に恐れをなした森本が、「もう2度とPocket WiFiを外に持ち出したりしません!」と誓ったのは言うまでもない。とはいえ、ぷるるん森本がPocket WiFiのさらなる魅力に触れてしまったのも事実。「彼女にナイショで、自分のためだけにPocket WiFiを買おうかな……」と悩むぷるるん森本でした。
昨年11月に発売されたPocket WiFiだが、少ない小遣いをやりくりしてなんとか購入した編集部員フルヤ。そのときに契約した料金プランが“バリューデータプラン(にねんM)”で、2年間の継続利用で、月額2980円から使った分だけ従量課金されるというもの。「基本はゲームに使うだけで、ゲームによって月々の使用頻度も異なるだろうって思ったんです」(フルヤ)、ということでこの料金プランにした。上限は5980円なので、どんなに使ってもそれ以上にはならないし……。実際のところ、そのときどきの状況によって、遊ぶ時間も異なり、「月に3000円〜3500円で済んだときもありましたね」(フルヤ)という。
ところが1〜2ヵ月前になってその状況が変わった。流行りに流されやすいことでは人後に落ちないフルヤが、スマートフォンを購入したのだ。そこでフルヤは、「せっかくPocket WiFiを持っているのだから、スマートフォンのWi-Fi機能を使ってサクサク楽しみたい!」と思い立ち、料金プランを“データプラン(にねんM)”に変更した。こちらは月額4980円で使い放題というもの。当初はゲーム目的でPocket WiFiを利用していたフルヤだが、使い放題の“データプラン”に変更することで、使い勝手の幅が広がったのは事実。フルヤはニュース担当であるために勢い取材が多いのだが、パソコンを持ち歩いて出先でちょっと活用ということも増えた。たとえば、何かの会見やイベントがあった折などは、30分〜1時間前に会場に入って待機する、というケースも多いのだが、そんなときこそPocket WiFiの独壇場! パソコンで仕事用のメールのやりとりをしつつ、携帯ゲーム機で遊ぶ……といったことも可能だ。「最近は取材先がいちばん生き生きしているんじゃない?」とよく言われるフルヤでした。