世界中で大ヒットした一人称視点シューティングの傑作『Halo(ヘイロー)』シリーズ最新作が、ジャンルをRTS(リアルタイムストラテジー)として装いも新たに登場する。『Halo(ヘイロー)』シリーズの激闘の背景に迫る!
HaloWars(ヘイローウォーズ)
- ハード
- Xbox 360
- 発売元
- マイクロソフト
- 開発元
- アンサンブルスタジオ
- ジャンル
- リアルタイムストラテジー
- 発売日
- 2009年2月26日 発売予定
- 価格
- 7140円[税込]
- 対象年齢
- 12歳以上
- オフラインプレイ
- 1人
- マルチプレイ
- 2〜6人
- 備考
- 限定生産の『Halo Wars(ヘイローウォーズ)リミテッドエディション』が2009年2月26日発売。価格7770円[税込]
『Halo(ヘイロー)』事件以前の激動の歴史を体感せよ!
初代『Halo(ヘイロー)』より20年まえが舞台の『Halo Wars(ヘイローウォーズ)』では、人類とコヴナント(エイリアン)とのファーストコンタクトおよび初期の激闘が語られる。『Halo(ヘイロー)』シリーズで決着した人類とコヴナントの戦いだが、その歴史の始まりがついに明らかになるのだ。その壮大な物語をぜひともチェックしてみてほしい。
『Halo(ヘイロー)』シリーズタイムライン
2291年超光速移動黎明期
くり返される人類間の紛争、そして人口増加による土地不足に悩まされていた人類だが、この年に惑星間移動を可能にする“ジョー フジカワ超光速エンジン”の開発に成功、惑星間航行が実現した。以後、実験をくり返しながら太陽系内の惑星に移住していく。
2362年オデッセイ
指揮艦オデッセイが植民地化の先陣を切って出発。これが人類初の太陽系外への進出となる。2468年には、UNSC軍のスキッドブラドニール艦が、惑星ハーベストの植民地化を確立させる。
2525年遭遇
惑星ハーベストで謎の物体と接触、その後ハーベストとの通信が途絶える。8ヵ月後、調査のためハーベストに降りたべレディ艦長が見たものは、見るも無残に破壊されたハーベストの地表だった。突如表れたエイリアンシップからは、つぎのような内容の通信が……。「おまえたちの破滅は神の思し召しだ... そして 我々は神の使いなのだ」。
2531年ハーベストの戦い
惑星ハーベストを壊滅させたエイリアン軍と交戦開始。これ以上の侵略を阻止するため、ついに大規模な戦いが幕を開ける。また、ある地上戦でエイリアンの捕獲に成功、初めて彼らがみずからを"コヴナント"と称していることが判明する。ハーベストではコヴナントの不穏な動きが報告され、UNSC艦スピリット オブ ファイアのクルーは現地調査の任務に就く。まさにこの時が『Halo Wars(ヘイローウォーズ)』の時代だ!
2535年アウターコロニーの虐殺
事実上すべてのアウターコロニー(銀河系外周植民星群地)のほとんどが崩壊、コヴナントの侵略に危機感を感じ、「いかなる宇宙船も不用意に地球に近づけてはならない」という“コール議定書”を提出。たとえ、適切な航行計算から外れていることになっても、コヴナントに捕獲される恐れのある宇宙船は地球に向かうことを許されなくなった。
2536〜2552年インナーコロニーの攻防戦
コヴナント軍がインナーコロニー(銀河系内周植民星群)に怒涛のごとく押し寄せてきた。UNSC軍が甚大な犠牲のうえに局地戦、それもおもに地上戦で辛勝を収めるものの、宇宙空間での戦闘はコヴナントの一方的な圧勝が続き、やがて人類の植民星はつぎつぎと陥落していった。
2552年Halo
人類とコヴナントの長い戦いが続く中、コール議定書に従い、戦艦オータムはコヴナント艦隊を地球から遠ざけるため、ブラインドジャンプを図る。そして、星図に存在しない未知の星系に迷い込んださきには、 “Halo”と呼ばれる惑星サイズのリング状の建造物の存在があった(『Halo(ヘイロー)』シリーズへと続く)。
そして闘いは『Halo(ヘイロー)』へ……
激闘のキャンペーンモード、その序盤を辿る!
『Halo Wars(ヘイローウォーズ)』の激闘を辿るキャンペーンモードでは、プレイヤーはUNSCの旗艦“スピリット オブ ファイア”の所属部隊を指揮し、人類の存続を脅かす地球外種族の軍事同盟コヴナントとの初期の戦いに挑むことになる。超高度AI(人工知能)セリーナのアドバイスのもと、人類を勝利へと導けるのか? 惑星ハーベストでの、長く激しい戦いがここに始まる――。ここでは、キャンペーンモードの序盤を紹介しよう。
キャンペーン01:アルファ基地
付近の残存戦力を集めアルファ基地を奪還せよ!
2531年、惑星ハーベストの北極圏にある建造物を調査するべく、その足がかりとなるアルファ基地を奪還することとなった。まずは、基地から孤立した兵士たちを助けながら軍を編成しよう。戦力が整ったら反撃のタイミング! 全戦力を用いてコヴナントからアルファ基地を奪い返すのだ。
生き残った兵士で反撃!
先行してハーベストの調査を行っていたフォージ軍曹とともに、付近で抗戦している兵士を助けよう。最終目標はアルファ基地の奪還だ!
キャンペーン02:遺跡へ
自軍の戦力を充実させよコヴナントとの激戦が待つ!
アルファ基地を奪還したら、本来の目的である北極圏に建つ古代遺跡の探索に乗り出そう。だが、まだ戦力が心許ないので、まずはアルファ基地の機能を復活させ、戦力を強化することにしよう。目的の建造物までの道のりにはコヴナントの基地があり、激しい戦いは目に見えている。激戦の末にたどり着いた謎の古代遺跡だが、そこには大量のコヴナントが……!?
軍を強化し建造物を調査せよ
このミッションではユニットの作成を行える。いかに強大な軍隊を作り上げて敵を圧倒するかも、本作の醍醐味のひとつだ。
遊びかたは親切なチュートリアルで学ぼう!
「RTSというゲームは初めて!」というプレイヤーは、最初のうちは操作すらままならないことだろう。本作にはチュートリアルが2種類用意されており、基本的な操作方法から効率よく戦闘を進めるテクニックまで、実践を交えつつ学ぶことが可能だ。RTSはもとより、シミュレーションゲーム自体あまり経験がない人でも、すぐに楽しめるような仕掛けがちりばめられている。
『Halo Wars(ヘイローウォーズ)』ってこんなゲームだ!ゲーム内容をリプレイで紹介!
『Halo Wars(ヘイローウォーズ)』は、重厚なシナリオが楽しめるキャンペーンと、多人数での対戦を満喫できるスカーミッシュというふたつのモードが用意されている。キャンペーンはあらかじめ敵が配置されていたり、限られた戦力での戦いができるなど、シナリオによって状況が変化するが、ゲームの基本ルールはスカーミッシュと同一だ。そこで、スカーミッシュでの対戦風景を解説しながら、本作のルールや魅力を紹介していこう。ここでは、1対1でのコンピューター戦の模様を紹介する。
スカーミッシュはいわゆる対戦モード。Xbox LIVEでのマルチプレイに加え、コンピューターと対戦することも可能だ。もちろんチーム戦も楽しめる。
スカーミッシュではコヴナント側も操ることができる。UNSC側とは、またひと味違った編成となっている。
STEP1:陣営とリーダーを選択しよう
スカーミッシュでは、まず陣営とそのリーダーを選択する。人類側となるUNSCに加えて、キャンペーンでは敵として登場するコヴナント軍を操れるのが大きな特徴だ。陣営によって育成できるユニットが異なるほか、リーダーによって特殊能力やメリットが変化する。ちなみに、スカーミッシュでは、UNSC軍とコヴナント軍とでそれぞれ3名ずつ、合計6名のリーダーから選択できる。
STEP2:自軍の基地をパワーアップ!
自軍の基地は、軍の拠点となる重要な建物だ。ここでは新たなユニットを作成したり、ユニットや建物の作成に必要な“資源”を得ることができる。初期状態では一部のユニットしか作成できないが、たとえば UNSC では施設“車両デポ”を建設すると車両ユニットが、“エアパッド”を建設すると航空ユニットが作成可能になる。ただし、条件を満たさないと作成できない施設も存在する。
こんな施設を要塞に建設できる!
STEP3:ユニットを作成して自軍を強化!
基地の設備が整い、資源が溜まったら、ユニットを作成して軍備を強化する。各ユニットごとに能力が異なり、また作成コストも変わるため、戦局に応じて適切な編成を行う戦略性が楽しめる。本作に登場するユニットは“スパルタン”や“エリート”など、『Halo(ヘイロー)』シリーズに登場したものばかり。シリーズのファンなら思わずニヤリとしてしまうこと請け合いだ。
『Halo(ヘイロー)』シリーズおなじみのユニットがたっぷり!
STEP4:敵の基地に攻撃を仕掛けろ!
自軍を編成したら、いよいよ敵陣に攻め込もう。だが敵も軍備を整えているため、大規模な戦いが勃発する。打たれ弱いユニットは後方に配置したり、リーダーパワー(特殊能力)を活用するなどして戦闘を有利に運ぼう。目標は、敵軍基地の完全制圧だ!
要塞を破壊して勝利を我が手に!
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