闇の軍勢と戦う勇者たちと、それを導く神様の物語

 『サモンナイト』シリーズなどで知られるフライト・プランが、自社ブランドの第2段として、最新シミュレーションRPG『セイクリッドブレイズ』を発売することが決定! プレイヤーは物語の世界の神となって、地上で戦う勇者たち(マスター+サーバント)を導き、神の力を駆使してさまざまな場面に介入。平和を取り戻すため、世界を脅かす闇の軍勢と戦っていくことになるぞ。

プレイヤーは神様役の出演者

プレイヤーは神として地上の勇者たちの祈りを聞き、彼らの戦いを導いていく。戦闘などはプレイヤーとして操作するが、神として戦闘に介入できたり、選択を迫られたりするなど、劇中の神としての役割も重要になるぞ。

光の案内人 ナビ天使<Angel>(声:折笠 富美子)

神が倒れるまえ、最後に生み出されたらしい天使。目覚めた神さまにさまざまな案内をしてくれるナビゲーション役だ

地上の勇者にはマスターとサーバントが存在

 マスターは物語に深く関わる特別な人物。サーバントはマスターに従う無名の勇者たちだ。サーバントは、プレイヤーが作成できるフリーのユニット。マスターはひとり1種類のサーバントを連れていて、マスターが仲間になると、そのサーバントが作成可能になる。

ふたつの物語が存在!!

本作には"ロウサイド"と"カオスサイド"と呼ばれるふたつの物語が存在する。プレイヤーは神として、冒頭で神に祈りを捧げるふたりの勇者から、どちらかひとりを選び、代行者として力を貸し与えることになるぞ。この選択によってサイドが決まり、ストーリーの雰囲気や展開だけでなく、物語の登場キャラクターたちもガラッと変わるのだ。

Law-Side

君主アレクシードの祈りを聞き届けた場合のは"ロウサイド"。王道的な雰囲気のストーリー展開に。

【Master】君主<Lord>アレクシード(声:近藤 隆)
「神よ! 私に大切なものを護るための力を!」
騎士団領オージェンの若き領主。世界に光の未来を取り戻すべく、騎士団を率いて闇の軍勢との戦いに身を投じる。実直な性格で、臣下からの信頼は厚い。剣と槍、盾を扱うことができ、前線で兵を率いる中心人物として活躍できる。
【Sarvant】騎士<Knight>
領主に仕え、民のために剣を振るう勇士。剣や槍、盾などが装備でき、さまざまな闘技や防御スキルを使える。壁役の前衛などといった、最前線での活躍が期待される。
【Master】司祭<Sacred>ミルヒレーテ(声:佐藤 利奈)
「この暖かき光が、永遠のものでありますように……」
古き神殿で光の神に仕える司祭。幼いころに聖痕を授かった聖女で、神のお告げにあった"灯火の勇者"の出現を待ち望んでいる。戦いでは重要な回復役として大活躍できる。成長の仕方によっては、武器を振り回したりすることも……?
【Sarvant】光の聖霊<Animus>
司祭の持つ聖なる力によって具現化した、聖女を守護する光の神の使い。幼い子供程度の知能を持っている。回復能力があり、戦闘では司祭に次ぐ回復役として活躍。
【Master】賢者<WhiteMage>セルピナ(声:田中 理恵)
「百年のあいだ、この日を待っていました」
微睡みの森で隠遁生活を送りながら、勇者の出現を待っている女性。もっとも古い歴史を持つエルフ族で、白の賢者と呼ばれている。強力な魔力を持っており、数多くの攻撃魔法を扱うことができる、魔法戦のかなめとなるユニットだ。
【Sarvant】使い魔(ネコ)<Familiar>
賢者と契約を交わしたかわいい使い魔。人の言葉は話せないが、マスターとは意思の疎通ができる。スキルや魔法の使用に必要なSPの付与ができ、サポート役として優秀。
【Master】道士<DousiMaster>ラムシン(声:沢城 みゆき)
「これが、巫撃道士の力だ!」
燎の国に伝わる秘術を用い、闇のものへと裁きを行う巫撃道士。その最後の生き残りで、闇の軍勢と戦い続けている。剣や手裏剣による攻撃や技のほか、符術による魔法攻撃も可能で、育てかたや戦いかたに応じて多彩な活躍ができる。
【Sarvant】烈士(キョンシー)<RessiFighter>
道士に受け継がれる秘法で、無念の滅びから蘇った屈強な闘士。HPが高く、前線での壁役として活躍できるほか、敵のSPを吸収するなど、トリッキーな運用も可能だ。
【Master】神楽士<Minstrel>ティフェレイ(声:千葉 進歩)
「勝利の曲を捧げましょう!」
海と多くの島で構成されるサジッタ諸島で、魂に響く詩や曲を神に捧げるために紡ぎ出す、神職の楽士。長い攻撃範囲を持つ弓による遠距離攻撃のほか、独特の楽曲スキルによって、ほかのユニットには真似できない活躍ができる。
【Sarvant】踊り子<Dancer>
神へ歌や踊りを捧げる神職の踊り子。身軽さと攻撃範囲の広い双剣による攻撃で、敵を翻弄する。楽士の楽曲スキルによって、戦いかたを変化させることもできる。

Chaos-Side

姫武者キヨラを選んだ場合は"カオスサイド"。ダークヒーロー的な雰囲気のストーリー展開となる。

【Master】姫武者<RoyalSamurai>キヨラ(声:小清水 亜美)
「今宵もまた、我らは復讐の刃となる!」
闇の魔物たちに滅ぼされた"伽羅紗(からしゃ)の国"の姫君。闇の魔物への復讐を誓い、臣下の残党ととも戦いの日々へと身を投じる。細腕ながらも刀や弓を使いこなすほか、強力な必殺技も持っており、将として幅広く活躍できる。
【Sarvant】武者<Samurai>
キヨラに忠誠を誓い、ともに闇との戦いに身を投じる元"伽羅紗の国"の兵たち。刀を用いた強力な闘技や防御スキルを持ち、前線で姫を護りながらの活躍が期待できる。
【Master】金狼<GoldWolf>ヴィラン(声:乃村 健次)
「俺の獲物は、どこだ……?」
神を嫌うような発言をするが、その身には神の力を受けた証の聖痕がある。また、金色の狼に変身できるなど、謎が多い人物。引き連れている闇の魔物の生命力を吸収することができ、無尽の体力を持つ狂戦士として大暴れできる。※マスター_金狼・狼姿
【Sarvant】闇獣<DarkBeast>
金狼に力で隷従させられている、凶暴な闇の魔物。闇属性攻撃への高い耐性を持っている。金狼は闇獣から一気にHPを吸収できるため、風変わりな回復手段とも言える。
【Master】魔女<Witch>シャマナ(声:斎藤 千和)
「仲間になってやること、ありがたく思え!」
人知れず森に暮らし、たくさんの神秘の秘術を伝えてきた魔女たちのひとり。森に住む妖精を使い魔として連れている。幼いながらも強力な魔力を持っており、数多くの攻撃魔法を扱うことができ、魔法戦のかなめとして活躍できる。
【Sarvant】妖精<Fairy>
魔女の周囲をやかましく飛び回る妖精。飛行能力があるほか、魔法を扱うこともできる。癒しの力も持っており、貴重な回復役としても重宝する優秀なユニットだ。
【Master】女王<Queen>マノフィカ(声:能登 麻美子)
「この勝利と生け贄を神に捧げましょう……」
かつて砂漠に栄えた陽炎の都、シストラムの美しき女王。世を救うため、終末に復活を約束されていた。永い眠りのせいか、時折不思議な発言をすることも。強力な攻撃と癒し、支援の力も使えるオールマイティな魔法ユニットだ。
【Sarvant】ミイラ戦士<MummyWarrior>
女王を護るべく、ともに眠りについた戦士たち。HPが高く壁役として活躍できる。敵のSPを吸収したり、女王の危機に生命力を捧げられるなど、サポート面でも頼れる。
【Master】首領<Ringleader>テンガイ(声:掛川 裕彦)
「すべては、御意のままに」
隠れ里に暮らす特殊戦闘のエキスパート、忍者を統べる男。距離や範囲によって扱いかたが変わる、鎖鎌による攻撃がとくに強力。敵を不利な状況に陥れる忍術など、トリッキーな技も持っており、前衛や中衛で強さを発揮できる。
【Sarvant】忍者<Ninja>
独自の技や術で、主と里のために命をかけて戦う者たち。スピードに秀でたユニットで、手裏剣による遠距離攻撃が可能。育てかたしだいでは、敵への一撃必殺も可能に。

Newtral

キダムと冒険鳥、カッテントとロボットの組み合わせは、"ロウサイド"と"カオスサイド"、どちらの物語にも共通して登場するぞ。

【Master】冒険商<Adv-Trader>キダム(声:杉田 智和)
「冒険だぜ! ロマンだぜぇ!」
冒険とロマンが大好きで、冒険商人として世界をまたにかけて駆け回る青年。マップに隠された宝の発見や罠の解除、敵の弱点を見抜くなど、独自の能力で仲間をサポート。ナイフや弩も扱うことができ、戦闘もそつなくこなせる。
【Sarvant】冒険鳥<Wingbird>
冒険商のパートナー。言葉は話せないが、主人と意思疎通はできている。飛行能力と優れた移動能力を持ち、アイテムのサポートなどで活躍。冒険商との連携もある。
【Master】機工族<Bulcannus>カッテント(声:代永 翼)
「まったく、おまえたちは心配性だナ」
人よりも歴史が古く、長生きな発明家の一族、ブルカヌス族の男の子。武器をパワーアップさせる支援能力が使える。また、攻撃力が高い斧や鎚、遠距離攻撃が可能な弩などの武器を装備でき、距離に応じた柔軟な活躍も期待できる。
【Sarvant】ロボット<Robot>
自分で考えて動く機械人形。人の言葉は話せないが、創造主のカッテントには通じる様子。基本の防御力が非常に高い壁役ユニット。防具装備が必要ないため、経済的。

バトルシステムを詳しくチェック!

本作の戦闘は、敵味方が入り乱れたユニットターン制。待ち時間がなくなったユニットから順次行動できる。ユニットは行動するごとにWTという値が増加していき、行動終了時のWTの値が、そのままつぎの行動までの待ち時間となる。また、本作では命中率の要素も重要だ。命中率は確率の数字ではなく、攻撃時の矢印の太さや色でわかるようになっているぞ。ユニットごとに必殺技や魔法などといった特殊攻撃を使用できる点もポイントだ。

マスターとサーバントの相乗効果も!

ペアになっているマスターとサーバントは密接な関係にあり、いっしょに戦闘に出撃することで、多くのシステムやボーナスを活用できるぞ。サーバントには同じ種類でも複数外見が存在するほか、入隊時にはレベル1の初心者か、適正レベルの熟練者を選ぶことができる。より有利に戦うためにも、できるだけたくさんのサーバントを育てておきたい。

マスターコマンド

戦闘中、マスターはサーバントに対して、さまざまな効果をもたらすマスターコマンドを使用できる。周囲にいるサーバントの戦闘能力を引き上げる、といったものから、サーバントを戦闘に召喚するものまで、その効果は多種多様になっているぞ。

マスター&サーバント効果

サーバントが出撃した数に応じて、該当するマスターの能力に何らかのボーナスが得られるぞ。決められた最大出撃人数の枠を、どうマスターとサーバントに割り振るかで、楽しみかたは大きく変わってくるのだ。

協力攻撃

マスターは周囲にいるサーバントとともに、1度に2〜7人での協力攻撃を放つことができる。協力攻撃は、いっしょに攻撃するサーバントの人数に応じて威力が上昇。また、マスターを含めて4人以上で協力攻撃すれば、攻撃に属性が付与されるボーナスもつくぞ。強敵相手に使いたい強力な攻撃手段だ。だが、攻撃に参加したユニットは全員WTが溜まってしまうというデメリットも。逆にピンチを招かないように注意したい。

神様の意志を反映させるシステム

プレイヤーは神の力を使うことで、地上の勇者たちの戦いや物語の行く末に介入していくことができる。神の導きひとつで、勇者たちの未来はさまざまに変わっていくのだ

輝蹟

"輝力"を使えば戦闘中、敵のターン中であっても割って入り、勇者たちにさまざまな恩恵をもたらすことができる。ピンチの勇者が敵の攻撃で倒されそうなときに介入し、勇者のHPを回復してから攻撃を受ける、といったことも可能なのだ。

祈願/神託

"プレイヤーは神に捧げられた祈りを聞き届け、地上の勇者たちに幾多の道を示すことができる。勇者たちの困りごとを解決したり、地上の民を導いてあげたりする祈願では、神の選択によって物語の展開が変わっていく。また、悩める勇者に成長するべき道を示し、どんな能力を獲得するか選んであげることも可能だ。勇者たちにお告げを与える神託では、それぞれのユニットの成長方針をパターンの中から決めることができるぞ。

宣誓

戦闘開始時に勇者が宣誓したとき、その誓いを受け入れると、宣誓したユニットの能力が長時間パワーアップ!! また、宣誓を達成すると、ユニットの信仰心がアップし、神の"輝力"も増加する。

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