darkSector ダークセクター
ハイスペックなマシンパワーを誇る新世代ゲーム機、
Xbox 360とプレイステーション3。この2大新世代機
で発売されるオリジナル新作ソフトが、『Dark Sector
(ダークセクター)』だ。2008年3月27日に発売が予定
されているXbox 360版の情報を中心に、本作の魅力を
お届けしよう!
- 対応機種
- Xbox 360/プレイステーション3
- 発売元
- ディースリー・パブリッシャー
- 発売日
- Xbox 360版:2008年3月27日/プレイステーション3版:2008年春
- 価格
- Xbox 360版:7140円[税込]/プレイステーション3版:未定
- 対象年齢
- Xbox 360版:18歳以上のみ対象/プレイステーション3版:審査予定
- テイスト/ジャンル
- ホラー・SF/アクション・アドベンチャー
- 備考
- 開発:Digital Extremes
侵食される精神——、侵食される身体——、侵食される世界——
"テクノサイト・ウィルス"に感染した主人公を待ち受けるものとは!?
『Dark Sector(ダークセクター)』は、あらゆる武器や電子機器の扱いに長けたエージェントである主人公・ヘイデンの活躍を描く、アクションアドベンチャーゲーム。ヘイデンの目的は、感染者を硬質化させ、同時に凶悪なクリーチャーへと変えてしまう"テクノサイト・ウィルス"の調査だった。だが、ヘイデンは任務中にウィルスに感染し、人の姿をした半身を失う代わりに、グレイヴという協力な武器を手に入れる。ウィルスに感染したために人間である軍隊からは敵として攻撃され、人間の自我が残っているためにウィルスの感染者からも襲われてしまう。まわりがすべて敵という状況の中で、生き残るために、ヘイデンは戦い続ける……。
STORY
東欧に存在する街、ラスニア。政治、経済、体制……すべてがうまくいっており、街に暮らす人々は平和な日々を過ごしていた。あの謎の奇病が蔓延するあの日までは……。CIAに所属する組織の一員として "ヘイデン・テンノ" はいた。奇病についての情報は組織も入手しており、事態の解決のために、ある指令をヘイデンに下した。これがこの物語の始まりである。ラスニアに秘められた大きな秘密とは? 奇病のもととされる "テクノサイト・ウィルス" の正体とは? ヘンデンがこの指令の中で見つけ出すのは、真実か、それとも希望か……。すべては、この物語の中で明らかになる。
↑ヘイデンを取り巻く環境は非常に複雑である。ラスニア兵からも、ウィルスによって異形な姿へと変貌を遂げた感染者からも命を狙われる。
↑ヘイデンは、グレイヴのほか、さまざまな重火器を自在に使いこなせる。敵が使っている武器は、その敵を倒して奪うことで一定時間使用可能だ。
最新のインターフェイスや映像テクノロジーによる圧倒的な臨場感
Xbox 360本体やプレイステーション3本体が発売されてからしばらく経ち、マシンのスペックを活かした質の高いゲームが登場し始めた。ユーザーの目も肥えてきていることだろう。『Dark Sector(ダークセクター)』も、新世代機のマシンスペックを活用した最先端ゲームのひとつだ。その一端は、スクリーンショットから感じてもらえるはず。目の肥えたユーザーほど、本作に興味を持ち、購入を検討しているに違いない。ここでは、スクリーンショットだけでは伝わらない『Dark Sector(ダークセクター)』の"こだわり部分"をお伝えしよう。『Dark Sector(ダークセクター)』は、ただグラフィックが美麗なだけのゲームではないのだ。
没入感を高めるインターフェイス
『Dark Sector(ダークセクター)』では、通常のゲームでよく見られる"画面上の文字情報"の表示を廃止。画面上に文字で表示しなくては整理できなかった情報を、すべて画面内のグラフィックで再現しているのだ。たとえば、主人公が背負っている武器や、手にしている物などである。画面を見れば一目瞭然。邪魔な情報をきれいさっぱり排除することで、よりリアルに戦いの場を感じることができる。
最新のテクノロジーを凝縮
開発を担当しているのは、世界中で評価の高いディベロッパーであるDigital Extremes社。HDR(High Dynamic Range)、法線マッピング、動的な光源処理……。『Dark Sector(ダークセクター)』には、新世代機でなければ表現不可能だった数々のテクノロジーを惜しみなく投入。ハイビジョンモニターで、新世代機の映像美からもたらされる至極のエンターテインメントを味わってほしい。
演算処理によるリアルな挙動
紹介記事でよく使われる"リアル"という言葉。何を持ってリアルなのか? その答えを本作で知ることができるだろう。たとえば、上のスクリーンショット。ヘイデンが、奥にいる兵士に向かって手榴弾を投げると爆発が起こる。このとき、爆発地点から放射状に衝撃が発生し、さまざまな物体に影響を及ぼす。イスなどの挙動がリアルタイムで演算され、個々に"リアル"に吹っ飛ぶ。
リアルタイムでステージが変化
ヘイデンの前に立ちはだかる強敵の一体、Colossus。常軌を逸した巨体を誇り、非常に強い力で暴れまわり、ステージの壁さえも破壊する。このときに破壊される物は、リアルタイムで演算処理される。あらかじめ壊れる場所や順番が決まっているのではない。Colossusはヘイデンや他の目標に対して、独自のルーチンで暴れまわる。そのときに攻撃したものが、そのときの状況に応じて破壊されるのだ。
数々の秘められた能力を持つ特殊兵器“グレイヴ”
『Dark Sector(ダークセクター)』の特徴のひとつである、特殊武器"グレイヴ"。ウィルスに感染したヘイデンが、みずからの右腕から生み出した武器だ。グレイヴは、手に持って敵を切りつけたり、ブーメランのように投げつけて敵を攻撃したりできる。また、攻撃手段のほか、吸着能力で遠距離のアイテムを回収したりも可能。さらに、ヘイデンへの感染が進むにつれて、グレイヴに新しい能力が宿っていく。ここでは、グレイヴに秘められた能力を紹介する。
グレイヴの属性攻撃
グレイヴには、炎や電気、冷気などを帯びさせることができる。たとえば、火が燃えている場所にグレイヴを触れさせると、グレイヴに炎が宿るのだ。この状態で敵を攻撃すれば炎に包んでしまうし、障害物を攻撃すれば燃やすことが可能。また、グレイヴに電気を宿せば、敵を感電させたり、通電していない機械を動かすことも……。
グレイヴを投げたあと、グレイヴの視点でグレイヴを操作することもできる。このとき、全体の動きがスローになり、細かい動きの調整が行える。ふつうに投げるとグレイヴが柵に当たってしまい、柵の向こう側にあるスイッチには届かない場合があるとしよう。そんなときは、投げたグレイヴを山なりの軌道を描くように操作することで、柵を越えてスイッチに当てられる。
投げたグレイヴを操作
攻撃が効かない敵
トルーパーが搭乗して操る凶悪な兵器、Jackal。武装は、機銃と、変形して放つキャノン砲。なかでも後者は、一撃でクルマを爆破・炎上させる破壊力を誇っている。また、Jackalは、分厚い外装により、通常の銃器やグレイヴによる攻撃さえも受けつけない。だが、このような強敵にも弱点があるはず。敵や周囲をよく観察し、グレイヴを活用して勝機をつかめ。
オンライン対応の2種類のマルチプレイ
- ranked match
- 戦いの結果がサーバーに送られ、成績に応じてランキングされる。このルールを選んだあと、下の3種類の中からマッチングを選んで対戦を行う。
- quick match (直接選ぶとランキングに影響しない)
- すぐに戦いたいプレイヤー向けのマッチング。条件は何も決めず、対戦相手を待っている人とマッチングする。
- custom match (直接選ぶとランキングに影響しない)
- 2種類のマルチプレイ・ルールやマップの種類、参加人数、制限時間などの条件を入力して、条件に適した相手と対戦が楽しめる。
- player match (直接選ぶとランキングに影響しない)
- 自分でルームを作り、ルールや対戦人数、制限時間、フレンド用の予約枠の入力が可能。CPUを相手にひとりで遊ぶこともできる。
『Dark Sector(ダークセクター)』では、2種類のマルチプレイ・ルールを搭載。いずれも、従来のFPSやTPSで多く見られるデスマッチやフラッグ戦とは異なる、独自のルールとなっているぞ。そんな2種類のマルチプレイ・ルール……INFECTIONとEPIDEMICを紹介しよう。また、オンラインのマッチングルールも3+1種類用意されている。
↑→ヘイデンは高い攻撃力と能力を活かして敵を倒し、兵士はじっくりと間合いをつめてヘイデンの隙を狙おう!
ヘイデン(感染者)となるひとりのプレイヤーと、ヘイデンを追い詰める他のプレイヤーとの
変則人数による対戦モ−ド。ヘイデンとなったプレイヤーは、敵を倒したり、タイムリミットまで生き残るとポイントを獲得。他のプレイヤーは、ヘイデンを倒すとポイントが得られる。ヘイデンを倒したプレイヤーが、つぎにヘイデンとなる。
INFECTION
組織チームとラスニアチームに分かれて戦うモード。どちらのチームにもヘイデンがひとりいて、相手のヘイデンを倒せば試合終了となる。ヘイデン以外のプレイヤーは、倒されても一定時間で生き返ることができる。
←↓チーム力が問われるモード。兵士になったプレイヤ−は、味方のヘイデンを守るために全力を尽くすのだ。ちなみにヘイデンとなるプレイヤーは、各チームからランダムで選出される。
EPIDEMIC
Dark Sector (c) 2008 Digital Extremes, London, Canada. Dark Sector and the Dark Sector logo are trademarks of Digital Extremes. Digital Extremes and the Digital Extremes logo are trademarks of 1085522 Ontario Ltd. ALL RIGHTS RESERVED. Published by D3 Inc. under license from Digital Extremes. All other trademarks are property of their respective owners. ※画面はXbox 360版の開発中のものです。※Xbox 360版はCEROにより18歳以上のみ対象の指定を受けておりますが、掲載にあたっては、ファミ通.COMの掲載基準に従い考慮しております。