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【第1回】PCを持っているなら、オンラインゲームを遊ばなきゃ絶対ソン
【特別連載企画】1から始めるPCオンラインゲーム

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 『ファミ通.com』読者の皆さんは家庭用ゲーム機ファンが大半を占めると思うが、このページを閲覧しているという事実からPCを所有している人が大多数であろう。しかし、当サイトに掲載されている各PCゲーム系の記事って、コンソール系の記事に比べるとイマイチ反応が芳しくない……。そこで、今回突発的に始まったこの連載は、PC系オンラインゲーム未プレイのアナタに捧げる企画記事。せっかくゲーム好きなのに、オンラインゲームをプレイしないなんて絶対にソン! この連載をチェックして、いまゲーム業界でいちばん元気な分野にチャレンジしてみてほしい!

 

 当サイトの記事を見てもわかるとおり、現在PCゲーム業界のメインストリームは確実にオンラインゲームに傾倒しており、ゲーム内容やジャンル、課金体系など、自分の好みに合わせたさまざまな選択が可能となっている。もし仮にPCを所有していなくても、インターネットカフェやPC完備のマンガ喫茶などで、オンラインゲームを気軽に楽しめることは皆さんもご存知だろう。これだけ環境が整っているいま、「オンラインゲームをまったくプレイしたことがない」という人や「始めたいけど難しそう」と思っている人はちょっともったいない。確かに、ソフトを本体に挿入すればスグにゲームが楽しめる家庭用ゲームと比べると、PCゲーム、ことにオンラインゲームには、いくつかクリアーしなければならないハードルがある。でも、これら障害なんて慣れればカンタン。一度体験してしまえば、ゲームプログラムを無料でダウンロードできたり、ゲームがより楽しくなるステキなアイテムを購入できるなど、現在の家庭用ゲームとは異なった魅力に気づくハズ。


オンラインゲームはホントにハヤッてる?

 オンラインゲームをプレイしたことのない人にとって、「ホントにハヤッてるの?」という疑問は当然のことかもしれない。経済産業省とデジタルコンテンツ協会の研究会であるオンラインゲームフォーラムが、2006年5月25日に発表した報告書によると、2005年のオンラインゲーム市場規模は820億円以上(パッケージ売り上げを含む)、登録会員数は約2807万人、運営サービスによる売り上げは前年比の162パーセントとなっている。このデータからも、オンラインゲームが非常にヒットしていることがうかがえるハズ。また、今年に入ってから既に10タイトル以上がサービスインを迎えており、今現在も本運営を控えたオープンβテスト中のゲームが5タイトル以上あるのだ。全国2800万人以上の人が楽しんでいて、まだまだ市場が発展していきそうなオンラインゲームは、もはやゲーム業界全体をリードする1ジャンルであると、筆者は考えるのだがどうだろう?


●オンラインゲームのおすすめ3ポイント

 

 PCでのオンラインゲームプレイをおすすめするポイントは、大きく分けて3つある。ひとつ目は、タイトル・ジャンルが充実していること。ふたつ目は、無料で遊べるゲームが存在すること。3つ目は、コミュニケーションツールとしての機能が充実していることだ。

 

 ひとつ目のポイントとして挙げたタイトルの充実面に関して、ここ数年のオンラインゲーム市場拡大の波に乗り、さまざまなジャンル・内容の作品がサービスされている事実がある。具体的には、現在日本国内で正式サービス中のものだけでも、小規模なゲーム(麻雀やトランプなど)を入れると160タイトル以上に上るのだ。オンラインゲームの代名詞的なジャンルであるRPGには、『ファイナルファンタジーXI』や『ラグナロクオンライン』、『リネージュII』など、MMO(多人数参加型)RPGと呼ばれるゲームがあり、多くのプレイヤーが壮大な世界で展開する物語をひとりの冒険者として楽しんでいる。一方、アクションの分野には、スポーツ系の『スカッとゴルフ パンヤ』や『エクストリームサッカー』、レース系の『とぅいんくる』や『クリスタルボーダー』などがある。このジャンルは、オンライン対戦でプレイヤーの腕前を競える点や、アバター機能による育成&着せ替え要素が人気を博している。この他にも、短時間で気軽にプレイできるカジュアルゲームやオンライン対戦麻雀など、PC1台で無数のゲームを楽しめるのだ。これだけの作品数がそろっていれば、好みのゲームも見つかるのでは?

 

R.O.H.A.N

▲現在オープンβテスト中のMMORPG『R.O.H.A.N』は、プレイヤーが力を合わせて自分たちの町を建設できるなど、一風変わったシステムが注目されているゲームだ。

 

 PCのオンラインゲームには、ふたつ目のポイントとして挙げた無料で楽しめるゲームが存在する。それは"アイテム課金制"という課金体系を採用している作品のこと。これらは公式サイトでユーザー登録を行い、クライアントソフト(接続プログラム)をダウンロードすれば、店頭でパッケージを購入しなくてもゲームの基本部分をプレイできる。そして、アイテム課金制のタイトルでは、ゲーム内で使える便利グッズやファッションアイテムを購入することで、より深く作品を楽しめるのだ。この課金システムは、昨今のオンラインゲーム市場で流行の形式となっている。その理由は、若年層のプレイヤーが月々のおこづかいと相談しながらファッションを楽しんだり、ゲームのプレイ時間が限定される社会人プレイヤーが獲得経験値倍増アイテムでサクサクレベルアップできるなど、ユーザーのプレイスタイルに合わせて"楽しみかたを選択できる"ためだ。もちろん、アイテムを購入しなければ、ずっと無料のままゲームに参加できるところもミソであろう。

 

ハンゲーム

ネットマーブル

▲『ハンゲーム』(左)や『ネットマーブル』(右)といったオンラインゲームポータルサイトには、さまざまな基本プレイ無料のゲームが登録されていて、同一のユーザーIDで全タイトルを楽しめるようになっている。

 

 3つ目のコミュニケーションに関して。オンラインゲームがスタンドアローンのゲームと決定的に異なるところは、他のプレイヤーと会話や動きによるコミュニケーションを楽しめる点。使い古された表現だが、オンラインゲーム上で出会うプレイヤーキャラクターは、すべて"現実世界に存在する誰か"の分身だ。いっしょに冒険をしたり、対戦で競い合ったり、オンラインゲームならではの楽しみを共有するためには、コミュニケーション機能が絶対に欠かせない。また、オンラインゲームの中には『Barvillage(バルビレッジ)』や『ときめきメモリアルONLINE』といった、他プレイヤーとのコミュニケーションこそが最大の楽しみと位置づけられたゲームもある。これらの作品には、充実したチャット機能やコミカルなエモーション機能など、会話が楽しくなる工夫が随所に凝らされている点に注目してほしい。8月10日より正式サービスが始まった『ダンジョンズ&ドラゴンズ・オンライン ストームリーチ』は、会話で物語を進行してゆく"テーブルトークRPG"のルールと世界観を題材にしているだけに、標準でボイスチャット機能が搭載されていたりもするぞ。PCのオンラインゲームは、コミュニケーションツールとしても非常に優秀なのだ。

 

バルビレッジ

▲『Barvillage』には冒険や戦闘などがないが、自分の"オウルベア"を操作して他のプレイヤーとコミカルなコミュニケーションを楽しめるぞ。

 

いま注目のオンラインRPGは?

 オンラインRPGの中には対戦要素に特化した『ファンタジーアース』、シングルプレイとマルチプレイの双方を楽しめる『ギルド ウォーズ』、世界的に大ヒットしている『World of Warcraft』など、多種多様なゲーム性と世界観を持つ作品がある。数あるオンラインRPGの中でも筆者がファミ通.com読者に注目してほしいのは、8月31日発売の『ファンタシースターユニバース』と、9月27日よりプレオープンテストが実施される『真・三國無双BB』だ。この2タイトルはゲームパッドでプレイできるアクションRPGであり、シリーズ前作が家庭用ゲーム機で大ヒットした作品。これからPC系オンラインゲームにチャレンジする家庭用ゲーム機ファンにとって、最適なセレクトになると思うぞ。


●オンラインゲームを遊ぶために必要なものは!?

 

 さて、実際にオンラインゲームをプレイするために必要なものはナニか? ひとつはゲーム本体を動かすためのPC、そしてインターネット接続環境、最後に課金手段だ。用意すべきPCは、『RED SONE』や『アラド戦記』、『メイプルストーリー』など、2DグラフィックでロースペックPC対応を謳ったタイトルならば、ノートPCや省スペースPCを含むほとんどのマシンで問題なく楽しめるだろう。しかし、プレイしたいゲームが『ファンタシースターユニバース』や『グラナド・エスパダ』といった、3Dグラフィックの最新大作タイトルとなると話は別。PCゲームはタイトルによってハードウェアに要求される性能がまちまちであるため、ハイクオリティーなゲームには必然的に高いPCスペックが求められるからだ。

 

ファンタシースターユニバース

▲発売日である8月31日の時点では、対応PCがもっとも高い描画性能を持つハードウェアとなる『ファンタシースターユニバース』。ぜひ高性能なマシンで美麗グラフィックを堪能したい。

 

 この"大規模な大作ゲームほど高スペックが必要"という点は、インターネット接続環境に関しても同様だが、ブロードバンド接続が広く普及している現在では、それぼど気にする必要はない。ただし、回線速度の速い環境ほど快適なゲームプレイに近づけることも確かだ。また、『真・三國無双BB』のように"プロバイダーを限定することで最適なゲーム環境をプレイヤーに提供する"特殊なタイトルが存在することも覚えておこう。もし、現在もナローバンドでがんばっている人には、ブロードバンドへの変更をおすすめしたい。

 

真・三國無双BB

▲『真・三國無双BB』はゲームプレイに最適な通信環境を確保するため、サービス提供プロバイダーをYahoo! BBに限定しているのだ。

 

 課金手段は、クレジットカードによる決済が最も一般的。しかし、クレジットカードは未成年のユーザーにとっては利用しづらく、情報流出などが事件として報道されている昨今は、オンラインゲームへの使用を躊躇してしまう人もいるかもしれない。そういったユーザーのために多くのオンラインゲームは、WebMoneyやNetCASHに代表される電子マネーサービスほか、多彩な決済手段を選択できる。対応している決算の方法はタイトルによってさまざまなので、自分の利用しやすい課金手段が使えるかどうかといった点も、ゲームを選択する際の指針のひとつとなるだろう。

 

 冒頭で記した、"オンラインゲームを楽しむために、クリアーしなければならないハードル"とは、主に上記の3点のこと。当サイト読者ならばインターネット接続可能であることを考えると、いちばんのネックは所有するPCのスペックだ。ここ2年以内に据え置き型のデスクトップPCを購入された方は、大抵のオンラインゲームをスグに楽しめると思うが、そうでない人も多いことだろう。中には「そろそろ買い替え時か……」と考えている人もいるのでは? そこで、第2回はPCのスペック不足にお悩みの方に向け、オンラインゲームを遊ぶためのPCを選択・購入する際のポイントを解説してみたいと思う。

 

[編集部・水田]

 

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