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たかはし智秋&崎元仁に直撃インタビュー! 『アヴァロンの鍵オンライン』2010公式テーマソング制作秘話?

2009/12/29

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●壮大なバラード曲の制作秘話……のはずが?

 

 GPコアエッジが運営するオンラインカードゲーム『アヴァロンの鍵オンライン』。本作は、セガの人気アーケードカードゲーム『アヴァロンの鍵』をベースに、ネットワーク対戦の要素を加えたPC向けのゲームだ。先日行われた発表会では、本作の“2010公式テーマソング”として、作曲家の崎元仁氏と、人気声優のたかはし智秋さんのコラボレーションによる壮大なバラードソング『明日への鍵』が作られたことが明かされた。

 その発表会に合わせて、ファミ通ドットコムでは崎元仁氏、たかはし智秋さんに直撃インタビューを決行。『明日への鍵』の制作秘話などについて伺った……のだが、たかはし智秋さんの楽しい人柄に吸い寄せられるようにインタビューもどんどんと賑やかな内容に……。そんな楽し気なインタビューを、現場の雰囲気そのままにお届けしよう。なお、たかはし智秋さんは衣装の準備などにより、インタビュー途中からの参加となり、冒頭は崎元仁氏おひとりへのインタビューとなるのでご了承いただきたい。

 

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崎元仁

 

作曲家。有限会社ベイシスケイプ代表取締役社長。代表作は、『伝説のオウガバトル』、『ファイナルファンタジーXII』など多数。ゲーム音楽のほか、アニメやCMなど幅広いジャンルで活躍中。

たかはし智秋

 

ゲーム、アニメ、海外ドラマの声優。『ヤッターマン』(オモッチャマ、ネエトン役)、『アイドルマスター』(三浦あずさ役)など。歌唱力の高さを活かした歌の仕事や、グラビアなどでも活躍中。


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――崎元さんがこのテーマソングを担当されることになったきっかけを教えてください。

崎元仁(以下、崎元) 以前、私が7年ほどまえに作曲したゲームのサウンドトラックを手掛けた担当さんが、『アヴァロンの鍵オンライン』のテーマソングの制作もご担当されていて、その方からお話をいただいたのがきっかけです。

 

――『アヴァロンの鍵オンライン』はご存知でしたか?

崎元 もともとアーケードゲーム版は名前を知っていました。ですが、遊んだことはなく、ゲームの内容については今回初めて知りましたね。

 

――『アヴァロンの鍵』のこれまでの曲は聴かれたのでしょうか?

崎元 たくさん聴いてしまうと影響を受けすぎてよくないかなと思い、雰囲気をつかむためだけに軽く聴きました。ゲームに対して音楽がどんなアプローチをしているのかということを知りたかったので、その立ち位置を外さないように確認したというイメージですね。

 

――楽曲の企画が動き出したのはいつごろだったんでしょう?

崎元 9月末くらいですかね。

ティームエンタテインメント 長谷川氏 社内でこの話が動き出して崎元さんにお願いをしたと思ったら、すぐに曲があがってきまして。事前にこの作品のために曲を作ってくれていたんじゃないかと思うほどの早さでした。

 

――あまり余裕のないスケジュールのように感じますが……?

崎元 いえ、私としてはそんなに短いという印象はありませんでした。もともと、今回のオファー内容も明確でしたので、非常に作りやすかったですね。

 

――なるほど。では、もともとのオーダーとして今回のバラード調のものがお願いされていたんですね。

崎元 そうですね。候補曲を複数作ることもなく、まったく迷わずに制作していきました。

 

――壮大な曲は崎元さんの得意とされるジャンルだと思いますが。

崎元 得意かどうかはよくわかりませんが、こういうものを要求されることが多いですね。本当は、私はテクノ系の人間なんです。でも、そういう仕事は全然来ないですね(笑)。そういう曲も地道にやってはいるんですが……。

 

――崎元さんご自身もシューティングゲームがお好きですよね。今後はシューティング系のお仕事が増えてほしいと?

崎元 そうですね。そういうゲームの曲もやりたいですねー。……って、この場所でそういうことを言っていいのかわかりませんが(笑)。

 

――(笑)。『明日への鍵』はゲーム内でどのように流れるのでしょうか?

GPコアエッジ広報氏 もともとは戦闘シーンで入れようと思っていたのですが、この曲の壮大さを活かせる場所はもっとあるんじゃないかと検討し直しているところです。

 

――歌の収録はいかがでしたか?

崎元 非常に楽しかったですよ。たかはしさんがとてもおもしろい方で(笑)。噂には聞いていたのですが、本当におもしろい方ですね。もともと歌がうまい方だということは音源を聞いてわかっていましたし、声優さんとしても売れている方でお名前も存じ上げていましたので、レコーディングも安心して見ていられました。休憩中はとにかく、すごくしゃべってくれて、幼稚園時代からいまに至るまで人生を語ってくれました(笑)。噺家系の方ですよね。キレイなイメージとは裏腹に(笑)。


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(たかはし智秋さんがインタビューの部屋へ登場!)

崎元 いまたかはしさんのお話をしていたんですよ。

たかはし智秋(以下、たかはし) 私の話? 何のお話ですか?

崎元 噺家っぽいと(笑)。

たかはし そうそう! ●福亭……って、おい! 声優ですよ!!

 

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――レコーディングは非常に楽しい雰囲気だったとお伺いしましたが。

たかはし そうですね。歌の世界観とはまったく違うお話を(笑)。「この人、こんな話をしながら、この歌を歌うの?」っていう感じでしたよね。

崎元 そうですね(笑)。休憩中に話をしていると、なんだかお酒を飲んでいるような雰囲気になってきて、なんでここにお酒がないんだと(笑)。

たかはし 崎元さんのご自宅にレコーディングスタジオがあるんですけど、そのスタジオの前の部屋にたっくさんお酒があるんですよ。だから、「え、ここ酒蔵!?」と。もうそれを見た時点でテンションが上がって(笑)。

 

――そのお酒はレコーディングが終わったあとに飲まれたんですか?

たかはし 私はそのあと別件があったので飲めなかったんですが、崎元さんや残ったスタッフの皆さんは飲まれたみたいですね。でも、勝手に次回呼んでいただこうかなと思っています。

崎元 ぜひぜひ飲みましょう。パパッとレコーディング終わらせて(笑)。

たかはし ぜひ! 何の話をしているんだっていうね(笑)。こんな人がこの歌を歌ってるなんて誰も想像しないと思いますよ(笑)。


――とても壮大な曲ですよね。たかはしさんが得意とされる曲だと思うのですが?

たかはし そうですね。キーもぴったりで、気持ちよく歌わせていただきました!

崎元 すごい練習してきてる感じでしたよね?

たかはし うーーーん……。

崎元 あれ?(笑)

たかはし あははははは(笑)。

 

崎元 練習してなかったですか?

たかはし 私には吸収のいい曲と悪い曲がありまして、3、4回聴いた時点で理解できる曲と、とても簡単な曲のはずなのに「たかはしさん、これ覚えられないの!?」と言われる曲があるんです。いわゆる“パンパパンフー(PPPH)”ができるような曲は一般的にわかりやすいと言われることが多いのですが、作曲家さんによってはとても歌いにくいものもあります。曲との相性もあるし。ホント作曲家さんの性格が出ますよね。崎元さんの曲は素直な旋律、素直な曲で……。いや、でも、こういうことを言うと、「じゃあ難しくしてやろうかな」と思われるかもしれないんですけど(笑)。

 

崎元 そんなヘンなことはしませんよ(笑)。

たかはし ヘンなことって何するんですか!(笑) いや、でも、素直に私のハートの中に入ってきた、とても素敵な曲でしたね。……って、何!? みんな、すごいヘンな空気で私を見ているんですけど(笑)。私、何か変なこと言いました?(笑)

崎元 いやー、おキレイなのにねえと(笑)。

たかはし “なのに”ってなんだよー! ひどいよー! って、笑うところじゃないよもう(笑)。

 

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――崎元さんは、たかはしさんに初めてお会いしたとき、人となりにビックリされましたか?

たかはし ビックリって(笑)。ふつうの女子ですよ!

崎元 おもしろい方だとは聞いていたのですが、予想以上でしたね(笑)。

 

――たかはしさんから崎元さんのイメージはいかがでしたか?

たかはし 以前、崎元さんの書いた曲を聴かせていただいたんですが、なんとなく気難しい作曲家さんなのかなと思っていたんです。知名度的にも。寡黙で、笑顔少なめみたいな(笑) でも、お会いしたら非常にジェントルマンな方で、「この方からあの曲が生まれるのかあ」と思いましたね。フレンドリーでやさしそうなフェイスと……でもマスクをされていたので怪しさは否めませんでしたが(笑)。

崎元 ちょっと風邪上がりだったので、うつすとマズいかなと(笑)。

たかはし 想像と違って正直ホッとしましたね。あとソフトタッチなこのボイス。「やさしさライセンスA級です」みたいな(笑)。

一同(笑)

たかはし ディレクションもやさしくて、緊張しないで歌えましたね。

 

――では、すぐに意気投合されましたか?

たかはし すぐに意気投合というわけでは……ないですよね?(笑)

崎元 そこまで話したわけではありませんので(笑)。でも、最初にちょっと打ち合わせしたときに、いきなり酒瓶に食いついていたのはうれしかったですね。スタジオが自宅の地下にあるのですが、そこに飲み残した瓶がいっぱいあるんですよ。

たかはし すっごいですよ。私、ブログに載せましたから。

崎元 あれ、危険なんですよ。20年モノとかありますから。封を開けてから20年(笑)

たかはし それ20年モノって言っていいのかな(笑)。とにかく、レコーディング時はテンションアゲアゲでした!

 

――お酒の前だとうれしくなるものですか?

たかはし 飲んじゃおうかなと思いましたね(笑)。レコーディング部屋とディレクションの部屋は別で、お互いの部屋が見えないので、ちょっと飲んでもわかんないよなって。

崎元 アルコール度数が高いお酒は大丈夫かもしれませんね。

たかはし ヤバイものもありましたよね(笑)。いや、開けませんでしたけど。ぜひ次回!

崎元 あれでも片づけたんですよ。新しいお酒を用意しておきますんで。

たかはし 楽しみにしてます。つぎは何年物があるのかって(笑)。

――たかはしさんのボトルキープをしたり(笑)。

たかはし ボトルキープいいな! やりたいですね。私、自分で持っていきますんで(笑)。


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――3月には、たかはしさん名義でCDも出されますね。

たかはし 以前、某誌の企画でElements Gardenさんのプロデュースで出させていただきましたが、今回のような壮大な曲でたかはし智秋名義で、きちっとコラボレーションさせていただくのは初めてですね。

 

――たかはしさんと言えば、レゲエやHip Hopもお好きらしいですね。

たかはし そうなんですよね。全然関係のないジャンルですけどね(笑)。

崎元 レゲエですか!

たかはし ええ。チェケラッチョって。「悪そうなヤツはだいたい友だち」です……ってわからないですよね。私は基本的に曲の世界観を大切にして歌いたいとつねに思っているんです。先ほど言った某誌で歌った曲は某誌のCMに合ったようなアゲアゲドンドンのパラパラ曲調でした。パチンコ屋さんで流れていそうな。なので、今回は『アヴァロンの鍵』の世界観に合った感じで歌わせていただきましたね。

 

――できあがった曲の仕上がりは崎元さんとして想像以上のものになりましたか?

崎元 すごくよかったですよ。おおよその予想はしていたのですが、それ以上にすばらしく歌っていただけて。さっき練習の話は濁していましたが、声を聴いた感じでは、けっこう練習をされてきたと思うんですよ。

たかはし そうかなあー(笑)。

一同(笑)

たかはし でも、もともと練習は好きなんですよ。歌もそうですけど、アフレコも。あ、私の本職は声優なので。

――もちろん存じてますよ(笑)。

たかはし はい。声のお仕事はよく絵に合わせてマイクに録ってチェックしているのですが、歌も練習するんです。今回の歌が覚えにくかったら何度も聞いて練習を重ねるんですが、先ほどお話したとおり、すぐに覚えられたんですよね。今回、レコーディングで歌っているときに歌詞をちょいちょい間違えちゃったんです。この歌詞を間違えるということは、私の中で歌いやすくてあまり練習をする必要がなかった部類に入るんですよね。だから、わりと、なんだろうな。うん。……(崎元さんに向かって)ありがとうございました。

一同(笑)

たかはし いや、素敵な曲をってことね(笑)。

崎元 じつは、たかはしさんともう1曲いっしょにやることになっているのですが、まだその曲は作っていないんです。曲の方針をこのまえ決め始めたばかりですから、いまなら声のいいところも得意そうな曲もわかったので、今度こそたかはしさんに合った曲をちゃんと……。

たかはし ちゃんとって(笑)。じゃあ、この『明日への鍵』はなんだったんですか(笑)。

崎元 いえ(笑)、優先順位を考えると『明日への鍵』は雰囲気重視だったので、つぎの曲はたかはしさん優先でパーソナリティーを活かしたようなものにしようと思います。

たかはし ああ、じゃあダンスホールレゲエが来るんですね! 「YO! エブリバディ、調子はどうよ」みたいな。絶対来ないって(笑)。

崎元 でも、本当にそんな感じにしようかなって。

たかはし お願いだからやめてください(笑)。

崎元 レゲエにはなりませんけど(笑)。でも、世界観を崩さずにたかはしさんのいいところを活かしたものができるんじゃないかなと思っています。

 

――その曲はどこで流れるものなんでしょうか?

ティームエンタテインメント 長谷川氏 3月発売予定のシングルCDに入るもう1曲になります。

――では、たかはしさんが曲の希望を出されれば、まだ間に合うわけですね。

たかはし そうですねー。でも私は、あくまで『アヴァロンの鍵』を盛り上げる役目なので。だって“悪そうなヤツが友だち”じゃダメでしょ(笑)。スタッフさんが『アヴァロンの鍵』のユーザーさんを“アヴァっ子”って呼んでいたので、私もぜひ、そう呼ばせていただきます! 全国のアヴァっ子たちはよい子じゃないとダメですよ(笑)。私にもいろいろな側面があると思うんですが、私の美しい部分を崎元さんには引き出していただきたいと思います。「キレイなお姉さんは好きですか?」的に。

崎元 髪の毛サラサラみたいな?

たかはし そうですそうです(笑)。

 

――(笑)。では最後に、本作のユーザーさん、ファミ通ドットコム読者におひとりずつメッセージをお願いします。

たかはし 『アヴァロンの鍵』が皆様のもとに帰ってくるということで、以前よりパワーアップしたゲームが楽しめると思います。そして、私の歌っている魂のこもった歌を楽しんでいただければ幸いですね。皆さん、ぜひ楽しみにしていてください!

崎元 今回はファンタジー系の曲で、わりと僕の得意なジャンルだと思っています。とくにたかはしさんの力もお借りして、ゲームを盛り上げる、そして雰囲気を膨らませられる曲を作れたのではないかと思っていますので、皆さんぜひゲームを遊んでみてください。

――ありがとうございました!

 

(取材・文章:T.M)


フォトギャラリー

 

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※『アヴァロンの鍵オンライン』の公式サイトはこちら


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