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自分だけのRPGができる“クリエイティブRPG”とは――『蒼空のフロンティア』制作発表会

2009/5/17

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●オンラインでみんなで作るRPG、はじまる

 

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 2009年5月17日、“クリエイティブRPG”『蒼空のフロンティア』の制作発表会が東京都西新宿の東放ミュージックカレッジ・クロスロードホールにて行われた。この、ちょっと聞きなれないジャンル“クリエイティブRPG”とはいったい!?

 

 壇上に現れて説明を行ったのは、チーフプロデューサーを務める雑賀寛氏とチーフディレクターの栗田真樹生氏。本作はダウンロード不要のブラウザーゲームとしてフロントメディアが開発し、フロンティアワークスが発売/運営を手掛けて提供されるのだが、現在一般的に言われる“RPG”と異なるのは、プレイヤーそれぞれがオーダーメイドでイラストやボイス、さらにはストーリーを手に入れられるということ。オンラインRPGやマルチ分岐が行われるRPGであっても、そのコンテンツはクリエーター側であらかじめ用意されたものであるのが“普通”だが、“クリエイティブRPG”では、シナリオやキャラクターボイス、イラストなどを有料で発注し、その結果がオリジナルのコンテンツとしてそれぞれのゲームに反映されるという。

 語弊があるかもしれないが敢えて近いものを探すとすると、テーブルトークRPGを連想してもらうとわかりやすいかもしれない。現に、本作でのシナリオライターはゲームマスターと呼ばれ、ある局面でのプレイヤーの行動を指定してその先のシナリオの発注を行い、結果がシナリオライターの手によって提供されることになる。これは一定のルールと設定が用意されて、プレイヤーが行動選択を行い、それに対してゲームマスターがその場限りのゲームのストーリーを随時生成していくという、テーブルトークRPGのプレイヤーとゲームマスターの関係性に酷似している。

 だが、テーブルトークRPGは関係者全員が集まって長時間かけてひとつのゲームセッションをプレイするのが通常で、当然ながら時間もかかるし、いいゲームをするには人を選ぶ。もちろん全員アマチュアだ。それに対して、オンライン上で行え、クリエーターを指定してプロの仕事を受け、一般的なRPGのようにイラストやボイスまでつけられるというわけだ。ちなみに本プロジェクトに参加するために契約したクリエーターは、ゲームマスター(シナリオライター)が約60名、イラストレーターが約500名、声優が約90名にもなるという。もちろん全員が熟練のプロというわけではなく、同人業界の人材や「これが初めての仕事になる」(後述する座談会より)声優などもいるようだが、依頼するかしないかはプレイヤー自身が決めること。また、発表会では詳細は明かされなかったが、発注前にWeb上でそのクリエーターの仕事のサンプルなども見ることができるようなので安心してほしい。

 

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▲発表の様子とスライドから。全体の構図は左から3番目の図を見るとわかりやすいだろう。


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▲ゲームシステムとしてはノベルライクなシナリオ部分とコンシューマーRPGライクな戦闘で構成され、シナリオ、イラスト、ボイスはプレイヤーがクリエーターを指定して依頼し、成果物がゲーム上に反映される。これらがすべてWeb上で一貫したシステムとして提供されるのが特徴。


 さて、その“クリエイティブRPG”第1弾となる『蒼空のフロンティア』。突如出現したという浮遊大陸を舞台に、各種の学園に通うプレイヤーが、大陸を開拓・冒険し、新しい国を築くというもの。学園モノやファンタジー・SFの要素を提示しておいて、あとはプレイヤーとクリエーターが想像力を発揮し、多様性が生まれるようになっている。正式サービスは6月開始の予定で、順次提供するサービスを追加していく予定。コンテンツの単価は1000円〜3000円程度を想定しているとのこと。

 また、発表会の後半には、一部NPCの声を演じる落合祐里香と、メインイラストを担当するFBCを交えた座談会や、主題歌『小さな翼』を歌うmaoによるライブなども行われた。

 

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▲共通する初期設定はあるが、その先はプレイヤーとクリエーターの産物だ。


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▲ベースとなるのは学園モノ。とはいえ魔法少女から世紀末まで幅広く、テイストはさまざま。また、プレイヤーキャラクターはそれぞれパートナーと呼ばれるお伴と組んで行動することになる。


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▲スライドにもあったキャラクターたち。本当にテイストがバラバラだが、よく考えてみると、自分のプレイで矛盾がなければ問題ないのだ。これは基本的にプレイヤーがクリアーまでに全世界をあまねく回っていく通常のRPGとは異なる点。


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ゲーム中の重要なNPCのボイスは落合祐里香や新谷良子などの人気声優が、メインイラストをFBCが、主題歌をmaoが手掛けるほか、吉成篤によってコミカライズも行われる。


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▲“手書きブログ”のシステムをビルトイン予定とのことで、サービスするPipa.jp代表取締役の川合和寛氏が登壇し、意気込みを語っていた。また、発表会場後方にはクリエーターとして参加予定のメンバー50名の姿も。

 

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▲作品への参加が初めてというメンバーへの言葉としては、「自分の持ち味・個性を理解したうえで楽しくやること」といったような趣旨のアドバイスが出ていた。


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▲前述の学園のなかでは世紀末風のものでプレイして、女番長になってみたいと語る落合に栗田氏から「声で演じてみてください」との無茶なオファーが。一瞬演技を考えたのち、「てめぇらちゃんと飯食ってるか!」と演じてくれました。


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▲maoは主題歌『小さな翼』のほか、『まめゴマ』エンディング曲『自転車にのって』など、全3曲を熱唱。


※『蒼空のフロンティア』ティザーサイトはこちら

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