携帯電話の方はファミ通MAXをご覧ください。

HOME> PC・ブラウザゲーム> 記事

片岡安祐美選手も応援に駆けつけた『プロ野球 ファミスタ オンライン3』大会が開催

2009/2/22

  • はてなブックマークに追加
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • この記事をつぶやく

●約13000人が参加した予選を勝ち抜いた猛者が激突

 

 2009年2月22日、神奈川県川崎市のアミューズメント施設“ナムコ ワンダーパーク ヒーローズベース”で、“第2回 ファミスタ オンライン 全国トーナメント”決勝大会が行われた。これは、NHN Japanが運営しているPCゲームポータルサイト、ハンゲームでサービス中のオンライン野球ゲーム『プロ野球 ファミスタ オンライン3』の公式大会。2009年1月16日〜2009年1月31日に行われ、総勢約13000人が参加したオンライン予選の上位16名に推薦枠を加えた22名の選手がトーナメントで激突した。
 



 1回戦、2回戦では実力差のある試合もあり、6回(試合は6回で終了)を待たずにコールド(10点差以上)になるケースもあったが、2008年8月24日に開催された“第1回 ファミスタ オンライン 全国トーナメント”で上位3位に入賞した強者が、すべて姿を消すという波乱の展開となった。それだけ今回の大会のレベルが上がっているということかもしれない。
 

 なお、昨年散見されたバッターボックスの前方に立って打つ打法はすっかり姿を消し、今年の大会ではバッターボックスの最後方、ホームベースぎりぎりに立って打つ打法が主流。これは、外角の出し入れで勝負するというピッチャー側で主流になっているスタイルに対応した打法なのかもしれない。後方に下がっているのは、球を少しでも長い時間見るためだろうか? 何しろ『プロ野球 ファミスタ オンライン3』のピッチャーの球は速く、多くの出場者が使用していたダルビッシュ有などは、まれに170キロを計測するくらいだ。また、先発させたピッチャーを最後まで使うスタイルも定着している。これは、試合が6回で終了するということと、ピッチャーのスタミナを回復する“ガソリンタンク”というアイテムが使用できることによる。なお、一般的にオンラインモードではホームランは出にくいと言われているが、今大会に出場した猛者たちはそんな定説はものともせずにホームランをかっ飛ばしていた。
 

▲すべての試合の実況と務めた、文化放送の名物アナウンサー、斉藤一美氏。本人が「口に脳みそがある」と語るように、実際の野球よりも数倍早いテンポで進む試合の実況を見事にこなした。この日、1日で30試合近くの実況を担当したがかなり消耗したことだろう。


▲1、2回戦終了時のトーナメント表。ブドウグミ選手が敗退しているように見えるが、これは間違い。

 
  準決勝出場枠を勝ち取ったのは、バランスを重視した編成をしたというヤッシーッ選手、「がんばります」とだけコメントしたスルメメダカ選手、投手力、守備力を基本戦略に据えたGA-NA-RI選手、「3位には入りたい」と控えめな様子のブドウグミ選手の4人。このあと、優勝をかけてハイレベルな試合を披露したが、そのまえに文化放送による公開録画が行われた。番組は“超!ONLINE STATION”。これはハンゲームで運営されているオンラインRPG『ARCHLORD(アークロード)』の情報をメインとした番組だが、『プロ野球 ファミスタ オンライン3』のコーナーも設けられている。収録された内容は2009年3月3日にオンエアされる。

 

 公開収録には、番組のパーソナリティを務める荻原秀樹、井澤詩織、ビューティーこくぶの3人が登場したほか、特別ゲストが登場。萩本欽一がオーナー兼監督を務めるクラブチーム、茨城ゴールデンゴールズに所属する片岡安祐美選手だ。

 

 片岡選手は茨城ゴールデンゴールズで活躍する傍ら、流通経済大学経済学部に通う22歳の現役女子大生でもある。2008年には第3回ワールドカップ女子野球の代表に選出され世界一に貢献するなど、クラブ外でも活躍し注目を集めている。
 

▲登場する際に名前を呼ばれ、「ハイ!」とスポーツ選手らしい元気な声で挨拶して現れた片岡選手。157センチメートル、47キログラムという小柄な体型で、「パワーをつけるためにもうちょっと太らなければいけない」と女性としては珍しい悩み(?)を抱えている。

 

  公開収録は、パーソナリティが片岡選手に質問する形で進行。野球が大好きな家族の元に育った片岡選手は、甲子園を見て「キラキラしていて、自分もああなりたい」と思ったのが野球選手を目指すきっかけになったとのこと。小学生時代から野球を始め、大学に入学してからも野球を続けたいと思っていたところ、受験に2回失敗。そんなときに萩本欽一に出会った。片岡選手に出会った萩本欽一は「こんな目を見たのはキムタク以来だ」と語り、片岡選手の入団が決まったという。
 

▲定番のネタ、ジャパネットたかたの高田明社長として登場したビューティーこくぶは、片岡選手に何故か持っているテレビの型を質問。小さいテレビを観ていることを聞くと、ジャパネットたかたから送ってあげると(勝手に)言ったり、置いてあったミネラルウォーターを法外な値段で売り込んだり、暴走していた。


▲左から、荻原秀樹、片岡安祐美選手、井澤詩織、ビューティーこくぶ。


 公開収録終了後、トーナメントが再開された。決勝に残ったのは、ブドウグミ選手とスルメメダカ選手。ブドウグミ選手は初回2ランホームラインなどの打棒でヤッシーッ選手を、ススメメダカ選手は全選手を北海道日本ハムファイターズの揃えたGA-NA-RI選手との投手戦をくだしての決勝進出だった。これまでの戦いぶりから、打力のブドウグミ選手と守備力のスルメメダカ選手の対決という事前の印象を持った。

 

 試合はこれまでと同じく6回で終了。ピッチャーは大会全般の傾向と同じく、どちらもダルビッシュ有という組み合わせとなった。決勝戦らしく、ピッチャーのスタミナが十分ある前半はしまった投手戦で進むのかと思いきや、初回に試合が動いた。1回表、ブドウグミ選手の打棒が火を噴き、2ランホームランとソロホームランの2打席連続ホームランが飛び出して、一気に3点を先取したのだ。170キロ近い直球とフォークボール、ツーシームを駆使する現実のダルビッシュ以上に難攻不落のピッチャーで、しかも決勝戦まで勝ち進んできた強者が操作している。そんな相手から2者連続ホームランをかっ飛ばすとは、ブドウグミ選手の打力、恐るべしだ。2回戦終了時には控えめなコメントを残し、やや頼りない印象を受けたブドウグミ選手だが、試合になると表情が一変。とたんに集中力が増したような印象を受けた。打席に選手がはいるとさらに集中力が増すような表情になり、ほとんどボール球を振らない選球眼のよさを見せる。そして来た好球を逆らわずに打ち、左右にホームランを打ち分けるのだ。相手からすれば、これほど恐ろしい選手はいない。
 


 3回裏、スルメメダカ選手がチャンスをつかんだ。2アウト、ランナー1、2塁。ここでスルメメダカ選手が打った打球はセンター方向に。滞空時間が長い、フライ性の打球を、ブドウグミ選手は最初、2塁手で追った。打球はブドウグミ選手の予想以上に伸び、急遽センターで追い直したときには間に合わなかった。結果はセンター前のポテンヒット。2塁ランナーがホームインした。1塁ランナーがホームインできる時間も十分にあったはずだが、スルメメダカ選手はアウトカウントを間違えたのか、ホームインできなかった。ブドウグミ選手は、最大のピンチを1点で切り抜けると、つぎの回となる4回表、いきなり先頭打者ホームランで先の1点をチャラにした。この3回裏、4回表の攻防が勝負の明暗を分けたように感じられた。
 

▲片岡選手が試合を解説。解説の経験はほとんどないとのことだが、斉藤アナウンサーに話を振られると、的確に答え、なかなか堂に入った様子。


 5回、両者は打力がアップする“ラッキーセブン”を使用したが、打球が正面をつき互いに無得点。勝負は最終回の6回に突入した。表攻撃のブドウグミ選手がまたチャンスをつかみ、2アウト、ランナー1、2塁。打順はダルビッシュだったが、この場面は今大会の戦い方を象徴する場面だった。ブドウグミ選手はピンチヒッターを告げずにダルビッシュを打席に立たせたのだ。結果は凡退して無得点となったが、これが『プロ野球 ファミスタ オンライン』大会での戦い方なのかもしれない。現実のプロ野球では、チャンスにピッチャーに打順が回ってきたら代打を出し、最終回にはストッパーを投入するのが普通だろう。いっぽう、この大会ではもっともいい投手を先発させ、それを最後まで使うというスタイルなのだ。

 

 6回裏、スルメメダカ選手は1アウト、ランナー1塁の形を作ったが、続くバッターがこの大会では珍しい見逃しの3振。最後の打者がダブルプレーを喫し、試合終了。ブドウグミ選手が約13000人の頂点に立った。

 

 今回の大会で見せてくれた強者たちの戦い方は、恐らく『プロ野球 ファミスタ オンライン3』の現在のバージョンと、現在の選手データ特有のものなのだろう。先発投手を最後まで引っ張るという特有の起用法も、ダルビッシュ有という強力なピッチャーが存在するが故の戦略かと思われる。次回行われる『プロ野球 ファミスタ オンライン3』(そのときには『4』になっているかもしれないが)の大会では、ゲームの最新バージョンの最新選手データに基づいた新しい戦い方が見られるに違いない。

 

※『プロ野球 ファミスタ オンライン3』の公式サイトはこちら
 

この記事の個別URL

ソーシャルブックマーク

  • はてなブックマークに追加
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • この記事をつぶやく

PC・ブラウザゲーム関連ニュース

ムービーもあります! 『MHF』シーズン8.0情報第3弾を公開

『モンスターハンター フロンティア オンライン』のシーズン8.0“氷撃、デュラガウア”の新情報第3弾が公開された。新ムービーとともに追加要素をチェックしよう。

RTSでオンラインRPG? アエリアの新作『バトルコロジー』がクローズドβテスターを募集開始

アエリアが4月1日に発表した新作『Soul Master』を『バトルコロジー』と改題し、クローズドβテスターの募集を開始した。

『MHF』期間限定クエストは剛種ラオシャンロン撃退

カプコンのオンライン専用ハンティングアクション『モンスターハンター フロンティア オンライン』において、2010年4月7日〜14日のあいだに行われる期間限定クエストが発表された。

立ち見が出る満員! 『AVA』大会リポート

ゲームオンのオンラインアクションシューティング『Alliance of Valiant Arms』のオフラインイベント“AVAれ祭り2010 ヒルズの陣”の模様をお届けする。

『MHF』シーズン8.0情報第2弾を公開、新モンスター“デュラガウア”の攻撃を警戒せよ!

『モンスターハンター フロンティア オンライン』の時期大型アップデート“氷撃、デュラガウア”新情報第2弾が公開された。怒り状態のデュラガウアの攻撃は要注意!

アエリア、新作はアニメ風のキャラクターデザインがかわいい『Soul Master』

アエリアが新作『Soul Master』の日本での独占配信権を獲得したことを発表した。日本での先行サービスが予定されている。

ゲームオン、『Luvinia Online』の日本運営権獲得を発表

ゲームオンが『Luvinia Online』の日本での独占ライセンス契約を締結したことを発表した。

『MHF』で新サービスとして“MHF リアンキット”が発売

カプコンの『モンスターハンター フロンティア オンライン』で、新サービスとして“MHF リアンキット”が発売されている。