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『ラグナロクオンライン』無料ワールド実装の真相を直撃インタビュー

2008/7/25

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●ワールド間の人数格差解消と新規ユーザーが集まることを狙った施策
 

 すでにお伝えしたように、2008年7月19日、ガンホー・オンライン・エンターテイメントが『ラグナロクオンライン』のイベント“ラグナロクオンライン ユーザーシンポジウム2008”が開催された。このイベントで、“構想中の革命的プラン”として、無料で遊べる新ワールドが登場予定であることが発表された。期間内に新規登録したアトラクションIDが必要となり、すべてのプレイヤーがレベル1の“ノービス”からのスタートとなること、無料期間が終了した後は、キャラクターなどのデータは既存ワールドのVerdandiへと引き継がれることなどが明らかにされたが、イベントでは明らかにされなかったことも多い。時期的に、韓国で基本プレイ料金無料でアイテム課金のワールドが実装されており、それとの関係も気になるところだ。そこで、ガンホー・オンライン・エンターテイメントにインタビューを敢行。発表会で壇上に上がった飯野平氏と、中村聡伸氏に話をうかがった。
 

▲ 第一マーケティング部 部長の飯野平氏。

▲第一マーケティング部 第一企画課、中村聡伸氏。


−−無料ワールド実装の経緯は?

 

飯野平氏(以下、飯野) もともとワールドを統合しようという計画がありました。これは、現実の問題としてワールド間で人数の格差が生じてしまっているという問題を解消するためで、2007年12月に発表しています。ところが、単純に複数のワールドをひとつにするという方法では難しいという考えにいたったのです。

 

−−なぜ難しいのでしょうか?

 

中村聡伸氏(以下、中村) もっともネックになったのは名前やギルド名のかぶりでした。ユーザーの皆様からの問い合わせも多くいただいています。実際に、長期間、愛着を持って使ってきた名前を変えることになったり、余計なものをつけることになったりしたらいやですよね。では、同じ名前の存在を認めるのかというと、人違いはもちろん、詐欺行為が横行する恐れもあるので、それもできません。発表して以降、半年が経ったのですが、多くのユーザー様に納得していただけるような解決案が出せませんでした。このまま、3ヵ月、半年と延び延びにしていいのかと思いまして、ではアプローチの方法を変えようということになりました。

 

飯野 私の希望として、この夏に新規のユーザーの皆様に向けた新しいワールドをオープンさせたいという思いもありました。

 

中村 もうひとつ、現在『ラグナロクオンライン』には24個のワールドがありまして、新規のユーザー様が別々のワールドで始めることになってしまうのです。これでは、同じくらいのレベルのお客様が集まる機会が少なくなってしまいます。そこで、新規のユーザーの皆様が集まってパーティープレイを楽しんでいただけるような新しいワールドを作れないか、という考えもありました。

 

飯野 人数格差も解消させたい、新規のユーザー様を集めたい、そろそろ新しいワールドが欲しい、さらに無料体験もできないかという考えがひとつになって、今回の試作が動いたのです。

 

−−韓国の無料ワールドとは関係がありますか?

 

飯野 韓国の無料ワールドとは別の、日本独自の施策です。発表のタイミングが近かったので、一部誤解されている向きがあるようですが、じつはまったく違うところから出たアイデアです。韓国の無料ワールドはアイテム課金ですが、日本の無料ワールドは、あくまでもワールド統合の代替案であり、新規のユーザー様をひとつのワールドに集めるための施策であり、そろそろ新しいワールドが欲しいという思いを実現させるためのものです。

 

中村 完全にワールドの仕様が違います。韓国の無料ワールドは、アイテムを買っていただいてプレイしていただくためにアイテムのドロップ率が調整されています。日本の無料ワールドは、”アリーナ”や”モンスターレース”などの一部が閉鎖されていたりするほかは、成長速度やアイテムのドロップ率などは既存のワールドと同じ仕様です。

 

−−無料期間は?

 

中村 2008年7月24日から2008年9月2日までです。期間中に取得したアカウントは無料ワールドに入れるようになります。期間終了とともに、既存のVerdandiワールドと統合します。

 

−−新規アカウントが集まることで特別なイベント、キャンペーンは考えていますか?

 

飯野 今回の無料ワールドに合わせた企画というわけではないのですが、すでに『ラグナロクオンライン』を楽しんでいる方にも経験値1.5倍などのサマーキャンペーンなどお楽しみいただける要素を実施しております。また、2008年4月の下旬に”冒険者アカデミー”を実装しました。逆に、これを実装したことが無料ワールドで活きるのではないかと我々は考えています。

 

中村 ”冒険者アカデミー”は、「ゲームに入ってみたが、何をしていいかわからない」というご不満を解消するために導入した、新規のユーザー様に向けた学校のようなものです。これを導入していたことで、無料ワールドに入ってこられた新規のユーザーの皆様が、スムーズにゲームの世界に入ってこられるようになると思います。人が集まりやすい場所ですので、コミュニケーションの場としても活用できます。

 

−−無料ワールド発表に対するユーザーの反応は?

 

中村 おおむね、前向きな施策としてご評価いただいています。ただし、「ワールド統合自体はなくなったの?」というお問い合わせはいただいています。

 

飯野 ワールド統合は完全になくなったわけではありません。一時中止と考えていただければと思います。

 

−−今後、ほかのワールドに波及させる可能性はありますか?

 

飯野 もちろん、今回、一定の成果が出た場合はほかのワールドでの実施を検討します。
 

 

※『ラグナロクオンライン』の公式サイトはこちら
 

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